無料ではじめられるマーケティングツール9選

9 free marketing tools that can help your business featured image

あなたがどれほど熟練したマーケッターであったとしても、正しいツールを使わなければ効果的にマーケティングを行うことはできず、製品やサービスを理想的な顧客まで届けることはできません。

しかし幸いなことに、そういった有用なマーケティングツールには無料のものも多く存在します。以下、あなたのビジネスをひとつレベルアップできる、素敵な無料のマーケティングツールを9つご紹介しましょう。

Canva

Canva homepage, 9 free marketing tools

マーケティングで用いる画像を作成しシェアするとなれば、Canvaよりも優れたサービスは無いと言っても良いでしょう。

使いやすいデザインプラットフォームを備えているCanvaでは、事業に合わせて様々なグラフィックを作成することができ、ソーシャルメディアの画像やマーケティングに使うパンフレット、フライヤー、名刺、プレゼンテーション、ウェブのバナーまであらゆる用途に対応したテンプレートも利用できます。

Canvaの使い方の説明として、ブランドのInstagramアカウントに使う画像を作成したい場合を説明しましょう。まず、CanvaのInstagram Postテンプレートを開きます。ピンとくるテンプレートを見つけたら、そのテンプレートを編集しましょう。画像を入れ替えたり、レイアウトやバックグラウンドを変更したり、フォントを調整したり、アイコンやイラスト、フレームなどの要素を追加したりできます。操作もドラッグ・アンド・ドロップで簡単です。

Canva Instagram post

テンプレートの中に自分に合ったものがないと感じられる場合、デザインを一から作ることもできます。その場合はCanvaのホームページから、"Create Design"を開きましょう。するとサイドバーツールを確認できます。これを使って画像を作り出していきましょう。

Canva create page, 9 free marketing tools

マーケティングを行う上でCanvaを最大限に利用したいという場合、Canva Proというプログラムもあります。これを用いると、ソーシャルメディアのアカウントにリンクしたり、マーケティング画像をプラットフォームからそのまま投稿したりすることもできます。

Canva Proは月額制ですが、フリートライアルを使えば30日間、無料で体験することができます。

Buffer

Buffer home page, 9 free marketing tools

効果的なマーケティングを行う上では、オーディエンスと繋がり、ブランドとしてのメッセージを複数のプラットフォームに届けていくことが重要になります。しかし、様々なソーシャルメディアプラットフォームで、リアルタイムに投稿をするというのは非常に手間のかかることです。Bufferは、これを解決してくれるサービスです。

Bufferは、ソーシャルメディアのマーケティングツールで、複数のソーシャルメディアアカウントを管理し、その投稿をスケジューリングすることのできるツールです。

使い方もシンプルで、ソーシャルメディアアカウントを紐付けしたら、投稿内容を作成し、どのプラットフォームにいつ投稿するかを決めるだけです。これをQueueに追加すると、Bufferが自動的にそのスケジュールに従った投稿をしてくれます。

Buffer Social Media Scheduling Options, 9 free marketing tools

ソーシャルメディアのコンテンツを事前に投稿用意しておくことができるため、ソーシャルメディア戦略をより綿密に計画することができます。また、大量の投稿をスケジューリングできることから、マーケティングにおける時間の削減が可能なだけでなく、重要な投稿をうっかり忘れてしまうというようなこともないのです。

Bufferには分析ツールもあり、それぞれの投稿について重要な情報を確認することもできます。これにより、投稿がどのようなパフォーマンスを発揮したかということを確認した上で、ソーシャルメディア戦略をそれに応じて調整しながら最大限の効果を狙うこともできるようになるのです。

Buffer social media analytics tool

Bufferの無料アカウントでは、ひとつのユーザーについて、ソーシャルメディアアカウントを3つまで紐付けすることができます。アカウントを更に追加したい場合や、チーム内の人員にアカウントへのアクセスを許可したい場合には、有料プラン(月額15ドル)もあります。

IFTTT

IFTTT home page, 9 free marketing tools

マーケティングの効果を最大限発揮できるようにしたいなら、マーケティング戦略における様々な要素が調和しているようでなければなりません。

IFTTT(if this, then thatの略。これならそれ、の意)は、ビジネスにおける様々な機能を自動化することで、統一されたマーケティング戦略をシンプルに行えるようにするためのツールです。アプリやソフトウェア(IFTTTではServices/サービスと呼ばれるもの)を統合することで、ユーザー独自のAppletを作成し、これにより様々なサービスを紐付けることができるのです。作成したAppletでは、特定のトリガーに対して特定の反応を返すように設定したりすることができます。

例えば、「ウェブサイトにブログを投稿した場合、Twitterページにリンクを投稿する」というようにAppletを設定しておいたり、「新しいメール購読者を得たら、Google Spreadsheetに情報を追加してトラック可能にする」というようなことを自動化しておくことができるのです。

IFFTTT Applet 2, 9 free marketing tools

IFTTTを用いることで、様々なアプリやソフトウェアの挙動を自動化することができ、手動で操作や設定を行う手間を省くことができます。これはもちろん時間の削減になりますし、それだけ他の活動に注力することもできるようになるでしょう。

現在、IFTTTが統合しているサービスは600以上です。BufferやMailChimp、Salesforceといったマーケティングツールの他、Google DriveやDropbox、Slackなどにも対応しています。IFTTTでは、その他GoogleAssistantやiPhone Remindersのようなモバイルテクノロジーも統合できます。

SurveyMonkey

Surveymonkey home page, 9 free marketing tools

効果的にマーケティングを行う上では、オーディエンスに直接意見を聞き、その上でどのようにマーケティングを展開していくべきか、ということを考えるのが大切です。そうした手法のうちのひとつとして、調査を行うというのは理想的なデモグラフィックから重要な情報を得るためによく用いられるものであると言えるでしょう。

SurveyMonekyは、「世界で最も人気な、無料オンライン調査ツール」であると言えるでしょう。非常に細かい調査を実施することができ、それを様々なプラットフォームでターゲットに届けることができるのです。

SurveyMonkey mobile survey, 9 free marketing tools

オーディエンスに対して何か特定の聞きたいことがある場合、必要な調査内容や質問内容を一から作ることもできます。調査の名前と調査のカテゴリーを決めて、プラットフォームに質問を入力すればOKです。あるいは、SurveyMonekyには100以上のテンプレートが保有されているデータベースがあるため、そこから使えそうなテンプレートを使うということもできます。

SurveyMonkey templates, 9 free marketing tools

調査するべき内容をまとめたら、その見た目やちょっとしたデザインをアレンジすることもできます。ロゴを加えたりデザインテーマを選んだりすることで、ブランディングに合った調査を行うことができるのです。

Survey Monkey Themes, 9 free marketing tools

調査のデザインが完了したら、調査の送信方法と回収方法を決めることができます。それが終わればあとは結果が返ってくるのを待つだけです。顧客から直接情報を得ることができるため、それを用いればマーケティングを有利に展開することもできるでしょう。

SurveyMonkey survey responses

MailChimp

mailchimp home page, 9 free marketing tools

電子メールも効果的なマーケティング戦術のうちのひとつです。Salesforceによれば、メールを用いたマーケティングにおける投資のリターンは平均で3,800%となっており、こうした統計からもこのタイプのマーケティングが非常に有用であることが分かります。難点は、そのノウハウを学ぶことが難しいということ、そしてお金が掛かるということです。

そこでMailChimpの出番です。様々な要素をお手軽に組み合わせて、好みのレイアウトを作成することができます。登録者にメールを送信する際、それぞれの要素をカスタマイズすることもできるのです。

Mailchimp design platform, 9 free marketing tools

送信するメールを作成したら、メールリストをアップロードすることで、登録者にメールを一斉配信することができます。メールが送信されたら、分析レポートにアクセスすることもできます。ここからはメールの開封率などを確認できるため、更に効果的なキャンペーンを打ち出していくヒントを得られるかもしれません。

MailChimpのフリーアカウントでは、毎月最大12,000メールを、2,000人にまで送ることができます。とりあえずメールを使ったマーケティングを始めてみるという段階なら、これで充分と言えるでしょう。もしも送信リストが多くなったり、メールを大量に送る必要が出てきたなら、有料版にアップグレードすればOKです。

Trello

Trello home page

マーケティング戦略を成功させたいなら、何をするべきか、今何が起こっているのかといったことを、繋がっているプロジェクトと横断的に管理することが大切になります。それぞれのタスクについての責任者が誰であるか、締め切りはいつか、プロジェクトがどの程度進んでいるのかなどが管理できていなければ、成功は望めないからです。

Trelloはそんな場合に使えるプロジェクトマネジメントツールで、それぞれの活動の進捗度を簡単に確認することができます。Trelloを使う上では、以下の4つの用語を覚えておくと良いでしょう。

  • Bards(ボード):それぞれのプロジェクトについてボードを作成し、これをハブとしてプロジェクト内のタスクなどを管理できます。
  • Cards(カード):プロジェクトにおける個々のタスクやアイデアについてはカードを作成できます。例えば、チームでのブレインストーミングで出たアイデアや、締め切りのあるタスクなどのカードを作成すると良いでしょう。それぞれのカードには、必要な情報を追加することができます。後は締め切りを設定し、カードをチームのメンバーに振り分ければOKです。
  • Lists(リスト):リストではカードを整頓し、プロジェクトの進行度を確認することができます。例えばTrelloのボードを使ってマーケティングのプロジェクトを行う場合で、それぞれのカードにはチームの人員に割り当てたブログ投稿がタスクとして記載されているとしましょう。このとき、「ブログ投稿のアイデア」というようなリストを作っておけば、メンバーがカードを作成することで、そのタスクがまだアイデア段階であることが分かります。カードをリスト間で動かせば、プロジェクトでの進行度を表すことができます。
  • Menu(メニュー):Trelloボードの右側にあるメニューでは、カードをフィルタリングしたり、チームメンバーを管理したり、設定を変更したり、ボードのアクティビティフィードを監視したりすることができます。
Active Trello board

カードをボード間で動かすことができるため、見た目としても進行度が分かりやすいというのがTrelloの特徴です。更にボードやリスト、カードの作成数にも制限はありません。どれだけ多くのプロジェクトを平行して動かすような場合でも、Trelloを開くだけでその進捗を一目で確認することができるのです。

Googleキーワードプランナー

Google Ads home page, 9 free marketing tools

SEOやデジタル広告の成功は、適切なキーワードを盛り込めるかどうかという点に掛かっています。そのキーワードを探す方法が、Googleキーワードプランナーなのです。

Googe Adのプラットフォーム内にあるツールであるGoogleキーワードプランナーを用いることで、検索トラフィックを確認し、自身のビジネスに関連する特定のキーワードについて競合がどの程度それを用いているかを知ることができます。これにより、適切なキーワードを知ることで、それを用いるようなターゲットにウェブページなどを見つけてもらうことができるようになるのです。

Google Keyword Planner platform, 9 free marketing tools

また、Googleキーワードプランナーにはサジェスト機能もあり、関連するキーワードを入力すると他に使えそうなキーワードをサジェストしてくれます。それぞれのキーワードがどれくらい使われているものなのかも、ここで確認できるのです。

その他にも、CPC予測や過去のパフォーマンスなど、自分で用いたキーワードについて情報を取得することもできます。このツールを使うのに必要なのは、Googleアカウントだけです。

AnswerThePublic

Answer the Public home page, 9 free marketing tools

ブログ投稿や電子書籍、コンテンツマーケティング活動を行う上で、新しいアイデアが浮かばず苦労するということは珍しくないでしょう。そんなときには、AnswerThePublicを使ってみてはどうでしょうか。

Answer the Public content map, 9 free marketing tools

AnswerThePublicでは、ビジネスに関連するキーワードを入力することで、GoogleやBingで自動サジェストされた結果のデータを活用し、そのキーワードに関連する潜在的なコンテンツの可能性をビジュアルマップ化することができます。例えば英語でデジタルマーケティングというキーワードを入れると、AnswerThePublicはGoogleとBingからデータを集積してデジタルマーケティングに関連して人々が疑問に思っていることをビジュアルマップ化してくれるのです。こうした疑問は、実際の人々が実際に検索しようとした疑問ですので、コンテンツのアイデアを得る上ではこの上ない情報と言えるでしょう。この疑問に答えられるようなコンテンツを作り出せば、きっと価値のあるものになるはずです。

また、質問だけでなく、関連する比較語などを表示することもできます。これにもサジェストされたコンテンツがアルファベット順で含まれています。

この利用は無料ですが、検索回数は月ごとに制限があります。無制限に利用したい場合や上級ツール(地理や言語による結果の絞り込みなど)を利用したい場合には、プロ版に登録しましょう。月額は99ドルです。

klear

klear home page, 9 free marketing tools

業界によっては、ソーシャルメディアのインフルエンサーとパートナーになることで効果的に製品を売り出していくことができるという場合もあるでしょう。しかしインフルエンサーマーケティングを成功させるには、それに相応しいインフルエンサーを見つけなければなりません。

Klear Facebook analysis, 9 free marketing tools

klearは、「企業のブランディングやスケーラブルかつ定量的にインフルエンサーキャンペーンを行っていくためのインフルエンサーマーケティングプラットフォーム」です。プラットフォームでは沢山の無料ツールが利用可能で、様々なSNSにおける主要なインフルエンサーを特定することができます。そうしたインフルエンサーの潜在的なリーチを分析し、キャンペーンの成功をより確実なものにしましょう。また、例えばインフルエンサーを地域で絞り込むなどの、使い勝手の良い検索機能もあります。

マーケティングの成功に必要なこと

多くのブランドは、マーケティングを成功させるために骨を折り予算を費やさなければいけないと考えています。しかし、こうした無料のツールを使うことで、ブランドを適切な人に届け、主要なメッセージを送り、エンゲージメントを送出してブランドの認知度を高めることができ、結果として収益に結びつくようにすることも可能なのです。

デザイン作成の切り札