「おしゃれなロゴを作りたい!何か参考になるデザインはないかな?」
あなたは「ロゴ」を作ろうとしていて、お手本になるようなデザインがないか、探しているのではないでしょうか。
ロゴは、お店や商品のイメージを左右する重要なブランディングツールですから、デザインにはトコトンこだわりたいですよね。もっといえば、お店や商品のファンを増やすような「おしゃれなロゴ」が作れると最高ですね。
そこで今回は「おしゃれなロゴを作る際に押さえておきたい6つのポイント」や「デザインの参考になるおしゃれなロゴ」を10種類、厳選してご紹介いたします!さらにや「デザイン知識ゼロでもカンタンにロゴを作成する方法」も徹底解説。
この記事を読めば、デザイン初心者のあなたも「デザインの参考になるロゴ探し」ができて、「無料でイメージ通りのロゴ」を作成できるようになるので、一石二鳥です!
「お店や商品のファンを増やせるような、おしゃれなロゴを自作したい!」と考える方のお力になれる記事です。それでは早速ご覧ください。
本記事では、おしゃれなロゴを作る際に押さえておきたいポイントを6STEPで解説します。 お店や商品のブランディングツールとして、訴求効果を高めたいならば、以下のポイントを押さえてください!
1. 「おしゃれ」を定義する
2. 参考にしたいお手本ロゴを探す
3. 参考にしたい要素を抽出して「言語化」する
4. イメージラフを描いてみる
5. 素材を集める
6. フォントにこだわる
1つずつ、ポイントを解説していきますね。
ロゴを作成する前に、自分なりに「目指すおしゃれ」を定義してみましょう。 一口に“おしゃれなロゴ”といっても、そのバリエーションはさまざまですから「おしゃれ」の定義をもう少し具体的に掘り下げる必要があるのです。
「形容詞」をつけ加えてみると、定義しやすいですよ。たとえば「かっこよくておしゃれ」と「さわやかでおしゃれ」では、まったく違ったイメージのロゴができあがります。以下のロゴを比較してみてください!
・かっこよくておしゃれなロゴ
「GREGORY(グレゴリー)」はアウトドアブランドです。山を模したようなデザインのロゴは、かっこよくておしゃれですよね。男性的な雰囲気があります。
一方、「さわやかでおしゃれ」の場合はどうでしょう。
・さわやかでおしゃれなロゴ
こちらは、岩手県北上市のロゴマークです。スタイリッシュでさわやかなデザインですよね。女性的な雰囲気がありながらも、誰からも愛される完成度の高いロゴだと思いました。
いかがでしたか。やや極端な比較にはなりますが、「おしゃれ」という言葉の前に形容詞をつけて、どのようなおしゃれをめざすのか、具体的に定義してみると、目指すおしゃれの方向性がクッキリと浮かび上がってくるはずですよ。
「オシャレの定義」の次に行ってほしいのが「お手本にしたいロゴ探し」です。自分が作りたいイメージに近い「お手本」を探して、マネしたい要素を抽出するのが、効率よくロゴを作成するうえで重要なポイントなのです。
本記事では、編集部が厳選した「おしゃれなロゴ」を10個ご紹介いたします。 あなたが作りたいと思えるようなロゴが見つかれれば嬉しいです!どんなロゴを作りたいのか、まだ具体的なイメージが湧いていない…という方もインスピレーションが得られるはずです!
お手本にしたいロゴが見つかったら、次に行ってほしいのが「参考にしたい要素の抽出」です。 たとえば「かわいくておしゃれなロゴ」を作りたいと考えて、以下のロゴを参考にした場合で考えてみましょう。
出典:karada_kaiteki_cafe
このステップで行ってほしいのは、参考にしたい要素を、挙げられるだけ抽出して「言語化」するということ。たとえば、以下のような具合です。
【このロゴで参考にしたいところ】
・かわいらしい手書き風のキャラクターを挿入する
・丸みを帯びたフォルム
・ゆったりとした文字間隔
・要所ごとに「手書き」を加えて優しい雰囲気を添える
・女性や子供に親しまれる雰囲気を意識する
・かわいらしいキャラクターを挿入する
・ほっこりするような、ゆるくてやさしい雰囲気を意識する
参考にしたい要素を言語化すると、自分が作りたいロゴのイメージがよりクリアになっていきますよ。
お手本にしたいロゴの要素を言語化できたら、手書きでイメージを起こしてみましょう。実際に手を動かしてみると、ロゴの完成イメージがクリアになりますよ。ざっくりとでかまいません。
たとえば猫をモチーフにしたアクセサリーショップのロゴを作りたい場合。 こんな具合に、イメージラフを、書き起こしてみてください。あくまでも、作りたいロゴのイメージを正確に掴むために行うものなので、上手に書こうとする必要はありませんよ。
このプロセスを経ると、自分が作りたいロゴのイメージ像がかなり具体的になるでしょう。根気のいる作業ですが、ロゴを自作する際には是非取り組んでくださいね。
ロゴは「シンボルマーク」と「ロゴタイプ」で構成されている
ロゴは、「シンボルマーク」と「ロゴタイプ」の2つの要素で構成されています。
ただし、ブランドロゴのなかには、シンボルマークだけのものも少なくありません。皆さまもご存じの「NIKE」や「スターバックス」「マクドナルド」などは、あのシンボルマークだけですぐに「NIKEだ」「スターバックスだ」といった具合に、認識することができますね。
しかし、新規ブランドの場合は、シンボルマークだけのロゴを作るのは避けましょう。無名のお店や商品の場合、まず「名前を憶えてもらうこと」が先決。シンボルマークだけだと、名前がわからないので、覚えてもらいにくいので避けた方がベターなのです。
そのため、イメージラフは「シンボルマーク+ロゴタイプ」もしくは「ロゴタイプのみ」のいずれかで描くようにしましょう。
イメージラフが描けたら、シンボルマークに使えそうな素材を集めていきましょう。 デザイン知識ゼロの場合、無料/有料の素材をシンボルマークに用いるのがカンタン・お手軽でおすすめの方法です!
シンボルマークに使えるイラストが「無料で手に入るサイト」を3つご紹介しますね。
上記3つのサイトを参考にして、シンボルマークに使える素材を集めてみてくださいね。
シンボルマークの素材が集ったら、最後に行ってほしいのが「フォント選び」です。イラストなどのシンボルマークに加えて、ネーミング部分に当たる「ロゴタイプ」も、ショップや商品のイメージを左右する重要な要素なので、しっかりこだわりましょう。
フォントを決める際には、お手本のロゴで用いられているフォントを参考にしつつ、いくつかのフォントで試し打ちするのがオススメです。
たとえば猫をモチーフにしたアクセサリーショップ「NECO-MANIA(ネコマニア)」のロゴを作る場合。こんな具合に、気になるフォントをピックアップして「しっくりとくるフォント」を探るのです。
ブランドイメージや好みがあるため、一概にどれがよいはいえません。しかし、たくさんのフォントを比較してみることで「ブランドイメージにぴったりだ!」というフォントにたどり着くはずです。
フォント選びも根気のいる作業ですが、理想的なロゴを作成するためには欠かせないプロセスです。是非じっくり腰を据えて比較検討してみてくださいね。
いかがでしたか。シンボルマークの素材収集+ロゴタイプのフォントが決まれば、あとは実際にロゴを作成するだけ!これまで紹介した6つのポイントを押さえれば、ロゴ作成の下準備はほぼOKです!
第2章では「デザイン知識がなくてもおしゃれなロゴが自作できるとっておきの方法」をご紹介いしたいと思います!続けて、ご覧ください。
おしゃれなロゴを自作したい場合、おすすめしたいのが「canva」を用いる方法です。オススメできるポイントは全部で3点あります。
【canvaがオススメできるポイント】
1. 直感的で使いやすいユーザビリティ
2. テンプレートが豊富
3. オリジナル素材のアップロードが可能
順に紹介していきますね。
デザインするにはPhotoshopやIllustlatorなどのデザイン編集ソフトが使いこなせないとダメなんだと考えがちですよね。しかしcanvaならば「デザイン知識ゼロ」の方でも、ものの20分程度で美しいロゴを自作することができちゃうんです。
その理由の筆頭として挙げられるのが「圧倒的にわかりやすいユーザビリティ」。 実際に触ってみるとわかりますが、canvaの使い勝手は「パワーポイント」に近いです。非常に直感的で扱いやすいので、誰でもあっとう間に、誰でもロゴが作れちゃうというわけです。
以下は、デザイン初心者が制作したロゴの制作事例です。素材集めも含めて、ものの20分ほどで完成させることができました!
canvaには、ほかにも魅力があります。その一つが「ロゴ専用のテンプレートが▲種類以上用意されている」という点。気に入ったテンプレートを選んで、フォントや色などを微調整すればOK。あっという間にロゴを完成させることが可能なのです。
「飲食関係」「ファッション」「教育関係」「スポーツ」「カフェ」といった具合にカテゴライズされているので、イメージに合うテンプレートが探しやすいのも嬉しいポイントですね。
canvaは、自分で用意した素材をアップロードする際も完全無料。一切費用がかかりません。 メニューアイコンのなかに「アップロード」という項目があります。こんな具合に、画像をアップして用いることができちゃうんです。
そのため、無料素材と組み合わせれば、一切お金をかけずに「費用0円」で、ロゴを自作することができるのです!これはたいへん嬉しいポイントですよね。
いかがでしたか。ロゴを作成したことがない方でも、canvaならばあっという間に、おしゃれなロゴが作成できるということが、ご理解いただけたのではないでしょうか。
続きまして、おしゃれなロゴを作成するための具体的なステップについて、ご説明していきます。 手順はたったの5ステップ。素材さえ集まっていれば、ものの20分程度でロゴが完成します!
手順は以下の通りです。
【canvaでロゴを作成する手順】
STEP1. 「ロゴ」のメニューを選択する
STEP2. 「シンボルマーク」をアップロードする
STEP3. 文字を入れる
STEP4. フォントを変える
STEP5. 全体のバランス調整をする
今回は、猫のアクセサリーショップ「NECO-MANIA」のロゴを作成する手順をご紹介したいと思います。
手始めにcanvaのトップページを開いてください。「デザインを作成」という項目があるので「ロゴ」を選択してください。
続いて、ロゴに使いたい「シンボルマーク」をアップロードしてください。 右側のメニューアイコンのなかに「アップロード」という項目があります。それをクリックすると「画像または動画をアップロード」というボタンがあります。
そのボタンを押して、あらかじめ用意しておいた猫の画像をアップロードします。
続いて、文字を挿入します。メニューアイコンのなかに「テキスト」という項目があるので、クリックしてください。そうすると、以下のように「見出しを追加」「小見出しを追加」「本文を追加」という項目が出てきます。
「見出しを追加」と「小見出しを追加」というボタンをクリックしてください。
続いて、フォントを変更します。 まずは、入れたい文字を入力してください。こんな具合に、ドラッグすれば、カンタンに文字を変更することができます。
続いて、文字のサイズを変更します。 以下のように、キャンバスの上にあるメニューバーの中に、フォントのサイズが変えられるタブがあるので、クリックして、文字サイズを変更してください。
サブコピー「猫のアクセサリーショップ」は10ポイント、ロゴタイプの「NECO-MANIA」は34.9ポイントに変更しました。
続いて、フォントを変更します。 文字サイズタブの隣に、フォントの種類を変更できるタブがあります。そちらをクリックして、任意のフォントに変更してください。
サブコピー「猫のアクセサリーショップ」は「Ipaex Mincho」、ロゴタイプの「NECO-MANIA」はAliceに変更しました。
最後に、シンボルマークとロゴタイプをドラッグして、適宜、配置を微調整すれば完成です!
ご覧のとおり、極めてカンタンな5STEPで、サクッとロゴを作成することができました! ロゴを自作してみたいという方は、是非「canva」を試してみてくださいね。
いかがでしたか。おしゃれなロゴを作成する際に押さえるべきポイントや、ロゴを自作する方法などについて、ご理解いただけたのではないでしょうか。改めてポイントを整理しますね。
◎オシャレなロゴを作成する際には以下の6STEPを押さえる1. 目指したいオシャレを定義する
2. お手本になるロゴを探す
3. 参考にしたい要素を抽出する
4. イメージラフの作成
5. シンボルマークの素材集め
6. フォント選び
◎デザイン知識がない方にもおすすめなのが「canva」
◎canvaでオシャレなロゴを作成する際には5STEPで20分もあればロゴを自作できる
この記事が、お店や商品のロゴを作成したい方の参考になりましたら幸いです!
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