今すぐ作成できる!シンプルなデザインの名刺を作るための7つのコツ

今すぐ作成できる!シンプルなデザインの名刺を作るための7つのコツ

「シンプルなデザインの名刺のサンプルがたくさんみたい」 「シンプルなデザインの名刺を自分でも作りたい」

名刺はサイズが小さいながら、デザインは多種多様。掲載する情報も千差万別なので、「シンプル」な見た目の名刺を作成するにはちょっとしたコツが必要になります。

そこで、まず見本となるようなシンプルなデザインの名刺をご紹介した後に、

デザインがシンプルな名刺を作るための7つのコツ

をご紹介します。

これを読んでコツを掴めば、今まで一度も名刺デザインをしたことがない人でも、シンプルなデザインの名刺がすぐに作れるようになります。

ぜひ、これを読んで参考にしてみてください。

記事の最後には、名刺づくりの初心者に最適なデザインツールCanvaもご紹介しますので、ぜひ試してみましょう。

1. 見本にしたい!シンプルなデザインの名刺12選

まず最初に、見本にしたくなるようなクオリティの高いシンプルな名刺のデザインを12種選びました。ぜひ、作成のヒントに使ってください。

200317simplemeishi02

画像出典:Yardstick Coffee (Branding)

200317simplemeishi03

画像出典:Branch Creative

200317simplemeishi04

画像出典:cisimdesign

200317simplemeishi05

200317simplemeishi06

200317simplemeishi07

画像出典:Pinterest

2. デザインがシンプルな名刺を作るための7つのコツ

デザインがシンプルな名刺を作るための7つのコツをご紹介します。

  1. 名刺オモテ面に掲載する情報は厳選する
  2. 項目を厳選したらカテゴリーに分ける
  3. 文字の配置をする際に気をつける4つのポイント
  4. フォント(文字)もシンプルなタイプを選ぶ
  5. 色数は多くても3色、柄や模様は極力入れない
  6. 名刺のウラ面も有効活用する
  7. 名刺の紙質にもこだわる

一言でシンプルと言っても、人によって捉え方はさまざまですが、名刺はサイズ自体が小さいにも関わらず、掲載する情報が多くなりがちなので、作成前にしっかりとデザインについて考えておかないとシンプルなデザインの名刺を作るのは難しくなります。

この7つのコツをしっかりと掴んでおきましょう。

2-1. 名刺オモテ面に掲載する情報は厳選する

名刺のオモテ面に掲載する情報は厳選しましょう。一般的な名刺のサイズは91mm×55mmで、手のひらに収まるサイズです。この小さな紙に目一杯の情報を入れようとしたら、文字でぎっしりと埋まった名刺になってしまいます。シンプルなデザインの名刺にしたいのであれば、情報は必ず厳選してください。

以下に名刺のオモテ面に入れることが多い項目を一覧にしました。

何を入れて、何を省くかは、名刺を使う目的やシーンによって違います。また、会社にお勤めなのか、個人事業主なのかといった働き方の違いによっても変わりますので、ご自身でよく検討してください。

名刺に入れる主な項目一覧

氏名 最も重要な要素。読みにくい漢字などには《ふりがな》をふる
役職・肩書 自分の役職・肩書は氏名の近くに入れる。横書きであれば、氏名の左横、または左上に、縦書きであれば氏名の右上に表記。文字のサイズは氏名よりも小さくする
会社名 (株)などと略さず、株式会社ときちんと書く。相手に信頼感と安心感を与えやすいのでビジネス用の場合には必ず入れること
住所 郵便番号、都道府県名は省略せずに記載。ビル・建物の名称や階数も略したりしないで入れる
電話番号(FAX番号) 会社員の場合は会社の代表番号を記載。内線番号も併記しておくとさらによい。個人の場合は、携帯電話の番号だけでもOK
携帯電話の番号 会社員は会社が支給している携帯電話の番号を記載するが、必要に応じて個人所有の番号を入れてもいい(営業職などの場合)
メールアドレス 最近では、SNSアカウントのメッセンジャー機能などを使って連絡を取り合う場合もあるので、一番連絡の取りやすいアドレスを載せるのが好ましい
URL 自社運営のウェブサイトURL、SNSアカウント等を入れる。ECサイト運営会社ならショッピングサイトURLも併記。個人の場合はブログのURLやSNSアカウント等
ロゴ 企業名刺の場合は入れたほうが印象に残りやすい
その他 経営理念やキャッチフレーズ等 *名刺ウラ面に入れることもある

2-2. 項目を厳選したらカテゴリーに分ける

名刺のオモテ面に入れる項目を決めたら、関連するものでカテゴリーに分けましょう。カテゴリー分けをすることで、情報が整理されて視認性が高くなるので、シンプルなデザインの名刺には欠かせないステップです。

以下のような分け方をするのが一般的です。

  • 名前に関係するもの(氏名、ふりがな、役職、肩書)
  • 連絡先に関係するもの(住所、電話番号、メールアドレス等)
  • その他

2-3.文字の配置をする際に気をつける4つのポイント

シンプルなデザインの名刺を作成するうえで気をつける4つのポイントがあります。 

  • 余白量
  • 文字の揃え
  • メイン(目立たせたいもの)を決める
  • ジャンプ率

ひとつずつ解説します。

2-3-1.余白量

余白をどう使うかは、シンプルな名刺作成の際に非常に重要なポイントになります。強調したい部分の周りに適度な余白をつくることで、その部分を際立たせることができるからです。

余白をうまく使うことができると、小さいスペースの中にもメリハリが出せます。

2-3-2.文字の揃え

名刺だけでなく、全てのデザインに共通して言えることですが、揃えられるところはできるだけ揃えることでスッキリとしたデザインになります。部屋の整理整頓と同じで、同じ高さのものは同じ高さ、同じ大きさのものは同じ大きさで揃えたほうがきれいに見えるのです。

文字の揃えには、「左揃え」「右揃え」「中央揃え」「両端揃え」があります。

左揃え

左揃え

右揃え

右揃え

中央揃え

中央揃え

両端揃え

両端揃え

2-3-3.メイン(目立たせたいもの)を決める

名刺の中で、一番目立たせたいものを決めましょう。全ての情報が均一にデザインされていると、漠然とした印象の名刺になってしまうからです。

通常、名刺の場合、一番目立たせたいものは「氏名」です。しかし企業の名刺の場合は、会社名のほうを強調したいという場合もあります。有名企業であれば、ロゴやマークを大胆に配置してメインにしたいという場合もあるでしょう。

どの場合であっても、主役(一番目立たせたい項目)はどれなのかはっきりわかるデザインを心がけてください。

メインを強調したい場合のデザインの手法をご紹介します。

  • 文字を他の項目よりも太くする
  • 色を変更する
  • 書体を変更する
  • 目立たせたい文字の周りに装飾を施す

2-3-4.ジャンプ率

ジャンプ率とは、最も小さい文字と大きな文字との大小差のことを指します。ジャンプ率によって、名刺の紙面にメリハリが出ます。

ジャンプ率を大きくすると、インパクトが増して強い印象を残すことができます。逆にジャンプ率を小さくすることで、上品で洗練された印象を与えます。

2-4.フォント(文字)もシンプルなタイプを選ぶ

シンプルなフォントを選ぶことも大切です。フォント(文字)には、それぞれイメージがあるからです。自分が名刺によって与えたいイメージを表現するフォントはどれなのかよく考えて選びましょう。

またフォントにはさまざまな太さがあります。文字が細い・太いの違いでも印象は変わってきますし、名刺には不向きな太さもありますので注意しましょう。

シンプルな名刺にするには、個性的なデザイン書体(ポップ体、手書き風書体等)は極力避けて、明朝体やゴシック体のようなオーソドックスな書体を使用することをおすすめします。ここで書体が与えるイメージをご紹介します。ご自身のイメージと合う書体はどちらか考えてみてください。

フォント(文字)が与えるイメージを考えて選ぶ

・明朝体のイメージ

明朝体のイメージ

明朝体は横画が細く、縦画が太いという特徴があります。与える印象は「上品」「女性的」「大人っぽさ」「やわらかさ」「知的」などで、どちらかというと和風のイメージです。

細い明朝体は、上品さや知性的な感じを与えるので特に女性の名刺におすすめです。一般的な太さの明朝体はまじめさを感じさせますので、士業など知的な職業の名刺に向いています。太すぎる明朝体は、アニメ作品を連想させるので、個人の名刺であれば問題ありませんが、企業の名刺には避けたほうがいいでしょう。

・ゴシック体のイメージ

ゴシック体のイメージ

ゴシック体の特徴は、太いマジックで書いたような感じで、縦画、横画とも太さに違いがないことです。与える印象は「強さ」「男性的」「はっきり・くっきり」「親しみやすさ」「楽しい」などで、どちらかというと洋風なイメージになります。

細いゴシック体であれば、女性の名刺に使用しても違和感がないのでおすすめです。ゴシック体は太くなるほど潰れて読みづらくなるので、フォントサイズが小さい名刺に使うのは不向きです。

2-5. 色数は多くても3色、柄や模様は極力入れない

シンプルな名刺にしたいのであれば、使う色数は多くても3色程度で、柄や模様なども極力入れないデザインにしましょう。なぜなら、色が多く使われれば使われるほど、ゴチャゴチャとまとまりのないデザインになってしまうからです。柄も模様も同じ理由です。

ここで、色が与える印象をご紹介します。

色の系統 与える印象
赤系 情熱、危険、怒り、攻撃的
ピンク系 女性、可愛い、子供、赤ちゃん
オレンジ系 親しみやすさ、楽しい、子供
イエロー系 明るさ、希望、注意信号
緑系 健康、自然、癒やし、安全
青系 清潔、冷たさ、誠実、男性
紫系 神秘的、優雅、高貴
白系 清潔さ、潔白、純粋、医療
黒系 夜、大人っぽさ、都会的
グレー系 地味、あいまい、上品

シンプルな名刺の場合、1色テーマカラーを選んで作成する場合もあると思います。名刺の全体をひとつの色で統一することでシンプルで力強い印象の名刺になりますが、選んだカラーによって与える印象が変わりますのでよく検討しましょう。

2-6.名刺のウラ面も有効活用する

名刺は両面印刷できるので、ウラ面も有効活用することを考えましょう。オモテ面は、シンプルに名前と住所のみとして、ウラ面にそれ以外の情報をまとめてもいいかもしれません。

企業の名刺の場合、どんなにシンプルに作ろうとしても、掲載しなくてはいけない情報量が多くなり、煩雑な印象の名刺になることが多いですが、工夫次第でシンプルにできます。

ウラ面もできるだけ情報を絞り、シンプルな表記を目指してください。

ウラ面に載せることが多い項目

会社や営業所の所在地地図 地図もできるだけシンプルにわかりやすく作成するようにしましょう。最寄駅からの所要時間も入れると親切です
支店・支社の案内 全国の支店名を掲載するよりも、たとえば関東地区の営業所勤務者の名刺であれば関東地区のみ掲載するなど、できるだけシンプルにしましょう
事業案内や取扱製品 主要な事業、主要商品のみ掲載するなど情報を絞ってください
経営理念・キャッチフレーズ オモテ面に入れることもありますがウラ面でもOKです。他の情報よりも目立つようにデザインすることで、メリハリが出ます
自己紹介 営業職など対人折衝がある職業なら、記憶に残るような自己紹介文を入れてもいいでしょう。顔写真を入れるとさらに効果アップします

2-7.名刺の紙質にもこだわる

シンプルな名刺にするのであれば、紙の質にもこだわりましょう。紙を見た印象(ツヤの有無)や 名刺を手にした時の紙の感触・手触りなどは、名刺を渡した相手の記憶に残りやすいので、名刺の存在感を高めてくれるからです。

ここで、一般的な名刺に使われる紙をご紹介します。

  • 文字のみのシンプルなデザインの名刺なら………マットコート紙
  • 写真や画像を含むデザインの名刺なら……………ミラーコート紙・微光沢のマットコート紙

凝った名刺を作りたいのであれば、紙の質だけでなく、厚さについても検討してください。厚さのある紙であれば、エンボス加工(文字を浮かび上がらせる加工)などを施すことができます。ただし、通常の印刷費用よりも多額の費用がかかります。

3. canvaを使えばシンプルなデザインの名刺が数分で作れます

シンプルなデザインの名刺を素早く作りたいと考えているのであれば、ぜひ無料で使えるデザインツールCanvaを一度利用してみてください。

Canvaを使えばシンプルなデザインの名刺が数分で作れます。

この章では、「シンプルな名刺作りならCanvaをオススメする3つの理由」をご紹介した後、実際にCanvaを使ってシンプルなデザインの名刺づくりにチャレンジします。

ぜひ、見ながら一緒に作成してみてください。非常に簡単に名刺が完成させることができます。

3-1. シンプルな名刺作りならCanvaをオススメする3つの理由

まず最初に、Canvaをオススメする3つの理由をご紹介します。

3-1-1.8,000を超えるテンプレートから選べるデザイン

そのまま使用することができる、完成形のテンプレートが豊富に揃っています。デザイン決定ができず、迷っているときには、プロが作成したテンプレートを眺めるだけでもアイデア出しの参考にできます。

気に入ったテンプレートはそのまま利用して、アレンジを加えてオリジナルの名刺を作成できます。

3-1-2.簡単な操作で色を変えたり画像を入れ替えたりできる

とにかく操作が簡単でデザインツール自体を扱ったことがない初心者の方でも、数分間試してみれば、すぐに使いこなすことができます。

  1. 「テンプレート」の中から好みのテンプレートを選ぶ
  2. 画像を入れ替える(自作の画像をアップロードすることも可能)
  3. 文字を入れ替える(88種類のフォントの中から好みのフォントを選べる)
  4. 色を変えたり、画像を加工する(ボタン操作で非常に簡単)

この4つのステップで完成します。

スマートフォンやタブレットからの操作も想定しているので、直感的に操作を行うことができ、難しい操作はありません。

3-1-3.作ったらすぐに印刷できる(外部の印刷会社への発注も可能)

名刺は在庫がなくなったらすぐに追加が欲しいものですが、Canvaなら、自宅で試し刷りをすることもでき、OKならファイルをダウンロードして印刷会社にすぐに発注できます。

3-2.Canvaを使って今すぐシンプルなデザインの名刺を作ろう

実際に、Canvaを使って名刺づくりをしてみましょう。ステップは非常に簡単です。

  1. ID登録したらテンプレートを選ぶ
  2. 画像の入れ替えも簡単にできる
  3. 色味の調整も簡単操作でできる
  4. フォント(文字)は88種類の中から選ぶ
  5. 自宅のプリンタで印刷したら名刺づくりは完了

ぜひ、好みのテンプレートを見つけて、実際に手を動かしながら読んでください。

3-2-1.ID登録したらテンプレートを選ぶ

Canvaにアクセスしてください。以下のような画面が出てくると思いますので、アカウントを作成しましょう。

スマートフォン、タブレットの場合はアプリをGoogle Play App Store からダウンロードして、同じようにアカウント登録を行なってください。

200317simplemeishi20

名刺のテンプレートの中から好みのデザインを選びます

200317simplemeishi21

Canvaの名刺テンプレートの一例です

3-2-2.画像の入れ替えも簡単にできる

無料で利用することができる背景画像(メイン画像としても利用可能)が豊富にあり、簡単に気に入った画像に入れ替えることができます。

画像は一部有料ですが、1点利用に付き、ワンタイムユースライセンスであれば$1、マルチユースライセンスであれば$10です。

200317simplemeishi25

3-2-3.色味の調整も簡単操作でできる

画像を加工することも簡単にできます。たとえば、画像の色味の調整は、19種類のフィルタから好みの色合いを選べばOK。インスタグラムやスマホの写真加工アプリを使い慣れている方であれば、同じような手順でできるので、すぐに覚えられます。

画像の切り抜きや反転することもできますし、写真だけでなくイラストやロゴマークなどもテンプレートとして揃っているので、少し加工するだけで、オリジナルのロゴマークを作ることもできます。

200317simplemeishi26

3-2-4.フォント(文字)は88種類の中から選ぶ

フォントは現在、88種類の中から選べます。シンプルな名刺にするには、オーソドックスなゴシック体や明朝体を選びましょう。

以下にオススメの書体を載せました。フォントの太さは好みに合わせて選んでください。ただし、ゴシック体の極太サイズは小さい文字に使うと潰れて読みづらくなりますので注意しましょう。

おすすめのゴシック体 ・Noto Sans ・源柔ゴシック ・M+1m

おすすめの明朝体 ・Source Han Serif Jp ・あおぞら明朝 ・はんなり明朝

200317simplemeishi27

3-2-5.自宅のプリンタで印刷したら名刺づくりは完了

作成した名刺はプリンターですぐに印刷できます。本刷りの前に試し刷りをして色味などを確認したい場合に便利です。

プリントの手順は以下のようになります。

  1. デザインが完成したバナーをいったんダウンロードします。ダウンロードするには、右上の「ダウンロード」ボタンをクリックします。
  2. 下方に選択肢が出てくるので、印刷する場合は「PDF」を選択します。(ダウンロードファイルはさまざまな形式が選択できます。)
  3. ダウンロードしたファイルを開いて、ご自宅のプリンターの設定を調整して印刷します。
  4. 印刷の倍率は「100%」に設定してください。

外部の印刷会社に発注する場合は、印刷会社に指定されたファイル形式でダウンロードを行なってください。

200311coolbc31

4.まとめ

シンプルなデザインの名刺を作るのであれば、デザイン作成に取りかかる前にしっかりとコツを掴んでおくようにしてください。

ここで、シンプルなデザインの名刺を作るための7つのコツを復習しておきましょう。

  1. 名刺オモテ面に掲載する情報は厳選する
  2. 項目を厳選したらカテゴリーに分ける
  3. 文字の配置をする際に気をつける4つのポイント
  4. フォント(文字)もシンプルなタイプを選ぶ
  5. 色数は多くても3色、柄や模様は極力入れない
  6. 名刺のウラ面も有効活用する
  7. 名刺の紙質にもこだわる

ご紹介したCanvaを利用してみることもおすすめです。名刺は在庫を切らしてしまうと非常にまずいもの。年度末など、名刺を新しく切り替えるタイミングなどに、スピーディーに名刺作成できるCanvaをぜひ利用してみてください。

デザイン作成の切り札