スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツなど、世界で最も有名な人たちが使った名刺

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名刺は自己紹介のときに用いる一般的なツールで、クライアントや顧客など、渡す相手は人によって様々です。そしてそのような名刺の中には、『有名な名刺』とでも言えるようなものも存在します。この20世紀から21世紀に渡って世界に影響を与えてきた、有名な人々の名刺です。

そうした、世界的ビッグネームの人々の名刺から、自分の名刺を有名なものにするためのヒントを見ていくことにしましょう。

Steve Jobs

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Steve Jobsの伝説の根幹にあるのは、シンプルかつスタイリッシュなデザインです。黒のタートルネックと眼鏡というおなじみの格好から、Mac製品の滑らかなデザインに至るまで、その功績からは彼が優れたビジネスマンというだけでなくデザインというものを用いて自身やブランドを売り込む術を理解していた天才であることが窺えます。

そうした彼の名刺もやはりシンプルで、それでいてエレガント。ホワイトスペースが多く用いられており、イタリックでグレーのフォントが使われています。その名前とAppleという会社名は少しだけ太字になって強調されており、象徴的なAppleロゴは左上に配置されています。

特長が特にないようにも見えるこの名刺が退屈な見た目に見えないのは、Appleのロゴをマルチカラーにしているためです。この『虹色の林檎』のようにも見えるロゴが、退屈になりそうな名刺全体のデザインを風変わりで面白いものに変えてくれているのです。

Steve Jobsの名刺から学べること:

  • シンプルなデザインは、いつの時代も効果的。
  • 名刺のデザインをシンプルで落ち着いたものにするなら、ビジュアル的に面白さを付与するための要素を何かひとつ追加すること。例えばカラフルな色使いの何かや、面白いフォント、模様になっている背景など。

Andy Warhol

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歴史上最もクリエイティブなビジュアルアーティストであるAndy Warholは、いわゆるポップアートの先駆者と言えるでしょう。1960年代から1970年代を牽引した、非凡な才能を持つ芸術家の名刺は、やはり普通ではありません。名刺というものについて必要な要素や基本的なデザインを全て棄て去り、青と緑の、署名のようなフォントを用いています。

Andy Warholの名刺から学べること:

  • 名刺は自分自身を映す鏡のようなもの。クリエイティブである自負があるなら、それを名刺で表現することが大切。名刺のデザインがユニークで大胆なものであれば、それだけそういった印象を相手に与えることができる。

Evan Williams

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一見すると誰のことか分からないという人も多いかも知れませんが、Twitterの共同設立者であり、前CEOであると言えばその偉大さはご理解頂けるでしょう。小さな『ミニブログ』に過ぎなかったTwitterを、世界最大のコミュニケーションサービスにまで押し上げたのは彼の功績なのです。

そのようなTwitterのロゴは、誰もが知っているロゴのうちのひとつです。この名刺は、そのロゴを中心に大胆に添えて、その他の名刺的要素をシンプルかつ目立たないように設置しています。

Evan Williamsのロゴデザインから学べること:

  • 名刺がつまりどういうものかと言えば、自分の名前や会社名を覚えてもらうためのツールである。だからこそ、ブランディングとロゴに集中しなければならない。
  • これは全ての名刺に当てはまるが、特に認知度の高いロゴを有している場合、これを活かさない手は無い。

Richard Nixon

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ウォーターゲート事件のために、Richard Nixonは最も不名誉な米国大統領の一人として名を連ねることとなりました。そんな彼の名刺は、まさに政治家の名刺で、トラディショナルでありながらユニークで、クラシックかつ変わらない良さを帯びています。そして大統領署名を中心に添えることで、そうした名刺に他には無い個性をプラスし、記憶に残るようなデザインとして完成させているのです。

Richard Nixonの名刺から学べること:

  • 職業によっては、クラシックかつトラディショナルなデザインでなければいけない場合もある。
  • 自身のサインをデザインに組み込むと、個性をプラスしながら記憶に残りやすい名刺を作ることができる。これにより、ともすればシンプルになりやすい名刺を差別化することができ、印象的な名刺としてデザインが完成する。

Walt Disney

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Walt Disneyはアニメーションにおける黎明期のパイオニアです。これまで不可能とされていたことを可能とし、アニメーションの世界を一変させてした彼は、その後も白雪姫やシンデレラ、リトルマーメイド、ライオンキングなど、特長的なアニメーションやその土台を作り上げてきました。

そんな彼は、若き日は漫画家兼アニメーターで、彼の名刺には手描きのディズニーキャラクターが描かれています。彼にとって、名刺は自分の能力を示す確かな証明書でもあったのです。

Walt Disneyの名刺から学べること:

  • ただの情報源ではなく、自分の能力を示す道具として名刺を活用するということも考えてみる。例えばグラフィックデザイナーならロゴを、または写真家なら写真を名刺に載せると良いかも知れない。

Bill Gates

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Microsoftと言えば、今では知らない人の居ない大企業です。その創設者であるBill Gatesの名前も、同程度に知られていると言って過言ではないでしょう。その彼の1975年の名刺を見てみると、今のMicrosoftのイメージとはかけ離れたデザインであることに驚きます。今では少し古めかしく感じられるこういったデザインですが、当時はフレッシュかつ新しい、トレンドに乗ったデザインでもあったのです。そうしたデザインの名刺を用いたことが、彼の認知度を高めることに繋がったことは間違いありません。

Bill Gatesの名刺から学べること:

  • 時流に沿ったデザインを使うことが功を奏することもある。
  • デザインの世界で流行っているものを活用することで、フレッシュで"今風"の名刺を作ることができる。これにより、あなた自身が時流に乗っている人物であるという印象を与えることもできる。

The Beatles

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音楽の歴史においてThe Beatlesの名前ほど知られているものはないでしょう。しかし彼らが世界を席巻する前、そして音楽史を変えてしまうまでは、彼らもまた、演奏場所を求める地元のロックバンドでしかありませんでした。

この名刺は彼らが用いていた名刺で、まさにシンプル・イズ・ベストを体現していると言えます。

The Beatlesの名刺から学べること:

  • 何者であれ、何をしている者であれ、デザインをできるだけシンプルに保つことは常に重要なことである。

その他の有名な名刺たち

世界でも有名な人々の名刺からは、他にももっと学べることがたくさんあります。こうした過去の歴史から学び、それを自分自身の名刺デザインに応用することで、歴史上の彼らのようにあなたもいつか"有名な名刺"の持ち主になれるかもしれません。

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