インスピレーションが湧いてくる50のクリエイティブなフェイスブックカバー

inspirational facebook cover images

ある朝、誰かからの電話で目を覚ます。電話の向こうの誰かは、ビル広告を無料で出しませんかと告げてくる――そんなシーンをイメージしてみましょう。そのビル広告には何を載せるのも自由です。あなたの芸術の最新作でも良いでしょうし、ブログへのリンクや、伝えたいメッセージでも良いでしょう。そんなチャンスを、実は誰もが既に持っているとしたら?

あなたのFacebookページのカバーがそれです。あなたのページを訪れた人が最初に見るのがこのFacebookページのカバーであり、その内容によっては興味をもってもらうこともできるはず。そんなFacebookカバーの好例を見ていきましょう。

01. グラデーションを作る

Facebook cover artist

Facebookのカバーがビル広告のようなものだとしたら、もちろん最初に思うのはあなた自身を広告にすることでしょう。例えばSandra Dieckmannは、自身の最新作を用いて常にカバーをアップデートしています。これにより、彼女の能力を存分に伝えることができているのです。謙虚になりすぎる必要はありません。

02. サービスや商品の実物を載せる

Facebook cover advertising product

例えばPrinted.comは、最新のウェディングコレクションを掲載しています。これにより、この会社にサービスを依頼した場合にどういったものが手に入るのかということも分かりやすくなっているのです。

03. プロフィール写真と全体像

Combined Profile picture and Facebook cover

Facebookページのデザインということを考えるに当たっては、プロフィール写真とカバーを独立させることもできますし、一体化させることもできます。例えばThe Creators Projectのページを見てみると、プロフィール写真が大きな写真の一部のようになっていることが分かります。

04. 色使いの工夫

Brand color Facebook cover photo

より良いデザインのためには色使いを考えることが大切であることは言うまでもなく、それはFacebookのカバーについても例外ではありません。特定の色をフィーチャーしてその他の色は抑えるというようにすることで、注目させたいところに注目させることができるようになります。例えばBoaston Societyは、明るい黄色を主役の色として用いることで、注目点を生み出しています。

05. ダイレクトに

Simple and direct Facebook cover

伝えたい明確なメッセージがある場合には、ただそれを掲載するというのもアリです。George&Harrisonもそうしたシンプルな手法を用いており、これによって簡潔に彼らが何者であるかということを伝えつつ、もっと知りたいと思わせることにも成功しています。

06. 仕事道具

Simple flatlay cover photo Facebook

クリエイティブさをアピールするなら、自分が普段仕事で使っている道具を掲載するというのはどうでしょうか。これによって、あなたがどんな風に仕事をしているのかというようなことも垣間見えるようになり、より親近感を与えることができます。例えばDaniel Patrick Simmonsの例を見てみると、色々と分かってくることがあるのではないでしょうか。

07. 絵を描く

Creative Facebook cover

デザインというと洗練されたコンピュータグラフィックがイメージされるものですが、もちろん紙から生まれるデザインだってあります。そのようなデザインをカバーとして活用するのも個性的で良さそうです。D&ADはまさにその好例であると言えるでしょう。

08. グラデーション

Gradient Facebook cover

グラデーションを用いるというのはここ最近また人気が高まってきている手法ですが、これはそのグラデーションの中でブランドカラーを表現することが容易であるからです。例えばSlingshotは、躍動的で楽しげな色使いをグラデーションで表現することにより、ロゴやアプリアイコンと紐付けることにも成功しています。

09. 色々と見せる

Product display Facebook cover

小売販売を行う事業のためのカバーということを考えてみると、商品を実際に見せてしまうというのもひとつの手だと言えるでしょう。NoteMakerはオンラインの文房具ショップで、人気商品を掲載したものをFacebookページのカバーとしています。それぞれの道具の色もグラデーションになるように配置されていて、白地の背景のために『うるさい』印象にもなっていません。

10. シーンを作る

Storytelling Facebook cover

EPar Studioは、それぞれの道具が使われているところをシーンとして収めることでカバーページの表現としています。また、プロフィール写真とカバー写真の間に関節的な繋がりが生まれているところもポイントです。

11. シンボルで遊ぶ

Icon illustration Facebook cover

シンボルを用いることで、何らかのアイデアやブランドの価値、感情などを表現することができます。The Good Twinは自然に関するシンボルを用いることで、ブランドが自然を大切にしていること、そしてオーガニックであることを大切にしていることを表現しています。

12. 行動喚起

Call to action Facebook cover

その広告などの内容に対して、何らかの行動を反応として起こさせるのが行動喚起(CTA)というものです。これをFacebookで用いることで、ビジネスや商品のプロモーションを効果的に行うことができる場合もあるでしょう。例えばSquarespaceのFacebookページでは、ウェブサイトへの来訪とデザインを喚起するようになっています。

13. 写真とブランディング

Branded Facebook cover

ブランディングと写真を組み合わせてみたことはあるでしょうか。上手に融合することができれば、ビジュアル的にも美しく、かつプロフェッショナルらしさを感じられるイメージを作ることも可能です。例えばSouthbank Centreの例を見てみると、ブランディングにおけるパターン(模様)と、そこで用いられている色やロゴタイプを写真に組み合わせることで、見た人にイメージを伝えやすくしているのです。

14. 数より質

Beautiful creative Facebook cover

ついつい自分の傑作をたくさんの載せたくなり、そのためにどれも目が留まらなくなってしまうということもあります。コラージュなどによって解消する方法もありますが、一方で本当に自分が誇れる作品だけを掲載するという方法も一考に値すると言えるでしょう。Natalie Fossがその手法を実践している好例で、それぞれの作品に充分な余白を与えながら、限られた作品だけを目立たせることに成功しています。

15. チームの紹介

Team photo Facebook cover

誇るべき最高のチームを有している――ならば、そのチームを写真に載せるのも良いでしょう。例えばRobot Foodはチームの集合写真を見せることで、より親近感を抱かせながら、それぞれのメンバーの個性を意識させています。

16. 文字に語らせる

Typography Facebook cover

タイポグラフィは活用しやすい武器のうちのひとつで、特にカバー写真では効果的になります。タイポグラフィのデザインだけで充分に価値観やイメージを伝えることができる場合もあるのです。Deus Ex Machina Motorcyclesのページを見てみると、そのラフで男らしい、しかし機能的な雰囲気が、文字からも伝わってくるようです。

17. 間接的に伝える

Subtle message Facebook cover

直接的にメッセージを伝えるだけがコミュニケーションではありません。Branding Magazineの例を見てみると、第何号であるかを表示しながら、デザイナーやインタビュー相手がその文字の中に表現されています。コンパクトながら効果的なデザインで、文字による付加情報も必要ありません。

18. ブランドを補う

Product Facebook cover

Mr.MaskingTapeのページは、様々な模様や色のコラージュの中に『作ることは楽しい』というメッセージが入れられていて、非常に派手に見える一方、そのブランドの価値観が余すところなく表現されてもいます。このように、色使いを限定したりレイアウトをミニマル化したりすることが必ずしも最善ではない場合もあるのです。

19. 並べる

Magazine layout Facebook cover

多くの人に見てもらうことを意識してFacebookのカバーを作るなら、あなたの仕事内容をちょっと見せられるようなものを作ってみてはどうでしょう。Offscreen Magazineは、最新号の一部を『チラ見せ』することで興味を引くという手法を用いています。驚くほどシンプルなやり方ですがそれだけに効果的です。

20. テクスチャを足す

Paint texture creative Facebook cover

質感のある画像や写真を使うと非常に効果的で、特にそのページのコンテンツに沿ったものであれば尚良しと言えます。Tanya Shatsevaのページでは、複数の絵の具の色が用いられており、彼女の芸術作品をイメージさせると同時に魅力的で見た目に面白いカバーになっています。

21. 違いを見せつける

Bold bright creative unique Facebook cover

他よりも目立つために大切なこととして、違いを見せるという点があります。例えばThe Institute of Contemporary Artは、あまり見ない色の組み合わせやシャープで角の鋭い図形を組み合わせることで、ダイナミックかつ予想外のデザインを生み出しています。

22. 文字を大きくすればメッセージも大きくなる

Font message Facebook cover

大胆なメッセージには大きな文字が似合います。例えばPeople of Printは、そのメインとなるメッセージを大きく表示することでヒエラルキー上でも上位に置き、会社がどういうものであるかを効果的に伝えています。分かりやすく声を大にして伝えられたメッセージは、ストレートに理解されるものなのです。

23. 正しくバランスをとる

Visually balanced Facebook cover

デザインを行う上では、バランスというものがとても大切です。Facebookのカバーでも、自分の写真やページ名、ページの説明といった要素が、バランス良く配置されていなければいけません。Kaleidoscope Blogのページを見てみると、まずは写真に目が行き、それから他の要素に目線が流れるというように、全体のバランスが計算されていることが分かります。

24. 顔をデザインに取り入れる

Portrait photo Facebook cover

有名人のためのデザインを行うことを考える場合、その顔をデザインに取り入れるのが良いでしょう。企業名やサービス名などに顔を与えることができ、印象に残りやすいページを作ることができます。このMERCのページの場合も、人物の顔とその企業名を紐付けることで印象的なページを生み出しています。

25. 色で分ける

Color block Facebook photo

色の組み合わせによって、特定の色が『浮き出て』見えることがあります。それを再現する手っ取り早い方法が、色をブロックで分けてしまうというものです。このAïshtiのページでは、ブランドのシグニチャーカラーであるオレンジを目立たせるため、それと対称的に黒のカラーブロックになるような写真を用いています。しかしその黒の写真の中でもオレンジ色が効果的に使われているところがポイントです。

26. 複雑になりすぎないようにする

Simple Facebook cover

効果的なデザインが常に派手であるとは限りません。要素を少なくすることで、それだけ効果的なデザインを実現することもできるのです。例えばThe Jealous Curatorのページを見てみると、ロゴとタグラインしか表示されていませんが、確かにそれだけで充分に伝わると言えるでしょう。

27. 模様を使ってみる

Pattern texture Facebook cover

いくつかの模様やパターンをデザインの中で組み合わせてみるというのも良いでしょう。適切にパターンを組み合わせることができれば、効果的なデザインとなる場合もあります。Makrはその代表例と言えそうです。

28. 長方形に縛られない

Photo grid Facebook cover

Facebookのカバーは長方形の形をしていますが、それに合わせてデザインしなければいけないというわけではありません。例えばUNiDAYSのように、菱形を組み合わせてコラージュを作るというのもひとつの手です。

29. ムードを作り出す

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仕事に独自のムードや雰囲気を持つという場合、それを再現してみましょう。Seaside Spiritの例を見てみると、落ち着いて穏やかなムードが漂ってくるのが分かります。そしてそれは、彼自身のアートそのものを表しているものでもあるのです。

30. 色のサンプリング

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写真とデザインを組み合わせる上で、写真に使われている色を使って別のところの要素を限定するという方法があります。写真の中から色を直接サンプリングし、それを活用したデザインをすることで、クリーンかつ統一感のある見た目が生まれるのです。ちょうど、Brit + Coのように。

31. 自己紹介をする

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あなたのFacebookページは、あなたを知る人が最初に見る画像になることもあります。つまり、そこで自己紹介をするというのも良いアイデアです。例えばStudio AIRPORTは、チームやそのメンバーの名前、ブランドマークなどが掲載されていて、ひとつのバイオグラフィとして機能しており、同時にビジネスにおける目的なども余すところなく網羅されています。

32. ブランドを前面に押し出す

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The Cleaver Quarterlyは、ブランドのシグニチャーをプロフィール写真として活用し、カバー画像にはそのブランドマークを大胆に配置することで、記憶に残りやすいカバーデザインを実現しています。

33. 小さなギャラリーとして

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ひとつのカバー画像で複数の画像を見せたいという場合には、ギャラリーのようにレイアウトを工夫するすると良いでしょう。The Sea Lifeは写真をグリッド上に配置することでこれを実現しています。

34. 色彩理論の活用

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ご存知の通り、デザインにおいて色はとても重要な役割を担っています。そのポテンシャルを最大限に活かすため、色彩理論を活用して色を決めるというのも良い方法です。例えばFolk Wellness Co.は、色の組み合わせを工夫することでワクワクするような、それでいて信頼感のあるデザインを生み出しています。

35. 色を重ねる

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Christian Pannickeのこのカバーページでは、彼のシグニチャーカラーを前面に押し出しています。彼が手がけたデザインの上に色を付ける形になっており、彼のブランドとしてのひとつのまとまりが表現されているのです。このように、特定の色を透過して全体に配置するというのも一度試してみると良いでしょう。

36. 形を整える

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幾何学的デザインを用いるというのはシンプルな手法ですが、やはり効果的であることは否めません。AndyWestfaceの例のように、幾何学的図形を組み合わせるとページの見た目が良くなるだけで無く、場合によってはそのスタイルに適したデザインを生み出すこともできるでしょう。

37. 余白を取る

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デザインに余白を持たせることはぜひ考慮するべき要素です。特に複雑なデザインになるときには、余白が『息抜き』のようにもなるでしょう。J.Crewのデザインを見てみると、左側に一切デザイン的要素を配置していないことで、全体のデザインが複雑になりすぎることを避け、自然に目線が被写体へと向くように計算されています。

38. 要素を小さくまとめる

38.GoodThingsSmallPackage-tb-800x0

文字を常に大きく表示しなければいけないということはありません。VSCOのように、小さな文字でも配置を工夫することで、シンプルながら力強いビジュアルを生み出す要素とすることができるのです。

39. ラフさとスムーズさの融合

39.RoughSmooth-tb-800x0

Kapke & Co.は、シャープで滑らかな形やフォントと、粗っぽくオーガニックな雰囲気のフォントを組み合わせています。しかし互いに効果を損なうことなく、むしろ融合してひとつのデザインとして完成していることが分かるでしょう。

40. 言葉にする

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伝えたいことがあるなら言葉にしなければなりません。それをFacebookページのカバーにしてはどうかというのは当然の発想でもあります。Brain Pickingsもそのようにして、独特の魅力的なメッセージを伝える場としてFacebookのカバーを利用しているのです。

41. 文字を隠す

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写真と一緒に文字を使う場合、その文字の一部を写真の被写体に隠させることで、奥行きを表現することができます。Free Peopleが用いているのがこの手法で、モデルを前面に押し出しながら文字を隠すことでモデルを飛び立たせることに成功すると同時に、ブランド名も結果として目立つようになっているのです。

42. 要素を並べて写真を撮る

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テーブルの上にものを配置してその写真を撮るという手法が最近人気になってきているのは、これにより様々なことを表現できるからです。どういったものを写真に収めるかということを考えていけば、どんなムードやアイデアも表すことができます。Design Surplusの場合、燃えたマッチや帽子などを入れることで、どことなくウエスタンな雰囲気になっています。

43. クリーンな見た目を意識する

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これもテーブル上にものを配置するという手法を用いていますが、クリーンでフェミニンな印象になっている点でDesign Surplusとは異なっています。

44. 承認印

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スタンプが押されているものはオフィシャルな雰囲気があるものですが、CMYFのカバーではその印象を活用しています。スタンプという異なる質感をプラスすることで面白さが生まれると共に、本物らしさや信頼感をも表現しているのです。

45. 道を作る

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デザインを見る人の目線を自然に誘導するというのもポイントです。Mohawk Felt & Wireは、黒線を動線として配置することで、様々なポイントに自然に注目させることに成功しています。

46. 別視点から見る

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ブランドやその商品を別の見方で紹介すると、記憶に残りやすく、かつ効果的なデザインとなることもあります。例えばFree Typographyは、印刷機のフォントをカバーとして用いており、タイポグラフィの起源を感じさせると共にユーモアも表現しています。

47. 道を示す

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ローカルに根ざした仕事をしている場合や、あなたがどこで仕事をしているかを見せたい場合、あなたの仕事場を表すマップをカバーとすることもできるでしょう。World Design Capital Cape Town 2014のページのように活用すれば、見た目も機能性も完璧なカバーになります。

48. 3Dにする

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San Francisco Design Weekの例から分かる通り、立体的なデザインはそれだけで効果的です。影の付け方やハイライトの仕方を工夫して、『触れられそうな』デザインを作ってみましょう。

49. 商品を前面に押し出す

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Tattlyのように、自社製品やサービスを前面に押し出したカバーもアリです。Tattlyの場合は、商品であるタトゥーを押し出すと共にブランドマークも強調することで、まさに一石二鳥の効果を生み出しています。

50. モノクロは失敗しない

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モノクロのデザインは、いつでも洗練された印象を与えることができる、『外さない』選択です。The Selvedge Yardの例を見ても分かるように、躍動的な写真とダイナミックな文字を組み合わせて白黒で表現することで、非常に効果的なデザインを生み出すこともできるのです。

このように、Facebookのカバーをデザインする上では、色々なことを考えて様々なことを試していくことが大切になります。特にこうしなければいけないというようなルールがあるわけでもなく、時には悩みに悩んで決断をしなければいけないというようなこともあるでしょう。

大切なのは、自分のブランドがどういうものであるかということを知ること、そして何を伝えたいのかを明確にすることです。そうすれば、デザインによって何を表現するべきであるかも分かってきますし、そのためにフォントを大きくするべきか小さくするべきかといったようなことも自ずと分かってくるはずです。

デザイン作成の切り札