2019年に注目するべき、ロゴに関する10のトレンド

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ロゴトレンド、Logo Trends 2019 Banner

毎年色々な流行り廃りがあるように、ロゴにもトレンドが存在します。そこで、2019年にどういったロゴがトレンドになるかについて、世界中のグラフィックデザイナーたちへの質問を踏まえた上で弊社のデザイナーに予想をさせてみました。

ロゴは会社の顔とは言いますが、会社そのものではありません。例えばFortune 500の企業は色心理学を用いてロゴの効果を高めている一方、AppleやGoogle、Instagram、Coca-Colaのような大手ブランドも時流に合わせてロゴをアップデートしているのです。あなたが使っているロゴをリフレッシュすることで、心機一転することもできるでしょう。

あなたがビジネスオーナーであった場合でも、あるいは最先端のロゴを作成するフリーランサーであったとしても、ロゴのトレンドを押さえておくことは決して無駄にはなりません。以下、2019年にトレンドになるであろうロゴの傾向を見ていきましょう。

セミフラットなロゴ

Reflect Architecture/Inbox by Gmail

Reflect Architecture/Inbox by Gmail

他のロゴとの差別化の方法として、立体感を出すという手法があります。このようなセミフラットなロゴが人気なのは、特にオンライン上で映える表示の仕方だからです。

この効果を生み出すには、色合いを調整し、影を付け、最適なアングルから描写するという計算が必要になります。特にテクノロジー分野でこの類いのデザインが好まれているのは、モダンで最新的、そして環境適応が早いという印象を与えることができるからでしょう。

グラデーション効果の入ったロゴ

例えば、Instagramはロゴにグラデーションの要素を入れてから躍進を続けている企業のうちのひとつです。色を組み合わせることでより多くの色を選択肢に含めることができるようになり、ユニークで新鮮な印象を与えることもできるようになります。

グラデーションは、主にステートメントを強調したいときに用いられます。そのため、感情を引き出すために明るい色が使われる傾向にもあります。また、グラデーションを用いると動画などにも対応しやすいため、特にデジタル分野では有効な選択肢になるでしょう。

ヒント:グラデーションカラーを決めるときには、適当に決めてはいけません。色相環で隣り合っているか、あるいは近いものを使う用にしましょう。これにより色がシームレスに変化するようになります。

Source: UX Planet

80年代を思わせるロゴ

ファッションでは、かつて古くなって忘れられたものが復活するということがよくあります。ロゴも同じで、今年は80年代の大胆な色使いと印象の強いパターンが再来するのではないかと言われています。

Social CutのクリエイティブコンサルタントであるLilli Collingwoodは、80年代が今年、デザインの世界でビッグ・モーメントを担うことになるだろうとして、次のように言っています。

「私たちは、過去のデザインをリサイクルしているが、80年代の作品はここ最近開拓されていなかった。2019年は、80年代に目を向けるべき年になるかもしれない」

テキストボックスのロゴ

テキストボックスがデザインのトレンドになると言われても、目新しいところが無いこともあってにわかには信じがたいかもしれません。しかし、Canvaの社内デザイナーであるCat van der Werffによれば、このトレンドは応用範囲が広く、2019年にはますますこの傾向が加速していくとして、次のようにこれを説明しています。

「テキストボックスは色んな使い方が可能だ。テキストボックスの色を変えても良いし、それで大胆に見せたり、少しレトロにしたりもできる」

テキストをボックスに入れ込んでしまうことで、背景に対してその文字を強調することができ、どんな状況でも使いやすいロゴとして親しまれる。それが2019年のトレンドなのかもしれません。

幾何学的図形のロゴ

グラフィックデザインでは、形が様々な意味を持つことがあります。例えば、曲線などは柔らかくリラックスした印象を与えますし、三角形や四角形、円などの幾何学的図形は、構造や組織、効率性などを伝えることができます。そして、幾何学的図形が伝えるこうした要素はあらゆるビジネスにとってプラスの要素と言えるでしょう。

ネオンカラーのロゴ

どこか懐かしさを感じさせるネオンカラーのロゴがまたも台頭する時代がやってくると考えるデザイナーも居て、例えばSony Nirvanaはそのうちのひとりです。もしも80年代のトレンドが再来するなら、ネオンカラーのロゴもその機運に漏れることはないでしょう。

実際にネオンとして蛍光色などで表現できるようにする場合でも、あるいは単純にデザインの上で"ネオンカラー"を使うというだけでも、ネオンカラーが他よりも目立つ色であることは間違いありません。

シングルイメージのロゴ

InstagramやDropbox、Pepsi、Apple、Targetなどは共通してひとつの要素を持っています。それは、ロゴに用いているイメージがひとつであるということです。こういったロゴはブランドネームが広まりにくいのではないかという不安を覚える人も居るでしょう。しかし、言葉を入れるよりも効果的なロゴとなることは決して珍しくないのです。

Forbesによれば世界には視覚から学習する人が多いとされていますし、画像は千の言葉を語るとも言われます。シンプルイメージのロゴが必ずしもリスクの大きな選択でないということを裏付けていると言えるのではないでしょうか。

手書きのロゴ

グラフィックデザインがデジタル化して久しい今、もっとビンテージ感のあるスタイルのロゴが用いられるようになると考える人も居ます。そうしたスタイルの中には、手書きのロゴという選択肢もあるのです。

中小企業やクリエイティブな企業にとって、手書きのロゴというのは『本物らしさ』を感じさせる要因にもなります。余白が大きくとられた手書きのロゴは、忙しないロゴの世界の清涼剤になることが期待されているのです。

線を使ったロゴ

ミニマリズムにインスピレーションを受けて、線を使ったロゴが2019年の覇権を握ると考えるデザイナーも居ます。こういったロゴは使い勝手が良いだけでなくデザインに組み込みやすいほか、その形に合わせた感情や情報を伝えることもできます。

例から分かる通り、直線は規律や構造を、曲線は落ち着きを表しています。それぞれの線で伝えたいイメージを伝えることに成功している点も見事です。

独特なレタリングによるロゴ

泡のように膨れたレタリングのロゴは、ブランドに個性を感じさせてくれます。それと同時に少しレトロな雰囲気もあるところがポイントです。こういったレタリングが流行ったのは90年代のことで、以降はあまり陽の目を浴びて来ませんでした。だからこそ、復活の兆しがあるのではないかと言われているのです。

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