フライヤーのSNS活用で集客!店舗経営や育児の合間にスマホアプリでデザイン

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沖縄県の人気観光ポット北谷町にあるバー「The Pour House BAR&GRILL」の代表。そして、レストランなどのデリバリーサービスを展開する「KuKatsu」の代表取締役として活躍している伊吹香菜子さん。プライベートでは2児の母としての顔を持つ伊吹さんのCanva活用方法とは?

伊吹 香菜子(Ibuki Kanako)

京都府出身。新聞記事で読んだ沖縄アクターズが運営するインターナショナルスクールに心を惹かれ、14歳で入学のため単身沖縄へ移住。カレッジ卒業後、県内のリゾートホテルでコンシェルジュとして働き、2014年に「The Pour House BAR&GRILL」を買い取り、米国籍の夫と二人で経営している。

プロセスがすごくシンプルで使いやすい

― Canvaを知ったきっかけは?

基本的にうちではフライヤーをネット上で告知をすることが多く、スマホアプリで作れるサービスを調べていたときにCanvaを見つけました。その前はPhotoshopなど他のサービスを使っていたのですが、技術や知識が必要だし、周りに詳しい人もいないので複雑な行程がなかなか覚えられなくて…。Canvaを使うまでは、用途によっていろんなサービスを使っていたのですが、今はCanvaしか使っていません。他のサービスに比べて一番早くデザインが完成するし、プロセスがすごくシンプルで、私みたいな知識や経験のない人でも使いやすい仕様になっているのがいいですね。

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SNSに掲載するフライヤーはCanvaを使ってスマホアプリのみで作成するそう

― 実際にCanvaを使ってみてどうですか?

テンプレートの種類がすごく多くて、「パーティ」「イベント」などのジャンルごとに分かれているのがいいですね。キーワードで調べると、それに合ったテンプレートがずら~っと出て来るし、クオリティがすごく高くて使えるデザインが多いですね。他のサービスだと、種類が多くてもデザインのクオリティが低いとか、使うとしても妥協になってしまうんですよね。さらに私のような素人が作ると、クオリティが低いもの同士で何も生まれない。正直、Canvaを使うまでの広告はダサくて、DJイベントのデザインを作ったときにDJにも嫌がられるくらいでした(笑)

― Canvaのどんな機能が好きですか?

フィルターやカラーを一瞬で変えられるのがいいですね。以前、ハイスクールのプロム用のテンプレートをラテンっぽくしたかったので、フィルターで色味を変えるだけでそれっぽくなりました。あとはテキストがすごく入れやすく、文字の大きさを変えるのもシンプルで分かりやすいです。お店のロゴもCanvaに登録していて、いろんなデザインにすぐに入れられるのがすごく便利です。 あとは有料素材も安い!無料素材ももちろん使いますが、有料でも1つ100円~なので、使いたいものがあれば気軽に使っています。自分でデザインする時間が1時間だとしたら、費やす時間や素材代を考えてもデザイン料としては安いし、クオリティも高く、慣れれば慣れるほど良いものが作れて、慣れていくスピードが他のサービスより早いですね。多分それは、システム自体が使いやすいからだと思います。

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テーブルにあるポップ(右)はCanvaで作成し、コンビニで印刷したもの

クオリティは高く、低コストで作成

― Canvaで作っているツールは?

SNSなどに投稿するフライヤーが中心です。年に数回、大きいイベントするときだけ広告代理店に500部の印刷をお願いすることはありますが、基本的に印刷物はあまり使わないようにしています。テーブルに置くポップなどを印刷するときは、Canvaで作ったデータをコンビニで印刷しています。 もちろん途中でボツになるものもあるんだけど、デザインは月に5、6個作っていると思います。デザインもずっと同じものを使うのではなく、定期的にテンプレートを変えたり工夫しています。外部にお願いする場合、文字を少し変えるだけでもデザイン修正費がかかってくる場合もあるので、その面においても自分で簡単に修正できるからいいですね。

― Canvaを使うメリットは?

マーケティングって本当に多種多様で、底なし沼というか、何かをやれば正解とかやらなかったら正解というより、やり続けていくしかないものだと思うんです。人を雇ってマーケティングだけの部署を展開するくらいの必要性もあるけれど現実的に厳しいので、自分がお店を持ってマーケティングを全部やっていくってなったときには、空き時間を有効に使っていくしかなくって…。継続していかないといけないことだから、1回イベントをやって終わり、1回フライヤーを作って終わりでなく、それをどんどんブラッシュアップしたりアップグレードしていかないといけないってなったときに、継続できるものじゃないと厳しいと思うんです。

スクールに行ってPhotoshopをきちんと学ぶっていう手もあると思うんですけど、その間にどれだけ他のことができるかって考えたときに、簡単に素早くクオリティの高いものを低コストで作れるCanvaは本当に素晴らしかったし、使いこなすにも時間がかからなかった。私はデザインするのも下手だし、スマホも使いこなせないし、写真もすごい下手で(笑)。そんな私でも使えるので、Canvaは素人にとっては本当にいいものだと思います。

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これまで営業していた店舗が建て替えのため、2018年11月にアメリカンビジレッジ内にあるビルの3階に移転

― クオリティが良くなったデザインの反応は?

ヒット数が全然違いますね。以前はSNSに投稿するとき、商品の写真をそのまま貼り付けて、内容をテキストで書くだけの投稿をしていたんですけど、いいね数やシェア数が低いため、Facebook広告を出すにも価値が低くて…。プロのデザイナーに作ってもらったフライヤーで投稿した際に、フライヤー投稿の方が反応がいいというのは実感していました。もちろん、いいね数が多いからといってお客さんが多いとは限らないし、いいね数が少なくても閲覧数が多いこともあります。それにしても、良いデザインのフライヤーの方が40%くらい反応は上がると思います。

Canvaで作ったフライヤーだとクオリティが高いので、Facebook広告をかける価値が十分あるし、人件費やデザイン料を考えてもコストパフォーマンスがいい。例えば、私がPhotoshopを使ってデザインすると、知識がないから3~5時間がかかってしまったり、操作に慣れるまで1週間あるいは1ヶ月という時間がかかってしまう。それなら、デザイナーにお願いした方がいいってなってしまうので。

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合間時間を有効に使ってデザイン

― いつCanvaでデザインをしていますか?

スマホアプリでデザインしているので、ゆっくりできるベッドの上で横になりながら作っています(笑)。お店に行くとやることがいっぱいあるので、お店ではあまり作業をしないですね。子育てもあるし、1日の時間をいかに効率的に使うかっていうのを考えた時に、フライヤーを作るのに1日も使っていられない。夜寝る前の10分とか、友達をスタバで待っている間の15分とか、合間の時間を有効活用できるのがありがたいですね。

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― 今後のCanvaの活用方法を教えてください。

今はベースを自分でデザインして、外部のデザイナーさんに仕上げをしてもらっています。そういった作業にもコストがかかってしまっているので、今後はメニューなどもCanvaで作っていきたいですね。他のサービスを使ったときに困っていたのは、微調整したいだけなのに広くなり過ぎたり狭くなり過ぎたりしてしまっていたこと。Canvaでは字間や行間も細かく調整できるので、私にもできそうな気がします。

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写真/macoty

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