色彩はデザインをイキイキさせてくれます。
色は注意を引いたり、雰囲気を作ったりするだけなく、感情や視覚にさえ影響を与えるのです。
しかし、時に、デザインを始めるにあたってカラーパレットを選ぶ時、どこからはじめて良いのかわからなくなりますよね。
そこで、私たちCanvaチームが自然や、食べ物&飲み物、旅、日用品(日常のモノ・コト)などから着想したカラーコンビネーション(配色)を100通りご用意しました!
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Canva上でカラーメニューの6桁コードを入れると、あなたのデザインの色が変えられるようになりました。やり方は下のビデオを見てくださいね。
Photo credit: Flickr/u2tryololo
摘みたての草木や色とりどりの花は、長い冬を越えて、春を歓迎しているように見えます。このカラーパレットは、デザインをポップにしてくれるグリーンの明暗とコーラルの色合いで構成されています。この色タイプは、春か夏のシーズンイベントのポスターや、新鮮さや若さを表したい広告などに使えるでしょう。
Photo credit: Flickr/Vincent D’Amico
赤と青は企業がブランディングや真っ当な感じを出すために使う一般的な色です。赤は“自信と力強さ”を、青は“落ち着きと信頼性”を表します。このパレットでは強すぎないよう彩度をわずかに暗くし、赤と青をちょっとずつ出しています。控えめな青とグレーに、暗めのレンガ色を加えると、プロっぽくはありながら、余計に色が際立ちます。これは、どんな企業背景でも、より“重い・熱い”デザインプロジェクトにでも、うまく作用します。動画編集のときにもおすすめの配色です。
Photo credit: Flickr/Wolfgang Staudt
砂漠の風景はドラマティックな対比でみちています。それがこの配色です。明るく、派手な感じからよりトーンを下げる予想もつかないカラーコンビネーションには、プラムと赤みがかったオレンジの色合いを含めたこのペアを試してみてください。
Photo credit: Flickr/Alexander Shchukin
アイスランドの自然の美しさは伝説的で、このパレットはこのドラマティックなコントラストを捉えようとしています。温かみがあり灰色の地色の上2つは、涼しげなグリーンと見事に対比しています。色合いの明暗の幅は、他の2〜3色と互いに補完し合いながらも、調和を取りやすくします。
単色の組み合わせは(様々な濃淡、色調、ちょっとしたニュアンスから作られる)、とんでもなく応用範囲が広いんです。このパレットは技術的定義からするとモノクロ(単色)とは認識されないかもしれませんが、視覚的には、同様の効果を出します。青と同じくらい多目的な色として、このコンビネーションは、どんなところにでもうってつけです。名刺作成や名刺印刷に活用すれば爽やかなイメージを演出できます。
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もしあなたが自然や“緑”の質を強調するブランドやデザインが必要なら、この緑と茶色を含むカラーパレットは論理的選択です。典型的で単調な陰影より、このパレットはライムグリーンの鮮やかさで、雰囲気を明るくしています。
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爽やかなターコイズ色には、イースターのキャンディーを思い出させるカラーパレットとして、明るい黄色と風船ガムのピンクを合わせています。もし、ピンクがあなたのデザインに“ガーリー”すぎるなら、明るく綺麗なコンビンーションのために、ピンクを外し、上2つのアクアの色合いに黄色を加える選択をしましょう。YouTube動画編集に使用すればかわいい動画を作成できます。
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このセレクションの一番上と一番下の青みがかった色合いは、灰色の地色が透けていて、ほとんど無色のようです。これはライムグリーンのようにもっと大胆な色合いで遊ぶための、素晴らしい基盤となります。
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青と緑のほとんど蛍光色に近い色合いは、より控えめな他の2色と均衡が取れていて、配色に元気さを出す明るい爽やかさを加えています。 この類の配色はフィットネスブランドや、事務的な感じとエネルギッシュな雰囲気とのバランスを取る必要があるデザインなどにむいているでしょう。
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この風景は目立つ色合いと控えめな色合いそれぞれに、暖色と寒色の両方を含んでいます。ビーチのような暖かみのあるカラーパレットは、この風景の中に見られるコントラストからインスパイアされていて、島での休暇を過ごすリラックスした気持ちを思い起こさせます。特定の場所、雰囲気、感情と色を関連づける良い一例です。
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バーモント=アメリカ北東部の州。The Green Mountain Stateとの愛称で呼ばれるほど自然が美しいです。
暖かみのあるグレーと涼しげで氷のような青との対比は、くすんだ青とグレーの標準的な配色に比べてより視覚的に面白い、生き生きとした配色を生み出します。もしより控えめなパレットが必要なら、ネイビーとダークグレーを選択する代わりに、より薄く、明るい色調を試してみてください。ビジネス向けのプレゼンテーションにもおすすめの配色です。
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この抑えた色合いの配色は、1950年代から60年代に特に人気色だった薄いアクアとゴールドで、ビンテージの雰囲気があります。でも、それはこの配色が古臭く見えるということではありません。これらの色(そして、一般的にミッドセンチュリーの近代的美意識)は、人気が再燃していて、未だに洒落て見えるのです。
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この配色は夏の野球の試合のような感じがします。グラウンドの赤土、外野の草の緑、頭上の青い空に輝く太陽…。しかし、これは#6(アウトドア派&自然)の明らかな緑と茶色というより、もっと微妙な感じ(そして、よりいろいろな色がある)です。
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白黒と明るく爽やかな緑との組み合わせは、真面目すぎず洗練された現代的パレットになります。白黒に赤や青を合わせる代わりに、ちょっとした緑で新鮮味を出しましょう。
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グレーの陰影やここにある小麦色のような中間色は、かなり用途が広く、ほとんど何にでも組み合わせることができます。しかし、すべての中間色の配色は、そこそこ良い感じにしかなりません。デザインの中でどのように使うかによって、豪華で洗練された感じ(高級ホテルのブランディングを思い浮かべてください)、もしくは落ち着いて心地よい感じ(近所の珈琲屋さんの装飾を思い浮かべてください)になります。
Photo credit: Flickr/Mirai Takahashi
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落ち着いた温泉のような緑と青、それ自体ステキだけれど、そこにアクセントカラーとしてラズベリーを散らすと、ちょっとだけ生き生きとした感じに見えます。控えめな色選択に、明るめや、より目立つアクセントカラーを加えることは、カラーパレットを陽気なものにしたり、やや面白みを加えたりするのに適したテクニックです。
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この楽しい色の混ぜ合わせは、真面目すぎになることはありません。夏のパーティーの招待状をデザインする? 子どもイベントのポスターや広告を作る? このようなパレットは、楽しいことはどこかを明確にしてくれます。
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明るいから暗いまでの色合い(陰影)の範囲ゆえに、このカラーパレットはデザインに応用しやすいです。たった4色から、背景色、文字色、1つ2つのアクセントカラーを選べるだけの、コントラストがこのパレットにはあるのです。
Photo credit: Flickr/Michael Stern
パステルパレットを使うことには幾分制限があります。イースター、春、赤ちゃん、ティーパーティーのデザインに使うのは、安全な選択です。パステルカラーは一般的に可愛くて繊細な感じになります。なので、このカラーコンビネーションを使いたい時は、そのような雰囲気のデザインにしたいかどうか、確かめてからにしましょう。
Photo credit: Flickr/Michael Stern
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赤と緑は伝統的な色相環の補色(もしくは反対)3組のうちの1つです。他の2組はオレンジと青、紫と黄色です。これらの色は組み合わせると、コントラストが強くて際立つので、注意して使わないと、やや目障りな感じなります。それゆえ、このパレットの赤と緑は、バランスをとり、色調を抑えて(クリスマスデコレーションに見られるような赤と緑の彩度ではなく)補完的なカラーパレットをやや新しい方向にひねってあります。
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Photo credit: Flickr/Michael Stern
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Photo credit: Flickr/Michael Stern
ポップな黄金色とともに使う暖かいグレーは、インリアデザインや室内装飾の中で見かける配色です。本来中間色ですが(グレーの暖かみは落ち着きと人を惹きつける感じがあります)、黄色は陽気さと活気を加えて、古臭くなく、洗練された感じをパレット全体に与えます。
冬のベリーや雪空にさらされるむき出しの枝を連想させるこのカラーコンビネーションは、伝統的なクリスマスや休暇を連想させるパレットに代わる提案になります。深みのある赤と紫がかったグレーのペアは洗練さがありながらも、お祭り感もあります。
誰が茶色はつまんないと言ったのでしょう? 下地に赤と紫を加えてごらんなさい、チョコレートカップケーキのような、少し退廃的に感じる、豊かで深みのあるカラーパレットになりますよ。
Photo credit: Flickr/Michael Stern
白、黒(今回の場合、とっても暗い紺)、赤、黄色はとても一般的な組み合わせです。しかし、この陰影満載の感じだと、全くつまらなくはないですね。もしあまり使われない色を撒き散らすのではなく、それでいて強くて、アイキャッチとして機能する強調のパレットを探しているのなら、この配色は使いやすいものの一つです。
地中海沿いの断崖に囲まれた多くの村々は、暖かいパステルで彩られています。この色合いの選択で、陽気で屈託のない感じを再現でき、デザインにイタリアの甘い生活(dolce vita)をちょっと入れたり、暖かく、居心地の良さそうな効果を生むことができます。
これら活気溢れた色はキャンディーストアに並んでいそうで、若々しいエネルギーをデザインに与えてくれるに違いありません。ただ、デザイン全体がやや“うるさく”なってしまうのがOKかどうかははっきりしておきましょう。これらの色が落書きから連想されたように、決して静かな色ではなく、主張してしまうからです。
のっぺりした色でメタリック効果を作るのは難しいですが、ダークブルーとゴールドは、派手なパーティーの招待状から、エリート学校やスポーツチームのオフィシャルカラーまで、あらゆるところで見かけるでしょう。デザインに高級感をちょっと加えるために、その2色のコンビネーションを試してみてください。(もし、デザインを金の箔を使って印刷できるなら、なお良し!!)
すべての印刷機で使われているこのインクの色(CMYKと省略される、シアン・マジェンタ・イエロー・ブラック)は大都会の夜に輝くネオンサインに似た、魅力的な配色になります。
青とグレーはいつだって互いに素敵に作用します。(このパレットの下3つは確実に役に立ちます)しかし、薄いコーラルピンクを加えると、明るい青と一緒になることによって、ちょっとだけキラキラ感が増します。
誰かイタリアンレストランでランチ? イタリア料理につきものの、ワイン、恋トマトソース、手作りの生パスタなどなどは、この配色の見た感じをすべて表しています。デザインにいくらか暖かみと味わいを加えたいなら試してみてください。クリーム色の中間色を含んでいるのは、もっと色とりどりの選択肢と釣り合うようにするためです。これは背景としても、ベースカラーとしても、1色以上の他の色へのセンスの良いアクセントとしても使えます。
黒、グレー、白はいつでも受け入れやすく、使い易い色です。しかし、コバルトブルーを加えると、それらの平凡で中間的な色合いは、企業から流行を追ったものまで、どんなデザインにでも使えるような、モダンで、魅力的なパレットになるのです。
赤や青は基本的な黒・白との一般的な組み合わせかもしれません。しかし、ここでは、より深い赤とより明るいターコイズブルーを一緒にすると、よくある組み合わせに新しいひねりを与えます。
これらの色で思い浮かべるのはビーチハウスの内装かもしれません、このパレットは中間色よりで、わずかに色あせていて、ビンテージな感じです。でもここに含まれている色は、特有のスタイルには入れられません。とっても用途が広く、ほのかで、あなたのデザインを圧倒することはありません。
Photo credit: Flickr/Teresa Romano
黒みがかった木、革、古い本…古い映画の中で、イングリッシュパブや紳士クラブにあるようなものですね。デザインで柔らかく知的な感じにしたいなら、深い茶色にちょっと薄めで、くすんだ中間色の色合いを加えた組み合わせを試してみてください。
あなたに何かしらインスパイアできたらいいと思ってこの記事を執筆しました。 いかがでしたか?お気に入りの配色が見つかったら、是非ともCanvaでデザインを始めてみてください!
Happyなデザインを!
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