参考にしたい海外のメールマーケティングのデザイン50選

best-email-designs

電子メールを用いたマーケティングは今もなお有効な手法のひとつです。それを証明するような素晴らしいデザインを、以下でご紹介致しましょう。

メールは、毎年何十億という数が送受信されています。素早く便利で、そして効果的な情報伝達手段だからです。

McKinsey & Companyは、FacebookやTwitterを用いるよりも新たな顧客を獲得する上で、電子メールは40倍も効果的であるということを発見しました。これ以外にも、電子メールを用いたマーケティングが効果的であることを示す統計は数多く存在します。

新興企業やブランドとしてそのような成功をできるかぎり最大の結果で収めたいなら、他との差別化のため、送信されるべきメールのデザインには拘らなければいけません。競争率の高い分野ですから、重要なメールであることが一目でわかるようにしなければ、開けられもせず、また削除されてしまう可能性もあるのです。

以下では、世の中のプロフェッショナルがどのようなメールを用いてマーケティングを行っているかを見ていきましょう。あなたのインスピレーションに繋がるような作品が、きっとあるはずです。

(本記事の中で紹介している作品の中には、http://beautiful-email-newsletters.com/ の作品が含まれており、掲載許可を得ています [訳注:翻訳記事にもこの掲載許可が必要の可能性もあります])

01. カラーブロックを使う

The Stylish Cityは、カラーブロックと絶妙な色合いを組み合わせて用いることでインパクトのある効果的なデザインを生み出しました。赤みがかった色と黒という色の組み合わせが、モダンでありながら洗練された感じを演出しています。レイアウトも魅力的かつユニークで、全体としては新聞やファッション雑誌のように見える一方、重要なテキストを中心に、かつ画像の上に配置することで、注目させることに成功しているのです。

design-by-the-stylish-city

02. 色使いで注意を引く

IS Design + Degitalは、ネオンカラーを用いることで読者の注意を一瞬で引き、そのまま先を読ませるようなデザインを用いています。テキストの周りを四角形で囲むことでフェスティバルの名前を最大限強調し、興味が無かった人の記憶にも残りやすいように工夫されています。力強い画像、目立つCTA、そして強力なコントラストの全てが、このデザインを効果的なものにしているのです。

design-by-is-design-digital

03. アニメーションを使う

Mika OsbornはGIFを用いることで、ユニークかつ驚きがある、記憶に残るデザインを作り出し、シンプルで分かりやすいメッセージを伝えることに成功しています。顧客に伝わるメッセージは誤解の恐れもなく、ブランドのPinterestをフォローし、素晴らしい画像に触れてみましょう、というものです。自然なバックグラウンドと中央に要素を寄せていることが組み合わさり、GIFに注目が集まりやすくなっていて、その周囲には読み手に行動を起こさせるための情報が適切に配置されています。

design-by-mika-osborn

04. シンプルにする

Appleがデザインしたメールでは、ホワイトスペースが多分に使われており、製品を中心に据えることで分かりやすく強調しています。製品には目立つ色の画面が表示されていることでこれもまた注意を引く要素となっており、必要な情報は並べられて注意深く設置されています。縦方向に読んでいくとき、文字の大きさやグレーの濃淡によってヒエラルキーが生まれているため、ざっと読みたいという場合にも情報が整理されやすくなっています。最小限の要素で伝えるべき要素を完全に伝えられている好例です。

design-by-apple

05. コンテンツを輝かせる

Arturは、美しい写真を主な注目点として用いました。テキストを白色にすることで画像の近くに配置しても分かりやすく目立つようにしており、それと画像以外の要素は全てバックグラウンドに溶け込むようにしているのです。これによりそれぞれの画像もより鮮明に見えてきますし、デザイン全体もよりクールでモダンな印象になっています。

design-by-artur

06. 印象的な色使いをしてみる

見た目に強力で躍動感のある色使いをユニークなコンセプトと組み合わせることで、Engageのように目に留まるデザインを作れるかもしれません。強烈な黄色とユニークな柄、黒と白のグラフィックを組み合わせることで、シンプルながら新鮮みのあるカラースキームが完成し、効果的に目に留まることができるのです。

design-by-engage

07. 色を使って目立たせる

Studio Networkによる以下のデザインでは、同社のクリエイターたちによる作品が紹介されています。明るい色を背景色にしていることでまずは目を引くことに成功し、その上で作品を効果的にフレーミングする役目も担わせているのです。このような色使いをすることで、作品は画面から飛び出すような効果を得ることができ、抽象的に配置されたその他の要素がデザイン全体に動きを加えるのです。躍動的な色とミニマルデザイン的要素を組み合わせることで素晴らしいデザインが生まれるという好例です。

design-by-studio-newwork

08. 何なのか分かるようにする

Burberryがデザインしたメールでは、同ブランドが誇るアイコニックなトレンチコートを見せることで、ブランドとしての認知度を高めようと試みています。布を思わせる色使いとブランドを代表するようなコートの写真により、このメールを見た人はすぐにこれがBurberryの広告であることを理解できるのです。フォントも読みやすいものが選ばれており、グリッド的に要素が配置されていることから、読み手も内容を理解しやすいデザインとなっています。

design-by-burberry

09. 要素を削って実を取る

Chanelのこのデザインは美しいと同時に力強く、シンプルであることの強みを存分に活かしています。ブランドを象徴する画像、ヘッドラインもひとつだけ、説明もCTAもひとつだけという徹底ぶりで、これらが全て中心に寄せられて配置されていることで、どの要素も等しく力を持つことになっています。全体のデザインは非常にミニマル的ですが、リボンを用いたところが遊び心をも感じさせます。

design-by-churchmedia

10. コントラストを積み上げる

このデザインはChurchmediaのもので、イベントを告知するという内容のメールです。様々なフォントを組み合わせる中でそれぞれにコントラストが生まれており、面白みを加えると共に全体でのヒエラルキーを生む効果も担っています。色使いもパンチが効いていて、デザイン全体にモダンかつ遊び心のある、躍動的な雰囲気を与えています。

design-by-chanel

11. ダイレクトに注目させる

Corbisのデザインを見てみると、コンテンツをメインとしながら注目させる好例であることが分かります。感情に訴えかけるような写真を黒一色のバックグラウンドに、余白を多めに空けて表示することで、散らかった印象にならず、その上で注意を引けるようなレイアウトになるのです。ストーリーからの引用をリンクすることで、読者に先を読ませるようなテクニックも使われています。

design-by-corbis

12. バランスを取る

Tobenが作成したこのメール配信用ニュースレターは、シンプルかつミニマルなデザインでありながら、興味深く魅力的な要素も持っています。それぞれの画像やロゴは注意深く配置されており、ユニークなタッチを感じさせつつ、オレンジ色のポップさが生き生きとした感じをプラスしています。それぞれの要素のバランスが取られていることで全体として調和が生まれており、思わず見てみたくなるようなニュースレターになっているのです。

design-by-toben

13. 読みやすく

SoSweet Creativeによるこのデザインでは大きなフォントが用いられており、色使いもかなり限定されていることで、デザイン内に強力なヒエラルキーが生まれています。ワクワクするようでいて楽しげでもありながら内容が分かりやすく、それぞれのフォントが互いを補完するようにして読みやすさを高めているところがポイントで、大きな矢印と共に重要部分を黄色くハイライトすることで確実に重要な情報を伝えることにも成功しています。

design-by-sosweet-creative

14. 形を使う

Piotr Swierkowskiのデザインでは、円形などの幾何学的図形が多く用いられています。デザイン自体は直線的ですが、幾何学的図形やリード線を用いることで、デザイン自体をユニークなものにしながらも情報から情報への目線の誘導をスムーズにしているのです。

design-by-piotr-świerkowski

15. 色で統一感を出す

Lindsey McMurrayは、充分にホワイトスペースを取りながら、明るくクリーンな色使いで楽しげなブランドを表現しています。統一感のある色使いをすることで文字のコンテンツとビジュアルコンテンツを結びつけることに成功しているのです。また、インクをこぼしたようなペイントデザインは遊び心だけでなくクリエイティブさも感じさせます。全体の調和を保つための色使いとしての役割も持つこのデザインがうるさく成りすぎないのは、充分にホワイトスペースを確保しているためです。

design-by-lindsey-mcmurray

16. 遊び心と機能の融合

Marniによる次のデザインは、画像を切り抜きのように見せることでクリエイティブさを表現しています。これによりデザインに懐かしさや触れられそうな親しみを与えると共に、それぞれの画像を組み合わせるとどうなるだろうかということを想像させるきっかけにもなっているのです。

design-by-marni

17. テーマの展開

デザイン上、特に重要なテーマがあるのなら、それを目立たせることも大切です。例えば、Open Seasonは『外なる宇宙』というテーマを発展させ、ブランドやニュースレターのトピックと結びつけています。ヘッダーにはさりげないアニメーションが加えられており、星座の画像や宇宙をテーマにした映画などの要素が融合することで全体として大きなひとつのテーマを表現することに繋がっています。

design-by-open-season

18. シームレスにする

Big Sea Design & Developmentによるこのデザインでは、シンプルかつクリーンな写真がヘッダーで用いられていますが、画像とヘッダーの要素がシームレスになっています。これにより、そこで目を引くことができれば、残りのコンテンツにも自然に目線が動くようになっているのです。

design-by-big-sea-design-&-development

19. メッセージの"見える化"

Need Supply Co.は、クリエイティブかつユニークに、セールを伝えるための広告の中で様々な要素を組み合わせています。大胆に配置された白い円が見る人の注意を引き、すぐにメッセージを視界に入れることを可能としているのです。そして半分が男性、半分が女性という画像を使うことで、このセールが最大50%オフであることも表現しています。ネオングリーンという色も、とても目を引く選択です。

design-by-need-supply-co

20. 情報をロジカルに並べる

情報を綺麗にまとめ、ピンクでハイライトすることで、Simon Kerのデザインは適切に情報を伝えられるものとして完成されています。このデザインでのリンクはダーク色の背景に対してホットピンクで表示されているため非常に目立ちやすく、綺麗に整列されているそれぞれのボックスが、大量の情報の中でも秩序を表しています。

design-by-simon-ker

21. 強めのトーンで

Elizabeth Liesはミニマルデザインを用いることで会社のメッセージを声高々に伝えることに成功しています。ブランドとしてのミッションを生きることのシンプルさを掲げることであるとして、シンプルなフォント、分かりやすい画像を用いることで、ブランドとしての在り方が直接的に伝わるように配慮しているのです。

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22. 綺麗にまとめる

Hatch Incのメールレターを見てみると、ダイレクトかつ効果的なレイアウトで、大量の情報をバランスの取れたデザインに落とし込んでいます。それぞれのセクションにはコンテンツが紹介されており、読み進めていく人も理解しやすい構造になっているのです。それぞれの画像は適度に間を空けて設置されていることから、デザインが散らかっている印象にもなっていません。

design-by-hatch-inc

23. 差し色を使う

Nick Cadeのデザインでは、洗練された魅力的なデザインで多くの情報が伝えられています。パステルグリーンが全体で用いられている中、テキスト色を黒として差し色としてのオレンジが導入されている一方、それぞれの要素の棲み分けがされていてフォントも統一感がある点がポイントです。

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24. 全ての決定に意味を持たせる

Pixel Buddahのデザインに用いられている画像は、美しく穏やかな風景でありながら、優しい色使いの中にも表現されている独特のトーンを持っています。また、フォントの選択も注意深く行われている他、CTAとして"More"(もっと)という一語だけを使っているのも、もちろん偶然ではありません。

design-by-pixel-buddah

25. モノクロを試してみる

モノクロでデザインをしてコントラストを最大限利用すれば、Seippのような魅力的なニュースレターを作ることもできるかもしれません。グレースケールの色使いと情報の棲み分けにより、洗練されたモダンな見た目となっています。画像やフォント、グラフィック要素も熟考された結果の配置となっていて、情報を読み進めていく上での混乱が最小限となるようになっています。

design-by-seipp

26. フォントと画像のバランスを取る

Shopbopのメールレイアウトはバランスや均衡が取れていて、内容も分かりやすくなっています。画像は目を引くものばかりで、ポップな色使いも相まって魅力的な見た目となっていますが、テキストが短くシンプルなフォントであるためにうるさくなりすぎていません。全て、CTAボタンに繋がるように設置されています。

design-by-shopbop

27. 情報を平行に分ける

Beans N' Rice Creative Studioによるこのデザインでは、複数のメッセージを同時に、かつ同じ重要性で伝えられるように、セクションを統一して配置しています。ヘッダーとフッターは分かりやすく区切られており、平行に分けられていることで上から下に読み進めていく読者も混乱しにくくなっています。それぞれの画像はシンプルですが色と構成が力強く、それぞれのセクションにやりすぎにならない程度の力強さを与えています。

design-by-beans-n

28. コントラストを積み重ねる

黒の背景にカラフルな画像、そして白のテキストを用いたStolen Girlfriends Clubのこの画像は、非常にコントラストが強く、滑らかかつ面白みのある効果を生み出しています。大きく表示された白の数字とハイライトされたヘッドラインが読者の視線を上手にコントロールしていて、それぞれの配置は画一的というほどでないにせよ、統一感のある位置にもなっています。

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29. ちょっと古めかしく

Need More Desingsのこのデザインは、昔を感じさせるタイプライター的なフォントと灰褐色の色合いを用いることでビンテージ感を演出しています。手書きの挨拶によって人間味のある雰囲気をプラスしながら、読み手とのコミュニケーションを生み出す要因にもなっています。商品の画像も綺麗に撮影されていて、その背景と合わせて面白い質感を感じさせる一方、CTAと詳細な説明はあくまでミニマルになっています。

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30. DIYをデザインに取り入れる

Terrainによるこのデザインは、遊び心とクリエイティブさをベースとしており、それがデザインとしても存分に発揮されている好例です。特長的な要素がたくさんあり、デザインはまるでそれ自体がパーティのようです。実際の生活アイテムと黒板を組み合わせ、それをひとつずつレイアウトしていくことで、DIYらしい雰囲気を醸しだし、読む人にもやってみようかという思いを起こさせます。

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31. ビジュアルマップを作成する

Petr Pliskaによるこのメールデザインでは、読み手が辿ることで情報を得やすくするためのビジュアルマップを採用しています。それぞれのポイントにアイコンを配置することで、情報量が過多にならないように配慮されています。ホワイトスペースが多く、ミニマルな色使いになって点で、より一層全体の情報を呑み込みやすいバランスを実現しています。

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32. 画像を前面に押し出す

Wildfoxによるこのデザインでは、画像を大胆に使用することでブランドの強いテーマ性を演出しています。躍動的でどこか幻想的でもある写真を用いることで、まるでファンタジー世界のような美しさが生まれ、読み手の心を引きつけるのです。また、手書きのフォントを用いることで、全体のデザイン性を、分かりやすさを損なうことなく補完しています。

design-by-wildfox

33. とにかくCTAを

J.Crewがユーザーを第一に考えてデザインをした結果、次のような作品が生まれました。ユーザーがスクロールしていくと、超巨大なエクスクラメーションマーク(!)が表れるようになっているのです。「これは何だろう」とスクロールしたくなる心理から、きっとその先にある情報も続けて読まれることでしょう。シンプルながら、よく考えられたデザインだと言えます。

design-by-j-crew

34. パターンで遊ぶ

Kate Spadeのデザインを見てみましょう。このデザインでは、コントラストが強いパターンとシンプルながら主張の強い色使いを組み合わせることで、メインのビジュアル要素を構築しています。背景も印象的でありながら、白黒のパターンを躍動的なイエローとターコイズに組み合わせて使うことで、伝えたいメッセージが間違いなく目に入るようにしているのです。

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35. シーズンに合わせたアレンジを

フェスティバルのシーズンを知らせるようなメールの場合、ありきたりなデザインでは興味をそそることはできません。J.Crewは、ハロウィーンのイベントを伝えるためのデザインの中で、よくあるオレンジと黒やこうもり、蜘蛛の巣といったような要素を使うのではなく、ブランドの格式を重んじたクラシックなデザインを選択、モノクロを前面に押し出しながら、テーマカラーであるオレンジを入れるというシックな見た目を生み出しました。クラシックなデザインへの、ちょっとしたアレンジです。

design-by-j-crew

36. 線を書き入れる

Urban Outfittersのデザインを見てみると、シンプルなレイアウトで特に目新しいものはないように感じますが、手描きで要素を加えているところに独特のユニークさがあります。実際の写真の周りに黒い波線などを入れることで、より『人の手』が入ったような、面白みのあるデザインとなっているのです。ちょっとしたプラスアルファでデザインの雰囲気が一変するという好例でしょう。

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37. 商品と遊び心

Mr PorterのためにMichael Bodiamが作成したこのデザインは、遊び心とユニークさ、そして機能性を見事に融合しています。それぞれの商品は紙で作られたマップの上に置かれており、これらが全て旅支度に必要なものであることを感じさせているのです。

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38. 電子メールで"お手紙"を届ける

Advolocaruは、実際の手紙が届いたときのような雰囲気を演出するため、封筒に入った手紙が届いたというようなデザインの電子メールを作成しました。たったこれだけでも情報を分かりやすくまとめることができ、そしてクリエイティブかつパーソナルなタッチもプラスすることができるのです。

design-by-advolocaru

39. 少しずつ見せる

Banana Republicは、多くのメールを読む工程の中にスクロールをするという行為が含まれていることに目を付け、スクロールすることによって少しずつ内容が明らかになるようなデザインを取り入れました。たったこれだけでも、メールを読むという行為が他のものとは比べて特別な行為になるのです。

design-by-banana-republic

40. 婉曲的に表現する

直接的なデザインは分かりやすい一方、ちょっと遠回しな言い方をするようなデザインの方が関心されることもあります。J.Crewのこの作品では、アパレルブランドであるにも関わらず、敢えて商品を見せないという選択をしています。しかし変わりに、フォーチュンクッキー(おみくじが入っているクッキー)の写真で、「もうすぐ素敵な買い物体験がある」というメッセージを伝え、これをCTAとしても活用しているのです。このような婉曲的な表現はリスクがある場合もありますが、適切に行えばその結果は素晴らしいものになるでしょう。

design-by-j-crew

41. ミニマルデザインで

Squarespaceのあるデザインでは、ミニマルなフォント、画像、色使いでデザインされていることがわかります。使われている画像もほぼモノクロの写真で、ただ"10"と表示するだけの画像ひとつだけで、それ以外の箇所も全て同じフォント、同じ色、同じサイズになっており、ヒエラルキーはフォントのウェイトによってのみ付けられています。効果的なデザインが必ずしも華美な装飾によるものでなく、追加するのではなく抜き取ることでデザインが完成される場合もあるということが分かるでしょう。

design-by-squarespace

42. 斜めにグリッドを配置してみる

Sephoraのデザインを見てみると、ジグザグ調でレイアウトが配置されており、画像がこれに沿って配置されると同時に躍動的な色使いとカラーブロックで強調されています。こういったレイアウトは見た目に魅力的であると同時に、情報や画像を整頓する上でも非常に機能的です。

design-by-sephora

43. たくさんの画像を使う

以下はHandyのデザインで、『お客様への感謝』と自社のこれまでの成功について、様々なインフォグラフィック(のような画像)で解説をしています。このようにグラフィックの多いメールは見た目に楽しく、多くの情報を分かりやすく提示することができるのです。

design-by-handy

44. 要素の配置で実験を

フォントに関する基本的なルールとして、左揃えにするのが元も読みやすいとされています。しかし、これは絶対のルールというわけではありません。例えばBrother Motoはその要素を中心に寄せることで、ページの中心に注目点を生み出し、全体としても読みやすくバランスの取れた配置を実現しています。

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45. 『今すぐ!』の強調

Jack Spadeのデザインでは、要素はシンプルながら緊迫感を演出しています。大きめのフォントや、動きを感じさせる目に留まりやすい色使い、そして中心のメッセージに目線を向けるためのシンプルなビジュアルは、クリーンな見た目でありながら、見る人にすぐに行動を起こさせるような要素を持っています。

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46. 写真をフレーミングする

メールデザインの中に写真を追加したい場合、レイアウトのアイデアに合わせてプランニングをしてから写真を撮るようにしましょう。このTOMSのアイデアでは、予めどこに何を配置するのかを決めた上で写真撮影していることから、完成したデザインも無駄のない構成となっています。

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47. サイドバーで遊ぶ

サイドバーをメールデザインの中に入れてみるというのはどうでしょう。多くのメールデザインでは情報を平行に区分して表示していますが、例えばSuper Thingsのようにサイドバーのようにして情報を縦に整頓することで、文字や情報を均等に散りばめてメールの縦の長さを抑えることもできるのです。

design-by-super-things

48. 文字数を削減する

Canopyのデザインでは、文字数が極力削減されています。例えば小売業や、あるいは紹介したい製品があるといったような場合、画像を前面に押し出すことで文字は控えめにするというのも良い作戦です。このデザインでは、要素を効率的にまとめてグループ化することで、見ただけでどういう情報なのかが分かりやすくなっています。文字がない分、シンプルかつクリーンで、直接的なデザインにもなっているのです。

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49. ビジュアル的にステップバイステップで解説

商品やその機能を紹介したいと考える企業にとって、ビジュアルガイドを作成することは非常に有効なことです。InVisionの例では、同社のソフトウェア機能を画像で説明していると同時に、初めてのユーザーにとってのマニュアルとしても役立つ構成となっています。また、こうしたビジュアルガイドのメリットとして、必要な情報はリンク先に表示できることから、文字数が過多にならずに済むという点もあります。

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50. コンテンツをフレーミング

DCW Designの以下のデザインは、テキストを主役としながら、魅力的な画像も同時に表示するというシンプルなデザインを活用した好例です。様々なスタイリッシュなアイテムを空白の背景に設置して、ビジュアル的にテキストをフレーミングすることに成功しているのです。

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デザイン作成の切り札