メニュー表デザインに使える豊富な日本語・英語フォント
PC&スマホでデザイン作成
豊富な無料イラスト素材&ストック写真
送料無料のメニュー表印刷サービス
お店の自慢は、生麺から作るパスタですか? それともオリジナルのカレーでしょうか。長年、研究を重ねてレシピを開発し、ついに飲食店をオープンするとなると、さまざまな準備が必要です。Canvaの飲食店メニューメーカーを活用して、その負担を少しでも軽減してください。Canvaの無料ツールなら、前菜、メイン、スープ、スペシャル料理などを組み合わせて、グルメなお客様にも感心して喜んでいただけるような、本格的なメニューが簡単に作成できます。
用意するのは食欲を刺激する料理写真数点と、お客様に向けて心を込めた文章だけ。わずか数分で、本格的な飲食店メニューを思い通りにデザインできます。もうメニュー作りに時間をとられることはありません。
飲食店やカフェでメニューブックを手に取る瞬間は、何を注文しようかと期待が高まるひとときです。優れたメニューデザインで、そのようなお客様の期待に応えましょう。ここでは、メニューデザインの基礎知識について説明します。
飲食店で提供する料理を紹介するメニュー表やメニューブックは、お店の顔であり、売上を左右する重要な販促ツールだとも言えます。メニューデザインを作成するにあたっては、テーブルサイズやターゲット層、お店の雰囲気などに合わせて、寸法やページ数、写真の使い方などさまざまな検討事項があります。
お店の雰囲気や価格帯、ターゲットのお客様に合わせて、メニュー表のデザインにも多くの種類がありますが、大きく分けて、メニューデザインには以下の3種類があります。
なお、お客様にとっての「見みやすさ」を考慮した場合、1冊のメニューブックのページ数は、多くても12ページまでにとどめておくことがおすすめです。ドリンクやデザートのページが多いなら、別に専用のメニューブックを用意しましょう。
多くの料理を紹介することができる人気のデザインで、ホッチキス綴じ(中綴じ)やカシメ綴じが一般的です。お店の雰囲気に合わせて、シズル感のある写真を使ったり、高級感のある用紙で制作したり、汚れに強いラミネート加工を施したりと、アレンジの幅が広いスタイルだと言えます。
ファミレスなどでおなじみのパウチメニューは、汚れや濡れに強いラミネート加工を施したメニューです。パウチメニューは見やすいため、テーブルについた瞬間に目を引くデザインでお客様にアピールすることができます。パウチメニューの種類としては、1枚もの(ペライチ)、2つ折り、3つ折り、4つ折りなどがあります。
パウチメニューはページ数が多くないメニューに適しています。とくに1枚もののメニューは、キャンペーン中のメニューなど、おすすめの料理を紹介するのに適しています。また、シンプルなカフェメニューなどでもペライチのメニューが使われていることもあります。
ページの差し替えができるタイプのメニューデザインで、厚手でしっかりしたカバーが使われます。閉じ方は、ビス綴じ、ピン綴じ、紐綴じ(ハトメ)、レール式、クリップ式など。
使用する素材としては、クロス生地や紙製が多いですが、木製のメニューカバーもあります。中華料理店や和食店、フランス料理やイタリア料理店などで採用されることが多いメニューのスタイルです。
メニュー表は、来店したお客様にお店のメッセージを伝える重要な手段です。主力の商品に注目を集めたり、プラスワンの注文やセットメニューで客単価を高めたり、季節感を出すことで注文してほしい料理をアピールしたりと、メニュー表を戦略的にデザインすることで、単価をアップし、リピーターを増やすことができます。
また、コンセプトに沿って戦略的にデザインされたメニュー表は、お客様にとっても役立つものです。たとえばセットメニューを探している人にすぐ目に留まるようにレイアウトしたり、時間がない人に向けて「すぐ出るメニュー」をまとめておく、お持ち帰り用メニューの提供といった工夫は、お店を訪れるお客様のさまざまなニーズを満たすことに繋がります。
お客様がテーブルに座ったとき、最初に目にするメニュー表は、お店の看板に匹敵する重要なビジュアル要素です。言葉を変えれば、お店からお客様へのメッセージだと言うこともできます。お店の雰囲気とメニューを統一感のあるデザインに仕上げることで、ブランド価値の向上につながります。
逆に、お店のコンセプトとメニューデザインがちぐはぐだと、来てもらいたいお客様にアピールすることができません。想定する客単価に合わせて、顧客像をイメージし、それに向けてメニューデザインを考えましょう。
また、メニューの成功を左右すると言って過言ではないのが写真のクオリティです。ぜひ、フード専門の写真家に依頼して、思わず注文したくなるような魅力あふれる写真を用意しましょう。
メニューデザインでは、以下のすべての要素を盛り込む必要があるわけではありませんが、一般的にはこれらの要素を盛り込みます。
わかりやすいカテゴリー名:フードやドリンク、デザートなど、料理のカテゴリーで分類する。
興味を引きつけるメニュー名:メニュー名はキャッチコピーです。わかりやすく、かつ注文したくなるようなネーミングを考えましょう。
魅力を伝えるコメント:食材の生産地やこだわりポイントなど、一言添えることで注文してみようかという気持ちを高めることができます。
シズル感のある写真:高級レストランなどでは、あえてメニューブックに写真を使わないケースもありますが、一般的には写真は有効な手段です。
価格:こちらも、高級レストランではあえて表記しない場合がありますが、一般的なルールとしては明記すべきです。
英語版や中国語版のメニュー:来店するお客様の層によっては必要になります。
お客様にとって、わかりやすくて必要な情報にすぐアクセスできるのは、優れたメニューデザインの条件です。以下に、メニューデザインの5つの基本ルールをご紹介します。
デスクトップまたはモバイルでCanvaを立ち上げます。新規ユーザーの場合は登録してください。すでにアカウントをお持ちの場合はログインしてください。新しいページを開き、最初からデザインを始めるか、イメージ通りのテンプレートを見つけてください。
プロがデザインしたテンプレートのライブラリから、最適な飲食店メニューを探しましょう。検索ツールを使用して、さまざまな色、レイアウト、テーマでデザインを絞り込み、カスタマイズを開始します。
さまざまなテンプレートの要素を試し、理想のデザインに仕上げます。手持ちの写真やロゴをアップロードするか、7,500万点を超えるストックライブラリーから画像をお選びください。さらに、数回クリックするだけで、フォントと色の組み合わせを微調整することもできます。
文章を加えたり、背景色を変更したりして、デザインをカスタマイズします。思い通りレイアウトを作成するために、写真フィルター、フレーム、グリッドを試すこともできます。
完成です!データを保存してデザインをSNSで共有したり、Canvaプリントで高品質なメニュー表をお店やご自宅にお届けします。
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文章を加えたり、背景色を変更したりして、デザインをカスタマイズします。思い通りレイアウトを作成するために、写真フィルター、フレーム、グリッドを試すこともできます。
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メニューの内容をただ並べるだけでは、料理の内容がお客様にうまく伝わりません。メニューデザインを考えるときには、どのようなポイントに気をつければ、よりお客様にとってわかりやすいメニュー表になるのでしょうか。ここでは、お客様にとって使いやすいメニューデザインを作成する際に、覚えておきたいコツをまとめました。
人気のメニューを大きくわかりやすく紹介する
「今月のおすすめ」や「人気メニュー」など、定番メニューやおすすめのメニューをとくに大きくレイアウトして目立たせましょう。
カテゴリーで区分けする
「メインディッシュ」「サイドメニュー」「サラダ」「ドリンク」など、カテゴリーに分類すれば、ほしいメニューがどこにあるのかすぐわかります。
マークを付ける
辛さマークやベジタリアンメニューなど、ひと目で分かるマークを付けて視認性を高めましょう。
写真とメニュー名は近くに
写真とメニュー名が離れていると、どの写真が何を示しているのかわかりにくくなります。写真とメニュー名、価格を1つのセットとしてレイアウトしましょう。
文字は見やすく
お店の雰囲気に適したフォントを選びます。和食などで好まれる筆文字は、説明部分には向かないので、明朝体などにしましょう。また、強調したい文字色は、赤などの目立つ暖色を選択するのがおすすめです。青などの寒色は、沈み込んでしまい目立たないからです。
メニューに使う写真のクオリティは、売上にも関わる重要な要素です。専門のカメラマンに撮影してもらうのがおすすめですが、手作りのメニューブックをデザインしたいので、写真も自分で撮るという場合もあるでしょう。ここでは、食欲をそそる(「シズル感」があるとも言います)写真を撮るための基本的なコツをご紹介します。
写したい料理全体にピントを合わせる
画面の一部だけフォーカスするのではなく、料理の全体にピントが合うようにする。セットメニューなら、メインを手前にして全体を写す。
シンプルな背景で料理を引き立たせる
実際のお店のテーブルを使うなどして、食べる人がイメージしやすいシンプルな背景セットを用意する。複数の料理写真を撮影する場合は、同じセットや照明を使って同じトーンで写真を撮る。
縦位置と横位置の両方を撮っておくと便利
たとえ使用するのが縦位置の写真でも、後でWebサイトで使用するなどという用途が出てくる可能性があるため、縦位置と横位置の写真を撮っておくのがおすすめ。
バランスの悪い隙間を作らない
画面全体に要素を配置するようにして、バランスの悪い空間ができないようにする。なお、構図のバランスさえ良ければ、被写体全体を写さない「見切り」は料理写真でよく使われるテクニックです。
順光ではなく逆光で撮る
料理を撮影するのにおすすめの光源は、明るい自然光です。ただし、直接太陽の光を当てると反射してしまうので、カーテンごしなど、柔らかい光になるようにします。
また、直接光が当たる「順光」は料理の撮影には向きません。最も美しく撮影できるのは、被写体の斜め45度から光が差している「半逆光」です。もし手前が暗く沈んでしまうようであれば、レフ板を使って明るくしましょう。
新作のスペシャル料理や、季節の料理を追加したい場合も、メニューをはじめから作り直す必要はありません。Canvaのカスタマイズ可能なレイアウトは、写真の差し替えやテキスト編集が簡単に行えるので、常に最新のメニューに保つことができます。
新しいメニューに更新したら、印刷用データのダウンロードも簡単です。メニュー完成後に [ダウンロード] ボタンをクリックして、デザインを印刷用PDFファイルとして保存します。これでデザインを印刷サービスに送信する準備ができました。
一度完成させたデザインでも、簡単に再編集できるので、新作のスペシャル料理や季節の料理を追加した場合いでもメニュー表をゼロから作り直す必要はありません。写真を入れ替えたりテキストを変更するだけで、あっという間に新しいメニュー表にアップデートできます。
メニュー表やチラシを、統一されたデザインのテンプレートで作成してみませんか?
このページの下部にある「テンプレートから今すぐデザインを開始!」の「飲食」タブをクリックすれば、「メニュー表」「チラシ」「ステッカー」「ショップカード」「商品紹介写真」「Instagram投稿」「Instagramストーリー」の合計7種類ものビジネステンプレートをご覧いただけます。
このテンプレート集を使えば、新規店舗のオープンや、レストランのリニューアルにあたって、完全に統一されたイメージでビジュアル戦略を構築することができます。ぜひ、レストランやカフェのブランディングにご活用ください!
ケータリングやキッチンカーなどで移動するシェフにもCanvaはとても便利です。iOS(iPhone、iPad)やAndroidの無料アプリを使用すれば、モバイルでメニューを作成できます。
店舗のウェブサイトを持っていなくても大丈夫。移動販売している場所からおすすめ料理をツイートする際にCanvaでメニューを共有しましょう。[共有] をクリックするだけで、新しくできたメニューへのリンクをFacebookやX(旧Twitter)に投稿したり、メールで直接送信したりすることができます。
メニューデザインが完成したら、さっそく印刷しましょう。Canvaのデザイン画面では、PDF、JPG、PNGの形式から選んでデータをダウンロードすることができます。また、デザイン画面からプロ品質の印刷を直接発注することも可能です。マットや光沢、再生紙など、好みに合わせた紙を選ぶことができます。
Canvaには約2,000点におよぶメニューテンプレートが揃っています。ここでは、その一部およびメニュー作成に役立つヒントをご紹介します。
カジュアルな雰囲気のデザインから、高級レストランに最適な落ち着いたテイストまで、さまざまなデザインが揃っています。写真を魅力的に使ったデザインが豊富なので、ぜひ自慢の一皿を紹介してください。
ペストリーやコーヒーカップをモチーフにあしらったナチュラルなテイストのデザインや、シンプルでスタイリッシュなデザイン、メニュー写真をカラフルに使ったデザインなど、さまざまなコンセプトから選べます。あなたがイメージするカフェにぴったりのメニューを作成してください。
特別な時間を演出するために、スタイリッシュなメニューは欠かせません。ミニマルなデザインのおしゃれなメニューでバーをブランディングしませんか?
赤やオレンジなど、暖色をキーカラーに取り入れた、仲間で集まり、にぎやかで楽しい時間を過ごす居酒屋にぴったりのデザインが揃っています。自慢の一品の写真を追加し、和風のフォントを使えば、もうできあがりです。
移動販売のメニューデザインで重要なことは、写真でメニューを確認できること。そして、ドリンクやサイドメニューなどもきちんと網羅していること。そして電話番号などの注文方法が明記されていることです。Canvaの「持ち帰り用のメニュー」や「ランチメニュー」テンプレートなら、きっとイメージどおりのデザインが見つかるはずです。
食欲をそそる赤を基調としたデザインや、高級感のあるえんじや黒の背景デザインがおすすめです。高級感のあるステーキレストランのデザインテンプレートをアレンジして、ロゴや写真をオリジナルのものに差し替えれば、あっという間にすてきなメニューブックができあがりです。
和風のテンプレートをアレンジしたり、「寿司」で検索したりして独自の写真に差し替えましょう。Canvaには、和風のフォントも数多く揃っているので、イメージに合うフォントを試してみてください。そしてロゴデザインをカスタマイズすれば、世界に一つだけのお寿司のメニューになります。
ラグジュアリーなレストラン向けのメニューデザインから、カジュアルなテイクアウトピザまで、多様なニーズを満たすデザインテンプレートが揃っています。Canvaの豊富なテンプレートから、お客様の食欲をそそるメニューをデザインしてください。
気軽なビストロやフランス料理の高級レストランにぴったりの、おしゃれでシックなメニューデザインがたくさん。ワインやバゲットなどのイラストや、きれいな飾り罫を配したメニューで、ブランド価値を高めましょう。
ラーメン店向けのメニューは、汚れを防ぐためにラミネート加工でパウチするのがおすすめです。「中華」や「持ち帰り用メニュー」で検索して選び、背景色やフォント、写真を差し替えてオリジナルのデザインを作成してください。
「寿司」のメニューデザインをアレンジするのがおすすめです。Canvaのテンプレートデザインは、縦書きにも対応しています。気に入った横書きのデザインが見つかったら、テキストボックスを選択して、文字を縦にするボタンをクリックするだけ。後は、好みに応じてフォントを変更してください。
標準的な飲食店メニューのサイズはA4、B4、B5などですが、お店の雰囲気によってサイズや形はさまざまです。たとえば高級レストランのメニューは、食堂のメニューよりも小さくデザインされている場合が多いです。これは、高級レストランではあまり多くの説明をしないことで、高級感を演出するという効果を狙うためです
優れた飲食店メニューに必要な条件は、以下のようなものです。
オレンジ色は食欲を高め、茶色はナチュラルな雰囲気を示します。緑色は新鮮な素材の魅力をイメージします。黄色は気分を引き立て、赤はエネルギッシュな印象を与えます。Canvaには、さまざまな魅力的な配色パレットが揃っています。ぜひ、以下の記事を参考にして、お店のイメージに合ったメニューをデザインしてください。
高木 和子