最終更新日 : 2026年1月23日
「Canva」へフォントメーカーモリサワさんの「UDデジタル教科書体NPL」と「UD学参丸ゴシック」が搭載されたことを記念してイベントを開催されました。
リアルとオンラインのハイブリット開催で、総勢400名の方々が参加したイベントについて当日の様子をレポートします。
※本記事は、株式会社モリサワの橋爪明代さんの現地レポートを記事化したものです。
元、学校教諭で現在は、Canva Education Senior Managerの坂本さんから、Canvaがモリサワフォントを採用した理由について、Canvaが日本の教育現場に対してどんな貢献をしていくかについてビジョンを語りました。
最新の「ふりがな」機能のデモストレーションでは会場がどよめき、Canvaが日本のローカライズにも積極的であることを参加者一同歓迎しました。
Canvaを利用する先生からのリクエストが最も多かった「UDデジタル教科書体」がいよいよCanvaに搭載。
書体を開発したフォントメーカーであるモリサワの橋爪さんからは、搭載された「UDデジタル教科書体NPL」と「UD学参丸ゴシック」を紹介。
今回、なぜモリサワがCanvaにこの2つのフォントを搭載したのか、ロービジョンや学習障害(ディスレクシアなど)の見え方を踏まえて解説。
参加者からは「UDフォントについて、初めて知りました。」や「生徒児童によって見え方が違うから書体選びも大切なんだ!」などチャットでのコメントも多く、新たな発見をした方も多かった様子でした。
現役の教員として、特別支援分野の教育実践や研究、教材デザインを行ってきた関口あさかさんからは、「フォントってどんなことができるものなんでしょうか?」という問いかけから、フォントの可能性を受講されている方々も巻き込み楽しく解説!
2学期に向けて関口さんが作成された実際の教材コンテンツを紹介しながら、Canvaだからできる楽しいから学べるコンテンツ作りを教えてくれました。
今まで学習障害や外国籍のお子さんなど、読みにくさのある子どもへの支援の経験から、Canvaにモリサワの「UDデジタル教科書体NPL」と「UD学参丸ゴシック」が搭載されたことの意義をお伝えいただきました。
「先生が配慮した教材やお便りが作れるだけでなく、生徒自身が読みやすいと感じる書体を選べることの両面が叶うことが素晴らしいこと」と語り、当事者の視点でのお話に受講者の皆さんも大いに納得されていたようでした。
先生なら、必ず作成する「学級通信」や「学年だより」。
今回はこの「お便り」をワークショップの題材に、イベントのお知らせをテーマにしたサンプルデータを受講者と一緒にリメイクしました!
もうすぐ運動会や学芸会、文化祭のシーズンということもあり、ワークショップの内容をすぐに活用できた受講者の方もいらっしゃったかもしれません。
橋爪さんから、よく陥りがちな思いは詰まっているものの、何が伝えたいのか分かりにくくなってしまう学級だよりのサンプルを使って、より多くの生徒や親御さんに、もれなく・ズレなく伝わるためのビジュアル作りのノウハウをお伝えいただき、いよいよみんなでリメイクの時間です。
オンライン参加者の皆さんにはテンプレートを配布し、各自でリメイクをスタート!
リアル参加者はCanvaの共同作業モードでリメイクしたので、講師の橋爪さんや関口さんから直接のアドバイスを受けたり他の方の良いリメイクを確認できたり、今日は先生が生徒になって「伝わるお便り」づくりを学びました。
後半には、アドバイスを踏まえて、より伝わるレイアウトについて実際の作業をしながら解説が行われました。参加者はアドバイスや解説を踏まえ、時間の限りリメイクを進めました。
最後に橋爪さんから、リメイクのポイントを踏まえてリメイク後のデータを共有され、「UDデジタル教科書体」や「UD学参丸ゴシック」を使うだけでなく、見る方の立場に立って読みやすいビジュアルを作る過程を体験いただきました。
元小学校教員で現Canva JapanのCanva Education Senior Managerの坂本良晶から、国語の物語教材『やまなし』を題材とした具体的な授業でのCanvaの活用方法について解説、ワークショップを実施しました。
坂本が先生役となり受講者は全員子ども役。
「やまなし」は古くから日本の国語科で扱われてきた宮沢賢治さんの物語教材です。五月と十二月の二つの短編(幻灯)がセットになっている額縁構造となっています。
そこで、五月と十二月以外の幻灯をチームで創作する活動をゴールとしました。ただ創作すれば良いのではなく、大切なことはその世界観を大切にすることです。そのために読む↔︎書くという往還が必然的に起こります。
Canvaの表を使用したワークシートにまずは話し合ったことを書き込んでいきます。
このチームは4人で十月の幻灯を創作しました。宮沢賢治さんの作品の特徴である、独特なオノマトペや比喩表現を生かし、世界観を尊重した作品となりました。
いかがでしたでしょうか。
今回はモリサワさんのオフィスをお借りして開催したので、リアル参加の方は文字に関するコレクションが展示されているショールームも見学でき、文字で楽しく学ぶ教育を文化面からも吸収した1日になりました。
モリサワさんのショールームの詳細はこちら(新しいタブまたはウィンドウで開く)
最終更新日 : 2026年1月23日
投稿者
Canvaブログ編集部