Peatix(ピーティックス)は自分の主催するイベントを登録して、チケット販売ができるサービスです。イベントのカバー画像は、アクセス数やチケットの売れ行きを左右します。そのため、イベントの内容が伝わりやすく、インパクトのあるデザインを考えて、より大きな宣伝効果を狙いましょう。
今回は、Peatixのカバー画像の作成方法とデザインのコツについて紹介します。Peatixを上手に利用してイベントを成功させてくださいね。
Peatixは、全国で開催されるさまざまなイベントの告知とチケット販売ができるWebサービスです。Web上からもスマホアプリで操作でき、イベントグループを作成してイベント内容を公開できるようになっています。
イベントに設定したカバー画像はイベントの一覧で表示され、ユーザーがアクセスするかどうかを決める重要な判断材料です。どのようなイベントかを正確に伝えつつ、「行きたい」「面白そう」と興味を持ってもらうためにも、カバー画像のデザインに力を入れましょう。
ここでは、Peatixのカバー画像を作成する上で、よりよいデザインにするコツを3つ紹介します。ぜひ一読してからカバー画像のデザインに入ってください。
カバー画像はPeatix上でのファーストインプレッション(第一印象)となり、イベントの顔ともいえる重要な要素です。基本的には、ポスターやイベント用のチラシを作成する感覚でカバー画像をデザインしましょう。
ただし、カバー画像は横長なので、縦長のチラシを読み込ませただけではあまり魅力を感じられなくなります。カバー画像は、横長を活かしたデザインにしましょう。
チラシなど縦長デザインの画像を見せたい場合は、イベント内容部分にも画像を掲載できるので、そちらに全体を見せるように掲載すると、詳細が分かるのでおすすめです。
カバー画像の重要な役割は、開催されるイベント内容をひと目で伝えることです。どういうイベントなのかが見て分かるデザインにすることで、カバー画像を見て興味を持つかどうかが大きく変わります。
Peatixで告知しているイベントが講演で、イベントのウリが講師なら、講師が壇上で説明をしている様子をカバー画像に載せるのも良いでしょう。音楽系イベントなら、演奏中の写真か会場の写真、観光イベントなら観光スポットのイメージにあった写真を使います。
Peatixのイベント概要にも掲載されますが、カバー画像内でもイベント名、開催日時、場所を大きくレイアウトして、いつ実施するのかを明示することもポイントです。そのイベントに参加できるかどうかをすぐに判断できるようにしておくことで、イベントページを見た人がイベントに参加する確率が上がります。
Peatixのカバー画像をデザインするポイントについて確認できたら、次にカバー画像の仕様と設定方法を確認しましょう。
カバー画像とイベント内容に設定できる画像の定義は以下の通りです。
ファイルのサイズは、カバー画像とイベント内容に設定するファイルを合算して最大5MBまでです。ファイル形式はJPG、PNG、GIFの3種類に対応しています。
カバー画像に動画も設定できます。ただし、設定した動画を視聴できるユーザーはiPhoneを使っている人のみです。設定できる動画はYouTubeの動画だけなので、あらかじめYouTube側に動画をアップしておく必要があります。
カバー画像に動画を設定する場合は、以下の2点をPeatix側に連絡して設定してもらわなければなりません。
自分自身では設定できないので注意しましょう。
Peatixのカバー画像について以下の手順を紹介します。
【カバー画像の作成方法】
ここまで終わったら、Peatix側に取り込みます。Peatixからイベントのカバー画像を取り込む方法について説明します。
【カバー画像の設定方法】
一度設定したカバー画像は、同じような流れで変更もできます。
【カバー画像の変更方法】
ここからは、Peatixのカバー画像サイズで、イベント内容を伝えるのにおすすめのデザインテンプレートを紹介します。
基本のレイアウトとして、写真と文字情報部分を左右に分割して表示するテンプレートと、写真を背景に使うテンプレートを紹介します。
彩度の高い写真と淡いベージュの背景で、おしゃれな印象のデザインテンプレート。写真部分を多めに、しかし文字情報もしっかりと見えるように配置しているので、Peatixのイベント開催告知にぴったりのデザインです。
このデザインテンプレートは写真を全面に貼り込み、上部にイベント名またはキャッチフレーズ、画面上部の黒い部分に開催日時などの情報を入れるのに使えます。上部に広がりのある写真を使うと、このデザインテンプレートにマッチします。単に写真の上に重ねてフォントを置くだけのデザインよりもまとまりがあり、スタイリッシュです。
フリマイベントや複数のイベントを一堂に集めて行う場合、複数の写真をキレイにレイアウトして見せるテンプレートが役立ちます。複数の写真を見せたいときにおすすめのテンプレートを選びました。
円をフチにかけて広がりを感じさせるデザイン。メインに見せたい写真を中央に配置して目立たせ、ウリとなる商品やイベントの様子なども見せたい場合におすすめです。色合いはおしゃれ・かわいいという雰囲気ですが、配色を変えたい場合も自由に変えられます。イベントのメインカラーなど、雰囲気に合わせた背景色にしてくださいね。
こちらはネイビーベースで、ビジネス関連のイベントにも向いているスタイリッシュなテンプレートです。写真の比率をキレイに合わせているので、整って見える点が魅力です。縦長の写真を配置したい場合は、このテンプレートが使えます。
イベント写真が手元にない場合は、イベントイメージのイラストやイメージ写真が設定されているテンプレートを選ぶと良いでしょう。
Canvaでも写真素材やイラスト素材を無料や有料(1ドル)で何百万点も用意しています。イベントのイメージに仕えそうな写真やテンプレートを選び、美しいカバー画像を完成させましょう。
ここでは、そのままでもイベントイメージを表現できそうな写真やイラストが設定されているテンプレートをいくつか紹介します。
ナチュラルなイメージのテンプレート。オーガニック商品を販売するイベントや、スピリチュアル系・自己啓発系のイベントに合いそうなイメージです。文字が少々小さめなので、必要に応じてフォントサイズを大きくすると、より明確な形でイベント内容が伝えられます。
音楽系やスポーツ系のイベントなど、かなり幅広く使えそうなイメージのテンプレートです。全体的に濃い色の背景なので、文字は白抜きで、大きめにするとさらにインパクトが大きくなります。
カバー画像全体をシンプルにデザインしているテンプレート。赤ベースなのでとても目立ちます。こちらも、汎用的に使えてデザイン的にはキレイにまとまっていますので、ちょうどいいイベント写真がなかった場合のカバー画像として使ってみてはいかがでしょうか。
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