「可愛い絵文字を探したい」「絵文字をコピペできるサイトを知りたい」「絵文字を使ったデザインを作ってみたい…」そんな事を感じたことはありませんか?
この記事では、絵文字を探してコピペできるサイトの紹介だけでなく、絵文字を使ったおしゃれなデザインの作成方法もご紹介していきます。
お気に入りの絵文字を見つけて、メッセージのやりとりをもっと楽しんだり、デザインに使ってみたりしてくださいね!
絵文字とは、簡単な絵を使ってモノ・言葉・感情を表すものです。例えば、絵文字を使えば、リンゴは「🍎」と表せます。
絵文字と似たものとして「顔文字」がありますが、一般的には文字や記号を合わせて表情を表したものが顔文字です。(^○^) ←このような顔文字を目にしたことがありませんか?
絵文字には、古代の象形文字なども含まれますが、この記事ではスマホやパソコンで使う絵文字について触れていきます。
絵文字は、日本から世界に広まっていきました。1997年にJ-PHONE(かつて存在した日本の携帯電話通信事業者)から発売された携帯電話に初めて絵文字が搭載されます。2013年には、オックスフォード辞書に「emoji」が登録されました。2016年には、NTTドコモが開発した176種の絵文字がニューヨーク近代美術館(Moma)のコレクションに加わりました。ちなみに、同美術館にはゴッホやピカソの絵画もコレクションされています。
現在、絵文字は「emoji」として世界中で使われおり、InstagramやX (Twitter)といった海外で開発されているアプリやサービスの多くでも使えるようになっています。
絵文字は、画像データとして送られていないことをご存知でしたか?文字コード(文字や記号に割り振られた識別番号)に変換されて送受信されているのです。ここでは、SMS(ショートメッセージサービス)を例に、絵文字の送受信の仕組みを簡略化して解説いたします。
絵文字は、以下のような仕組みで送受信されています。
ただ、同じ絵文字が全ての端末で全く同じように表示されるわけではありません。端末やサービスによっては独自の絵文字ライブラリが搭載されてます。ですので、iPhoneやAndroidでは同じ絵文字でも見た目が違う絵文字が表示されます。
以前は、送った絵文字と全く違う絵文字が表示されるという問題や、絵文字が正しく表示されないという問題がありました。国際的な文字コード(Unicode)に対応し、絵文字を実装する際のガイドラインが設けられたこともあり、誤った絵文字が表示される問題が解消されました。
使える絵文字は今も増え続けており、2010年にUnicodeに登録された絵文字は700個ほどでしたが、2020年には3,000個を超えています。
パソコンやスマホでの絵文字の出し方は何通りもあります。いろいろな方法をご紹介しますので、ご自分にぴったりの出し方を見つけてください。
1.入力して、変換する(日本語モード)
使いたい絵文字が決まっている場合、絵文字の名前を入力して変換候補を表示できます。右側の矢印をタップで、表示数を変更できます。
また、「えもじ」と入力して変換すると、「絵文字の一覧」を表示できます。
2.絵文字キーボードを使う
キーボードの左下に表示されている「地球儀」を長押し(またはタップ)で、絵文字キーボードに切り替わります。
絵文字キーボードの設定方法
絵文字キーボードが表示されない場合、キーボード設定が必要です。
1.入力して、変換する(日本語モード)
使いたい絵文字が決まっている場合、絵文字の名前を入力して変換候補を表示できます。右側の矢印をタップで、表示数を変更できます。
2.絵文字キーボードを使う
キーボードの左下に表示されている「絵文字切り替えキー」をタップで、絵文字キーボードに切り替わります。
1.入力して、変換する(日本語モード)
使いたい絵文字が決まっている場合、絵文字の名前を入力して変換候補を表示できます。
2.「絵文字キーボード」を使う
ショートカットキー「Windows ロゴ キー + .(ピリオド)」で絵文字キーボードを表示できます。
1.入力して、変換する(日本語モード)
使いたい絵文字が決まっている場合、絵文字の名前を入力して表示できます。
2.「絵文字と記号」の文字ビューアを使う
文字ビューアを使って入力できるアプリでは、以下のいずれかの方法で文字ビューアを表示できます。
メニューバーの「言語アイコン」をクリックし、「絵文字と記号を表示」を選択
ショートカットキー「control + command + space」でも表示できます。
絵文字を入力する以外にも、絵文字をコピペして使うこともできます。そんな、絵文字をコピペで使える3つのサイトをご紹介します。
絵文字の一覧が見やすく、絵文字の検索をしやすいサイトです。表示された絵文字を選択してコピーできます。
こんな人にオススメです。
Let's EMOJI (https://lets-emoji.com/)
英語のサイトですが、圧倒的な情報量を誇る絵文字サイトです。各社がデザインした絵文字も見ることができます。表示された絵文字を選択してコピーできます。
こんな人にオススメです。
Emojipedia (https://emojipedia.org/)
検索がしやすく、クリックで簡単にコピーできるサイトです。使用頻度の高い絵文字のリストも見ることができます。
こんな人にオススメです。
EmojiAll (https://www.emojiall.com/ja)
以下は一例ですが、現在では多くのサービスで絵文字を活用できるようになっています。
Apple:iPhoneやiPadなどのApple社製品
Google:Gmailなどのサービスや、Android対応の端末
SNS&コミュニケーションツール
Facebook、X (Twitter)、Instagram、LINE
ビジネスツール
Zoom、Slack、Chatwork
瞬時に伝わる
絵文字を使うことで、瞬時に情報を伝えることができます。
スペースを節約できる
デザインを作る際、スペースの節約を迫られることがよくあります。絵文字を使うことで、スペースを節約できます。
言語の垣根を超えて伝わる
日本語が分からない方に、「メール」と書いても伝わりません。絵文字を使えば、言語の壁を超えて伝えることができます。
堅苦しさを和らげる・親しみを与える
下の2つの画像を比べると、絵文字を使った方がやわらかい印象を覚えませんか?絵文字を使うと、堅苦しさを和らげて親しみのあるデザインになります。
著作権には要注意
絵文字をデザインに使うときには著作権(ライセンス)に注意をする必要があります。GoogleやAppleの製品には独自の絵文字が搭載されていますが、著作権で保護されているので、制限なく使えるわけではありません。デザインに絵文字を使う場合は、使える範囲の確認が必要になります。
クリエイティブ・コモンズの絵文字を使う
広い用途で使えるクリエイティブ・コモンズで提供されている絵文字をデザインに使う方法もあります。以下の絵文字ライブラリは、「CC BY 4.0(詳細はこちら)」で提供されています。
素材サイトの絵文字を使う
絵文字をデザインに使うには、素材サイトで提供されている画像を使う方法もあります。素材サイトについては、こちらのページ(新しいタブまたはウィンドウで開く)をご覧ください。
Canva(新しいタブまたはウィンドウで開く)なら、絵文字を使ったおしゃれなデザインをパソコンでもスマホでも簡単に無料で作れます。
テンプレートを使ってデザイン
ゼロからデザインを作るのはなかなか大変です。Canvaにはたくさんのテンプレートが用意されているので、カスタマイズするだけでおしゃれなデザインが作れます。
素材を使ってデザイン
色々な素材サイトから素材を探してくるのも大変です。Canvaには絵文字素材も用意されています。お気に入りの素材を見つけたら、デザインにすぐ使えます。
テンプレートや素材の探し方から、デザイン作成の流れをご紹介します。
テンプレートの探し方
Canvaの検索ボックスに「絵文字」と入力するだけで、絵文字を使ったテンプレートを検索できます。
絵文字を使ったテンプレートは、こちらのリンク(日本語テンプレート)(新しいタブまたはウィンドウで開く)とこちらのリンク(英語テンプレート)(新しいタブまたはウィンドウで開く)からもご覧いただけます。
パソコンでの探し方
デザイン画面の左側に表示されるメニューから「素材」を選択し、キーワードを入力して絵文字素材を検索できます。
アプリ(iPhone/Android)での探し方
デザイン画面の左下に表示される「+ボタン」をタップすると、テンプレートや素材の検索画面が表示されます。
Canvaの連携機能を使えば、もっと多くの絵文字を使えるようになります。
アプリ(iPhone/Android)での使い方
画面左下に表示されている「+」をタップして、メニューを開きます。次に、「もっと見る」をタップして、「絵文字」をタップ選ぶと、画面したに絵文字メニューが表示されます。
パソコンでの使い方
画面の左側に表示されている「もっと見る」をクリックして、「絵文字」選択します。
設定が完了すると、画面の左側に「絵文字」メニューが表示されます。
今回はテンプレートをカスタマイズして、このようなデザインを作ってみましょう!
アプリがインストールされていない場合は、こちらから(新しいタブまたはウィンドウで開く)ダウンロードしてください。
Step 1. テンプレートを開く
ホーム画面で「絵文字」と検索して、テンプレートをタップして開く。(テンプレートが表示されない場合、下にスクロールしてください。)
Step 2. 不要なオブジェクトを削除する
不要なオブジェクトをタップして選択し、画面下に表示されている「削除」をタップ。(今回は、矢印の2箇所を削除してみます。)
Step 3. 白い文字の色とサイズを変える
白い文字部分をタップして選択し、画面下のメニューから文字の色とサイズを変更します。(該当のメニューが表示されていない場合は、横にスクロールしてください。)
Step 4. 背景色を変える
背景部分をタップして選択し、画面下のメニューから背景色を変更します。
Step 5. 素材を追加する
画面左下に表示されている「+ボタン」をタップします。
表示された検索画面で「笑顔」の素材を検索して、タップする。(すでにある絵文字のコピーも可能ですが、素材の追加を試してみて下さい。)
Step 6. 追加した絵文字の色を変更し、大きくする
絵文字をタップして色を変更します。絵文字を選択した状態で、角に表示されているハンドルを動かして大きさを調整します。
Step 7. 小さい絵文字のサイズを変える
小さい絵文字の上でタップし、「グループ解除」を選択してから絵文字のサイズを変更します。
小さい絵文字は、テキストとグループ化されています。絵文字だけのサイズを変えるため、「グループ解除」が必要になります。
これで完成です。お疲れさまでした!
Step 1. テンプレートを開く
Step 2. 不要なオブジェクトを削除する
不要なオブジェクトにカーソルを合わせ、右クリックして「削除」を選びます。(今回は、矢印の2箇所を削除してみます。)
Step 3. 白い文字の色とサイズを変える
白い文字部分をクリックして選択し、文字の色とサイズを変更します。
Step 4. 背景色を変える
背景部分をクリックして選択し、背景色を変更します。
Step 5. 素材を追加して、色を変更する
「笑顔」の絵文字を検索して、ドラッグ&ドロップ。(すでにある絵文字のコピーも可能ですが、素材の追加を試してみて下さい。)
Step 6. 追加した絵文字の色を変更し、大きくする
背景色の変更と同じように、絵文字を選択して色を変更します。絵文字を選択した状態で、角に表示されているハンドルを動かして大きさを調整します。
Step 7. 小さい絵文字のサイズを変える
小さい絵文字の上で右クリックし、「グループ解除」を選択してから絵文字のサイズを変更します。
小さい絵文字は、テキストとグループ化されています。絵文字だけのサイズを変えるため、「グループ解除」が必要になります。
これで完成です。お疲れさまでした!
絵文字を使ったテンプレートをご紹介します。テキストや配置などを簡単に変更できますので、ぜひ使ってみてくださいね!
コツを押さえるだけで、デザインがぐっとおしゃれになります。ここでは、絵文字を使っておしゃれなデザインを作成する3つのコツをご紹介します。
いろいろな意味にとれる絵文字もありますので、誰にでも同じように伝わる絵文字を使うことが重要です。以下の画像は、両方とも「笑顔」の絵文字ですが、右側の絵文字は「泣き顔」や「相手をバカにしている顔」に見える可能性もあります。
Canvaや素材サイトを使えば、たくさんの絵文字が見つけられます。同じようなテイストの絵文字を使うと整ったデザインを作成できます。
こちらの画像を見比べると、右側の方がおしゃれに感じませんか?配置の整列を考えると、おしゃれな画像を作りやすくなります。
先程の例は、中央に揃えるイメージでデザインしました。
別のケースを見てみましょう。どちらの方がおしゃれに見えますか?
こちらの例は、左に揃えるイメージでデザインしました。
Canvaでは、文字や素材を移動するときにガイドが表示されるので、簡単に配置の調整ができます。
3つのコツをご紹介しましたが、絶対にこれを守らなければいけないというわけではありません。Canvaでいろいろと試してみて、おしゃれなデザインを作ってみて下さい!
印刷データをダウンロードすれば、ご自宅のプリンターやコンビニでも印刷できます。
デザイン画面の右上に表示されている「ダウンロード」ボタンから印刷データをダウンロードできます。印刷用には「PDF(印刷)」がおすすめです。
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デザイン画面の右上に表示されている「…」をクリックし、名刺やポスターなどの印刷タイプを選択して下さい。案内にしたがって印刷オプションを選ぶだけで、簡単に注文をできます。
Canvaプリントの詳細はこちら(新しいタブまたはウィンドウで開く)。
この記事では、絵文字のコピペの仕方やCanvaを使ったデザイン方法などをご紹介しました。可愛い絵文字を使うと、メッセージのやりとりがもっと楽しくなるはずです。
そして、絵文字を使ったデザインもぜひ作ってみてください!