飲食店や出前、カフェを経営するならメニューは絶対に必須です。けれど、メニューをいちから作るのはとても大変。そんな悩みを抱えるオーナーさんにおすすめしたいのが、Canvaです。
無料で使えるおしゃれなデザインのテンプレートがたくさんあり、操作もとても簡単です。Canvaでお客様の心をくすぐるメニューを作りましょう。
種類別・飲食店にオススメのテンプレート紹介
メニューは、おしゃれならいいというわけではありません。お店のタイプやどんなお客様に来て欲しいのかにより、適したデザインが変わります。
お店のタイプ別に、メニューに使いたいCanvaのおすすめテンプレートをご紹介します。
飲食店におすすめのメニューテンプレート
写真をたくさん設定できるので、外国人のお客様が多いお店や名前だけでは分かりにくいメニューがあるお店、視覚で訴えたいお店におすすめです。テンプレート内の文字や写真は簡単に入れ替え可能です。
情報は文字だけになりますが、デザインがおしゃれなので気になりません。フードメニューは写真付き、ドリンクメニューは文字だけ、と分けてメニューを作るのもおすすめです。
カフェにおすすめのメニューテンプレート
サンドイッチやハンバーガーなどの軽食が自慢のカフェなら、こちらのテンプレートはいかが。一目でお店のおすすめが分かります。派手すぎないので大人の女性や男性のお客様にも喜んでいただけそうです。
ドリンクに力を入れているカフェなら、余分な情報を極力メニューからそぎ落とし、シンプルさを追求しましょう。店内の雰囲気を問わず使えるメニューです。
出前中心店におすすめのメニューテンプレート
ファミリーレストランのようにさまざまな種類の料理の出前をしているお店にオススメです。ちょっとリッチなケータリングのオードブルを連想させます。写真は自分の好きなように入れ替えられます。
写真でメニューの内容を伝えつつ、おしゃれで使いやすい雰囲気をアピールできます。提供している料理の内容が視覚的に伝わるので、新規のお客様からの注文も増えそうです。
メニューに絶対載せるべき内容
メニューを見ただけで必要な情報がしっかり伝わるメニューが理想です。また、「メニューにはこれを書いておくべき」という暗黙の了解もあります。
フードメニュー&ドリンク&デザート
全てのフードとドリンク、デザートを記載しましょう。フードやデザートはお店によって見た目や盛り付けが変わるため、写真もあるとお客様がイメージしやすいです。
さらに日本人にはあまり馴染みのない名前のメニューは、どんな料理なのかが分かるコメントがあると親切。使っている主な食材などが書かれているのも喜ばれます。
セットメニュー
多くのお店がランチやディナー、ケーキセットなどの「セットメニュー」を用意しているはず。
セットメニューを目当てに来店するお客様もたくさんいます。セットメニューをまとめたページは必ず作りましょう。その際、セットの内容や値段も分かりやすく記載しましょう。
季節限定メニュー
その時期しか食べられない限定メニューは目立つように、そして入れ替えがしやすいように差し込みで別ページで作成するか、メニューの一番最初のページなどに配置しましょう。
「限定」という言葉に弱い人も多いので、「季節限定」と分かりやすく表記しておくのがおすすめです。
店舗基本情報
お店が気に入り「またここに来たいな」と感じながら食事をしているお客様も絶対にいるはずです。リピーターをしっかり掴むためにも、メニューの下部などにお店へのアクセス情報を掲載しましょう。
住所や電話番号のほか、営業日や営業時間、ラストオーダーの時間なども書いておきたい内容です。パーティーの予約可否やパーティーメニューの記載をしておけば、大人数の予約が入るかもしれません。また、InstagramやTwitter、FacebookなどのSNS情報も記載しておくと、フォローしてもらえる可能性があります。
メニューを作る上で心がけたいこと

メニューはお客様に見ていただき、スムーズに注文をしてもらうだけでなく、注文前のワクワクも楽しんでいただけるツールです。
すてきで使いやすいメニューにするため、メニュー作りで心がけるべきポイントをお伝えします。
見やすさ・読みやすさを重視
メニューは見やすく、すぐに内容を理解できることが大切です。デザインを重視するあまり、文字が小さくなって見づらくなったり、どこに何が書いてあるのか分からなくなったりというのは本末転倒。
誰もが読みやすい字体、文字の大きさ、色で表記するようにしましょう。さらに料金は税込なのか税抜なのか、セットメニューについてくる内容など、お客様に間違えず理解していただけるよう、分かりやすく書かれていることが大切です。
お店の雰囲気に合っているか
お客様がお店に来店され、最初に手に取るのがメニューです。メニューにはお店を紹介する名刺のような役割もあるため、お店の雰囲気が伝わるメニューを用意することが大切です。
例えば木材を多く使用したナチュラル系の内装のお店なのに、モノトーンでスタイリッシュなメニューを用意してしまうと、お客様は店内の雰囲気とメニューから受ける雰囲気が違って戸惑います。
ドリンクメニューとフードメニューを分けるのも可
メニューは必ずしも1冊にまとめなければいけない、というわけではありません。ドリンクにこだわってドリンクメニューが充実しているのなら、フードメニューとは別にドリンクメニューを用意するのもアリです。
それぞれのメニューでデザインを変えてみる、同じデザインで大きさや色を変えてみるなど、アイデアも膨らむのではないでしょうか。