現役のグラフィックデザイナーが教える!ムードボードの作り方&新しいアイデアを生み出し続ける方法

現役のグラフィックデザイナーが教える!ムードボードの作り方&新しいアイデアを生み出し続ける方法

あなたがデザインに興味や関心があるとしたら、日常生活を送る中でインスピレーションを与えてくれる何かをいつも探していることでしょう。

スーパーマーケットの通路を歩きながら、周りの食料品に目を配らせてみると、きれいなデザインが施された食品パッケージに目が留まることがありますよね。それが本当に素敵なデザインだからこそ、パッケージなどに使用されているフォントが何なのか知りたくなったりしませんか?もしくは、思わず見惚れてしまうほど素敵なデザインやイラストだからという理由で、グリーティングカードを買いたくなることもあるはずです。

このコラムを読んでいるあなたが私と似たタイプであるとしたら、オンラインで見つけた「素敵だな」と思えるデザインを頻繁にブックマークしたり、Pinterestで自分のインスピレーションをくすぐるようなムードボードをお気に入り登録していたりするかもしれませんね。

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Pinterest/AG

素敵なデザインを集めることが、デザインのワークフローで役立つこともあります。どのように?と言うと、ムードボードを作成する時に、です。ムードボード(もしくは、インスピレーションボード)とは、インテリアデザイン、ファッションやグラフィックデザインの分野で幅広く使われる物理的、もしくはアイデアのデジタルコラージュ(色々な素材を単一の画面に組み合わせる手法のこと)のことです。例えば、写真、デザイン、イラスト、カラーパレット、テクスチャー(背景に使用される画像のこと)や文字での説明といった、プロジェクトの方向性を明確にするサポートをしてくれる様々な要素を組み合わせることができるのです。

下記で挙げる2つの理由から、ムードボードを使用してデザインプロセスを進めることをおすすめします。

1)デザイン作業をする「あなた」を助けてくれます。

デザインに着手する前に、いくつかのアイデアやインスピレーションを集めておくと、デザインプロセスでの無駄な作業をなくし、デザインの方向性が全く決まっていない真っ白な画面と「どのように作業を進めたらよいか」とにらめっこをする時間を減らすことができるのです。また、事前にクライアントから、コンセプトに対する承認を得ることで、起こりうる多大な時間と労力の無駄を、なくすこともできます。クライアントにダメだしされる可能性が極めて高いプロジェクトに精を出すことが、大好きという奇特な人は滅多にいないですからね。

2)クライアントを助けることにもなります。

クライアントに提示するムードボードを作成することで、成果物がどのような雰囲気になるのかという発想をイメージで伝えることができます。成果物の予想図を視覚化することで、作業を大幅に進めてしまう前に、プロジェクトに参加している全ての人から方向性についての承認を得られることにもなります。

また、デザインコンセプトを口頭で説明することで、発生しかねない誤解を、防ぐことにも役立ちます。例えば、2人が同じようなことを言っていても、その本質は全く違っていることも時にはあるものです。ムードボードを使用した視覚的なアプローチをすることで、プロジェクトに関わる全ての人が共通の考えや理解を持つことができます。

ここまでの説明で、ムードボードのメリットを理解してもらえたはずです。では、ムードボードの作成プロセスを最大限に活用する方法やヒントをひとつずつ見ていきましょう。

01.まずは自分でやってみる

ムードボードには、人並み外れた発想力は要りません。あなたが今、何らかのカタチで企業やウェブサイトのブランド戦略の構築をしているのであれば、最終デザイン時やクライアントからの承認を得るために作成した多種多様なデザイン要素を組み合わせて、ムードボードを作り上げることができるのです。

そうすることで、最終デザインをブラッシュアップする手間が省けるだけでなく、クライアントもプロジェクトの全体イメージを把握しやすくなります。加えて、下に表示されているKyle Taylorが手がけたムードボードに盛り込まれているように、使用する可能性のあるテクスチャー、イラスト、フォントの選択やカラーパレットといった仕様も確認しやすくなります。

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02.ブランドの特性をコンテンツに一致させる

一方で、ムードボードには実際のプロジェクトにその姿を全く現さない素材も含まれてしまいます。それでも、その素材がブランドの特性をうまく表現し、特定の感情や美的なイメージを表しているのであれば、ムードボードに使用されることもあります。

下に表示されているVivek Venkatramanが手がけたムードボードでは、「温かみを感じる」「夏」と「アウトドアのイベント」といった、ブランドと一体感のある複数の素材が使用されています。このデザインでは、暑い夏の日中に消火栓から吹き出した水しぶきの中で遊ぶ2人の子供、ピクニックテーブルの上のサングラス、冷えた缶ビールの3つの画像が組み合わせられています。「01.まずは自分でやってみる」で示したムードボードのような抽象的なデザイン要素を盛り込まず、このムードボードではプロジェクトのテーマに沿った素材を使用して、作り上げられています。ここで使用されている素材は、企業(企業の運営スタイルとそのターゲット消費者層)について、ムードボードを見ている人にアピールをしつつ、実際のデザイン作業に着手する出発点や原点を差し示してくれます。

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03.複数のムードボードを作ってみる

ウェブやコンテンツデザイナーにとって、1つのプロジェクトに対し、2つか3つの異なるコンセプト(もしくは、提案したデザインのカンプリヘンシブ・レイアウト=成果物のラフイメージのこと……省略するとcompsと呼ぶ。モックアップ=最終成果物の見た目のみを提示、確認する際に使用する試作イメージのこと)が頭に浮かぶことはよくあることです。そのため、ムードボードはデザインのアイデアをクライアントに提示する際に非常に有効な方法です。下に表示されているJared Ericksonがデザインしたムードボードに注視してみましょう。Jaredは、3つの全く異なるブランドコンセプトを制作しています。それぞれのムードボードを見ていきましょう。

1つ目のムードボードでは、清潔感のあるヴィンテージ・モダンな風合いを醸し出すカラーパレットを使用しています。

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2つ目のムードボードでは、曲線、落ち着いた配色とアンティークな色合いを組み合せ、レトロな風合いを感じさせています。

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3つ目のムードボードでは、幾何学的な形状・直線や鋭角を用い、都会風で大きな建築物が生み出す、見る人を圧倒する印象を表しています。

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04.自分のデザインの原点に遡ってみる

美術やデザインが好きなあなたであれば、ビクトリア朝やミッドセンチュリーモダン(1940~60年頃:革新的なデザインが多い時代)等といった特定の時代のデザイン美学に、自分の感性が強く揺さぶられた経験があることでしょう。William Yarbroughが個人的にブランド戦略のプロジェクトを立ち上げた頃、1950年代~60年代の「空の旅の黄金時代(the golden age of air travel)」が醸し出すスタイルを再現したかったそうです。 そのためWilliamは、タイポグラフィー(書体のデザインのこと)や色の組み合わせに素晴らしいアイデアやヒントを与えてくれる、その時代のポストカードや手荷物のタグといった素材を集めたとのことです。

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05.自分のデザインに制限を設けない

ムードボードに盛り込んでみると良い素材は、必ずしもあなたのプロジェクトに直接関連している必要はありません。 例えば、下に表示されているCarolyn Farinoが手がけたムードボードは、ユーザインターフェース(PC等と言った機器やソフトウェア類とユーザーとのやり取りの仕組みのこと)プロジェクトに使用されましたが、彼女が盛り込んだ素材は見て分かるように「斬新で清潔感があり、明るく、軽快なイメージのある方向性」のものでした。これらの素材は、食品パッケージのデザインから美術といった幅広い分野から、彼女が素晴らしいインスピレーションを受け取ったのだろうと推測できます。あなたが手がけているプロジェクトとは全く別のジャンルの素材だから、と言う理由で、あなたのデザインの方向性を作り上げるために使用できない素材になるのではありません。ムードボードを作成する際に使用してはいけない素材はないのです。

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06.体系化してみる

ムードボードは、あなたが「こうしたい、こう表現したい」と思ったとおりに表現できます。奇抜なブレインストーミングのコラージュから、きれいに配置したプロジェクトの概要まで自由自在です。それでも、1つのアプローチがプロジェクトの異なる様々な素材を1つのムードボード上でバラバラにならないように体系化させ、デザインの潜在的なスタイルや表現方法を調整してくれるのです。下に表示されているMatt Coleがデザインをしたウェブデザインのムードボードでは、典型的なフォントやカラーパレットが使用されていて、モックアップデザインにもボタン、アイコン、ヘッディングやおすすめのコンテンツ等といった実際のサイトに使用される素材が盛り込まれています。

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07.ムードボードをフルに活用する

体系化したアプローチを選んだ場合、必須項目の全てを何らかのカタチでムードボードに盛り込み、アイデアがしっかりと練られたプランも並行して立てることが必要です(特にムードボードを上司やクライアントに対してプレゼンする場合)。下に表示されているSarah Albindaが手がけたムードボードでは、Sarahがユーザインターフェースプロジェクトのマストアイテムをムードボードに全て盛り込んでいることが分かるでしょう。このムードボードには、フォント、タイポグラフィー、メニュー、アイコン、カラーやデザインスタイルを表現する付属的なアイテムまで盛り込まれています。PCの前に座ってデザインに着手する時に、このようなビジュアルプランを頭の中で構築しておくことで、デザインの計画図ができ、実際の作業も捗ることでしょう。

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08.アイデアを応用してみる

実際にデザインして提示する以上に、デザインのアイデアをクライアント等に伝える最善の方法はありません。アイデアを実際にクライアントに提示してみることは、ブランド戦略に関する作業では特に有効です。ここで、Ashley Jankowskiが手がけたムードボードを見てみましょう。Ashleyは、「実際のビジネスの場において使用されるであろうデザインの見た目がどのようなものになるのか」という考えをクライアントに提示するために、ロゴのデザイン、他のブランド要素と写真を組み合わせたデザインを名刺に盛り込んでいます。

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09.試してみる

ムードボードは、インスピレーションを得るためだけに役立つのではなく、特定のデザインアイデアの微調整にも役立ちます。下に表示されているAdrian Cantelmiのムードボードを見ていきましょう。Adrianは、ロゴマークとロゴを簡略化したモノグラムバージョンを作成し、それぞれを全く異なる色と方法で表現する試みをしています。

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10.説明を追加してみる

「百聞は一見にしかず」ということわざがあるように、1つの絵は何千もの伝えたい言葉を表現してくれます。しかし、言葉自体も使い方次第で影響力のあるツールになります。言葉を盛り込んで、ムードボードの視覚的な性質を説明したり、より良い出来栄えにしたりすることもできるのです。Ashley Bennettが手がけたムードボードの言葉での説明は、重要な情報やイメージでは表現しきれない事柄を見る人に明確に伝え、また、画像を表示するだけの空きスペースがない情報も明確化することに役立っています。

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11.デザインを調和させてみる。

自分のデザインのストックを組み合わせてみることも良いでしょう。その良い例が下に表示されているZenmanが手がけたウェブデザインのムードボードです。デザインの最上部の中央にあるロゴ、アイコン、フォント等のように、日々の生活から得たインスピレーションを活かしてみると良いでしょう。そうすることで、既に作り上げたデザイン要素を頭の中にある「このようなムードボードを作り上げたい」といった全体的なスタイルに簡単に組み合わせていくことができるのです。

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12.スタイルを選ぶ

デザインに統一感のあるスタイルを選ぶことで、作業に視覚的なテーマを作り、デザインのコンセプトをより一貫性のあるものにしてくれます。下に表示されているLisa Rickmanのムードボードでは、きれいな見た目になるようにフラットデザインと限られた配色のみが使用されています。

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13.デザインを連動させる

複数のクライアントのプロジェクトを並行して進めなければならないことが多々ありますよね。中にはそのプロジェクトが2つで、それぞれ別のクライアントから依頼された案件ではあるものの、プロジェクト同士が相互にリンクしていることもあります。そういった場面では、その2つのプロジェクトのムードボードを似たデザインに仕上げる必要性が生じる場合もあります。あなたは、相互リンクのある複数のプロジェクトで、なおかつ、プロジェクト同士が関連していると見て分かるようなムードボードを作成したことがありますか?その様な場面では、下に表示されているTricia LoPiccoloのムードボードのように、それぞれのクライアントのムードボードを連動させてみましょう。そうすることで、双方のブランドの概要からデザインが逸脱することを防いでくれます。このやり方を活用することで、ほんのわずかな微調整も可能になり、微調整を加えた際も全体のデザインにその調整がうまく馴染んでいるか否かを簡単にチェックすることができます。特に、2つの関連性のあるプロジェクトを平行して作業している時に有効な手法です。

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14.一つに集中させる

プロジェクトの情報量が膨大なムードボードを手がけている場合、1つのデザイン要素に焦点を当ててみると良いでしょう。下に表示されているNikki Clarkが手がけたムードボードでは、とあるプロジェクトに使用された配色が見る人の視線を惹きつけました。Nikkiは、このムードボードに太陽・サーフィン・サンゴ礁といったビーチをイメージさせるブランドの特徴と関連のある配色を選んでいます。ここで使用された効果的なカラーパレットが、見る人に「そのブランドが一体どういうものなのか」と無意識のうちに想像させています。これは非常に賢い手法です。

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下のムードボードでは、Nikkiが選んだフォントと共に、上に表示されているムードボードで使われたカラーパレットから複数の色が使用されています。1つのデザイン要素を軸にしてムードボードの作成に着手し、1つずつデザイン要素を加えていきます。すると、あっという間にムードボードは最終デザインに近づき、十分にアイデアが練り込まれたデザインプランになっていくのです。

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15.デザインを作る背景・理由を考えてみる

Zehnoの雑誌レイアウトのムードボードには、雑誌のスタイルに特有、かつ類似した雑誌等で頻繁に見られるデザイン要素が盛り込まれています。例えば、文章の開始に使用されるドロップキャップ(ここでは大きく表示されたQ。-英字の書類等で、書き出しの1文字目を目立つように大きく表示すること手法のこと)や、引用した文章を際立たせる引用符(”xxx”のこと)が使用されていることに気付いていただけるでしょう。デザインの背景に注意を払い、あなたが手がけるムードボードがクライアント等から高評価を得るサポートをしてくれるであろう必要条件を予測してみると良いでしょう。

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16.デザインのブラッシュアップと再提出

クライアントと共に作業をする場合、ムードボードの作成作業は複数の段階に及ぶ可能性があります。ここでは、グラフィックデザイナーのBreanna Roseが、どのように基礎となるムードボードを作ったのか。また、数回の微調整を経て、クライアントもその出来栄えに満足した、基礎とは完全に違う雰囲気のムードボードを作り上げた方法を説明していきます。

最初のムードボードのコンセプトの色彩が明るく鮮やかで、なんとなく海を感じさせる仕上がりになっていることに気付いていただけるでしょう。

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2番目のコンセプトでは、同じ画像が複数使用されてはいますが、上に表示されたムードボードよりも洗練されたレトロな雰囲気が作り上げられ、色彩の明度をおさえたデザインになっています。

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17. テーマを異なる視点から見てみる

クライアントと共に作業する場合の別のアプローチとして、個人や企業のクライアントが表現したいテーマや性質に沿って1つか2つ以上のムードボードを作成すると良いでしょう。

クライアント自体が行った、組織のビジュアルスタイル(視覚スタイル)の明確化作業をサポートするために、Samantha ZuckerとReboot Design Teamは、それぞれが特有のテーマを持つ、異なる方向性の3つのムードボードを作成しました。それぞれに異なる方向性のテーマを持たせるためにSamanthaは、まず基礎になるムードボードを作成し、次に、その基礎のムードボードに一歩踏み込んだデザインを施し他の2つのムードボードを作り上げました(基礎になるムードボードに、彼女なりの変更を加えたと言うことです)。2枚目のムードボードはテーマ(パターン、カラー設計、フォントなど)に沿った具体的なグラフィック要素が使用されていて、3枚目のムードボードは先の2つのムードボードに類似したスタイルを用いた上で、雑誌のイメージを盛込んだデザインになっています。

テーマ:信頼性とモダンの融合。 Samanthaの説明:「このムードボードでは、力強く・モダンできれいな雰囲気を見る人に伝えるために、落ち着いた色調と凛としたまっすぐな線を強調したコーポレートデザイン(ロゴや企業名の公式なグラフィックデザインのこと)の伝統を活かしています。フォントはシンプルな書体にし、スタイリッシュに見える処理を施しています。セリフ書体(日本では明朝体に該当するフォントのこと)で表現することで、より信頼性と信用性に重きを置いたムードボードになっています。」

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信頼性とモダンが融合したテーマのデザイン要素:

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信頼性とモダンが融合したテーマの応用:

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テーマ:美しさとプロフェッショナルの融合。Samanthaの説明: 「このムードボードでは、テクスチャーを活かしつつ、温かみを感じる色調と伝統的な書体処理を組み合わせています。そうすることで、デジタル化が進んだ昨今でも、確かな手作業の余韻が残るようなプロフェッショナルな雰囲気が漂うイメージを提案することができます。柔らかさの中にある鋭さを表し、人間が持つ感情を表現する単語や文章に焦点を当てつつ、文字にはクラシックなセリフ書体を使用したいと思っています。ここで使用されているカラーパレットは、理解しやすく、魅力の溢れるビジュアル言語を表現しながら、伝統的なデザインの基盤を形作っています。」

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美しさとプロフェッショナルが融合したテーマのデザイン要素:

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美しさとプロフェッショナルが融合したテーマの応用:

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テーマ:既存ブランドの拡張(活動的・カラフル・シンプルで人に焦点が当てられている)Samanthaの説明:「このムードボードのコンセプトは、自社ブランドに重きをおいたビジュアルスタイル(視覚スタイル)のアイデアを表現していることです。ブランド自体が持つ色合いと雰囲気を使用して見る人に情報を与えつつ、他にはない独自の美しさを表しています。ブランドカラーの方向性を「人」に対して向けることで、色合いを柔らかく見せ、さらにより自然な色調を作り出しています。このムードボードのグラフィック処理は、清潔で明るい印象を持つ単色のスイス・スタイル(インターナショナル・タイポグラフィック・スタイルとも呼ばれる1940~50年代に流行ったグラフィックデザインのこと)と規則性のあるグリッドを活用しています。

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テーマのデザイン要素:

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テーマの応用:

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ムードボードは便利で多目的に使用できるツールです。 あなたのデザインプロセスの一環としてムードボードを作成したことがない場合は、次のプロジェクトでぜひ挑戦してみてください。その出来栄えや作ってみた結果を教えてくださいね!

デザイン作成の切り札