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退職願・退職届の書き方を解説!無料テンプレート10選・手書き例文・封筒の入れ方あり

「退職願」「退職届」「辞表」の違いと正しい書き方についてご紹介します。Canvaを使えば無料で使えるテンプレートを編集するだけで簡単に作成できます。
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退職願・退職届・辞表の正しい書き方

最終更新日 : 2026年3月7日

仕事や会社を辞めるときに必要となる「退職願」「退職届」「辞表」の違いを、皆さんはご存知でしょうか?この3つは似ていることから書き方や使い分けが、意外と混同されがちです。

本記事では、それぞれの書類の違いやポイントを分かりやすく解説し、退職願・退職届の正しい書き方について無料で使えるテンプレートを使って解説します。手書きでの例文や封筒の入れ方についても詳しく紹介しているので、退職手続きをスムーズに進めたい方はぜひお役立てください。

目次

退職願・退職届・辞表の違いとは?それぞれの役割と使い分け方

会社を辞めるときに必要な「退職願」「退職届」「辞表」ですが、それぞれ役割が異なります。それぞれの違いを一言で表す場合、以下のような違いがあります。それぞれの役割を把握して使い分けるようにしましょう。

  • 退職願:退職を願い出る書類
  • 退職届:退職確定後に提出する書類
  • 辞表:役員や経営陣、公務員などの辞意表明の書類

「退職願」とは

退職願は、会社に対して「退職を希望する」という意思を伝える書類です。まだ確定ではなく、あくまでも会社に相談や承諾を求める段階で使用されます。ただ、退職するためにこの退職願が必ず必要という訳ではありません。書面で提出することで、退職の意思が固いことを示したり、後ほど退職するときの証拠にしたりできます。退職願の提出後に、会社側が退職を承認するかどうかの判断を下します。

「退職届」とは

退職届は、会社と退職が合意された際に正式に提出する書類です。退職願と異なり、一度提出すると撤回は難しく、退職の意思が確定します。提出時点で、退職日が確定しているため、手続きとしての役割を果たします。退職届は会社ごとに書類の規定や提出先が異なるため、直属の上司に確認しましょう。

「辞表」とは

辞表は、主に役員や経営陣など、会社の重要な役職に就いている人が提出する書類です。一般の社員が使用することは少なく、特に高い責任を伴う立場の人が自らその地位を辞する際に用いられます。辞表は公務員が辞めるときにも使われ、退職届と同じ扱いになります。

退職願・退職届を書き始める前に確認すべきこと

就業規則を確認する

退職願や退職届を書き始める前に、まずは会社の就業規則を確認しましょう。就業規則には、退職に関するルールや手続きが明記されており、提出期限や退職時の手続き方法が定められていることが多いです。

特に、退職の申し出は退職希望日の何日前までに行うべきか、具体的な規定がある場合があります。特に退職の申し出の期限や誰に申し出る必要があるかなど、会社によって異なります。これを守らないと、トラブルや退職手続きの遅延につながる可能性がありますので、しっかりと確認することが重要です。

上司に相談する

退職を決意したら、退職願や退職届を提出する前に、まずは直属の上司に相談しましょう。いきなり書類を提出するのではなく、最初に口頭で意思を伝えることがマナーです。

上司との面談を通じて、退職時期や業務の引継ぎについて話し合うことができ、スムーズな退職が進められます。上司が承諾した後に、正式な退職願・退職届の提出に進みましょう。

退職のタイミングを吟味する(転職活動、有給消化、ボーナスなど)

退職を決める際には、自分にとって最適なタイミングで退職するようにしましょう。例えば、転職活動はいつすべきでしょうか?転職活動を先に始めて転職先が決まってから退職するパターンと、退職後に就職活動をするパターンがあります。

また、残った有給休暇をすべて消化できる形で退職のタイミングを見極めるのも重要です。会社によっては、有給を退職前に一括で取るか、買い取り制度を利用できる場合もあります。

ボーナスがある会社であれば、ボーナスがもらえる時期を確認してから、退職のタイミングを決めることも重要です。円満な退職のために、計画的に退職のタイミングを見計らいましょう。

退職願・退職届はいつまでに出すべき?

退職願や退職届を提出するタイミングは、一般的には退職希望日の1〜2ヶ月前が適切です。場合によっては、前述した通り、就業規則や労働契約書に具体的な日数が定められていることがあるため、その際にはその内容に従うことが基本です。

特に、引継ぎや後任者の手配が必要な職種では、早めの報告が望まれます。また、繁忙期を避けるなど、会社の状況を考慮することも大切です。急な退職は、トラブルや業務に支障をきたす原因となるため、計画的な準備を心掛けましょう。

退職までの一般的なフローとは

  1. 辞める決意を固める
  2. 口頭で上司に退職を申し出る、または退職願を作成して渡す
  3. 退職が承認されたら、正式な退職日を決める
  4. 会社の規則に従って退職届を提出する
  5. 退職が受理されたあと、社内・社外での業務引き継ぎや退職あいさつを行う
  6. 退職日当日に退職手続きを済ませ、私物の整理や返却物の確認をする

最後にはお世話になった方々に感謝の意を示して、円満に退職することが重要です。

退職日の決め方ポイント5つを押さえよう

前述した通り、退職日は上司と相談して決めることがほとんどですが、自分の中で希望の退職日を持っておくことで、退職日を交渉しやすくなります。退職日を決めるときに考慮したいポイント5つを以下にまとめました。

  • 就業規則の申出期間:退職を申し出てから退職までにどれくらいかかるか把握します。
  • 残っている有給休暇の日数:残っている有給休暇を消化できる日数を考慮します。
  • ボーナスの支給:ボーナス支給時期に退職を考えている場合は支給日や査定基準を確認します。
  • 転職先の入社日:すでに転職先の入社日が決まっている場合は入社日の前日に退職日を設定することで、個人での国民健康保険や国民年金の支払いの切り替えを行わなくて済みます。
  • 担当している業務や業務の引き継ぎ:円満な退職のためにも繁忙期を避けて退職することが望ましいでしょう。また業務を引き継ぐために、どの程度の期間が必要かも考慮して退職日を決めます。

また、退職日は月末にしない方がいいと言われることがあります。これは、月末日を退職日とすると社会保険料が最後の給与から2ヶ月分引かれるため、手取りが少し減るデメリットがあるからです。2ヶ月分引かれるかどうかは、会社の給与支払いのタイミングによって異なるため、確認しておくことをおすすめします。

退職願・退職届が簡単に作れる!書き方・手書き例文(パソコンやスマホですぐ使える無料テンプレートフォーマット付き)

会社によっては退職届のフォーマットを用意しているところがあります。もし会社から指定がなければ、以下の見本を元にパソコン・スマホ作成または手書きで作成しましょう。退職願・退職届の用紙の一般的なサイズは、B5サイズまたはA4サイズです。

退職願・退職届の見本

①表題・冒頭行

「退職願」または「退職届」と書きます。

②文の書き出し

一行目の下部に「私儀(わたくしぎ)」もしくは「私事」と書きます。

③退職理由

自己都合退職の場合、ここで「一身上の都合」と書きます。

会社都合での退職の場合、基本的に退職届は不要ですが、会社によっては退職届の提出を求められることがあります。その際には「退職勧奨に伴い」や「部門縮小のため」と具体的な理由を書いて会社都合であることを文面にします。また退職届の場合、ここで「有給休暇を◯月◯日から◯日までの△日間の取得を希望します」などと、有給休暇消化の希望を書くこともできます。

④退職日付

退職願には退職を希望する日付を、退職届には会社と合意した日付を書きます。日付の書き方は西暦・元号どちらも可能ですが、会社が規定しているフォーマットがあれば準じてください。また数字に関しては、縦書きの場合、漢数字で書くのが一般的です。

⑤文末

退職願の場合は「退職いたしたく〜お願い申し上げます」と退職を願い出る旨を書きます。退職届であれば「退職いたします」と退職を宣言します。

⑥届出年月日

実際に書類を提出する日付を書きます。

⑦所属部署と氏名

行の下方に所属している部署名、そしてフルネームで名前を書きます。そして印鑑を用意しておき、名前の下に捺印します。ただ退職届は法的に定められている書類ではないため、退職届への印鑑は必須ではありません。

⑧宛名

会社の最高執行責任者を宛先にします。役職と名前をフルネームで書きます。敬称には「殿」か「様」を使い、自分の名前より上方になるよう書きます。

退職願・退職届が作れる無料テンプレート10選

退職願・退職届を作成したい方におすすめなのがCanva(キャンバ)(新しいタブまたはウィンドウで開く)です。印刷するだけですぐに使える退職願・退職届テンプレートが豊富に揃っています。

定番のシンプルなフォーマットのものから、色やデザインを加えた個性的なデザインのものまで、幅広いデザインの退職願・退職届テンプレートから選べます。縦書きと横書きの両方のテンプレートがあるため、自分にあったものを選んでお使いください。

以下のテンプレートはすべて無料で使え、クリックすると編集が可能で、そのままダウンロード・印刷ができます。パソコンやスマホでアクセスができるので、お好みのデバイスで退職願・退職届を作成してみましょう。


また退職願·退職届を書くときに、退職理由など書く内容に困ったときは、AI文章作成ツールを使うと便利です。Canvaには「マジック作文(新しいタブまたはウィンドウで開く)」というAI文章作成機能が搭載されています。Canvaテンプレートを使って退職願·退職届を書くときに、Canvaから離れることなくAI機能が使えるのでおすすめです。

退職願・退職届を手書きするために用意するもの

退職願・退職届はパソコンで作成しても、手書きで作成しても問題はありません(会社の規定がある場合はそれに準ずる)。ここでは手書きで退職願・退職届を作成したい場合に必要なものを紹介します。

紙や便箋

A4もしくはB5サイズで、白地のシンプルな便箋や用紙を選びましょう。罫線はあってもなくても構いません。

封筒

手書きの退職願・退職届は封筒に入れて渡します。白の無地封筒で、郵便番号の枠が無いものが理想です。

ペン(筆記用具)

黒のボールペンや万年筆を使います。下に滲みやすいインクペンなどは避けましょう。

退職願・退職届の封筒への入れ方・折り方・宛名の書き方

作成した退職願・退職届は、封筒に入れて提出します。封筒は郵便番号枠がついていない白無地のものを選びましょう。コンビニや100均の封筒など、どんなものでも構いません。

ここでは、封筒への入れ方・折り方・宛名の書き方について見本と一緒に解説します。

退職願・退職届の封筒の宛名の書き方

退職願・退職届の封筒の宛名の書き方

手渡しの場合は、表面の中央に「退職願」または「退職届」と書きます。裏面には、所属部署と氏名(フルネーム)を左下の差出人欄に書きます。封は基本的にはしませんが、フタは折り曲げておきます。郵送などで封をする必要がある場合は、のりでとめたのちに「〆」マークを書きます。

退職願・退職届の折り方(三つ折り)

退職願・退職届の折り方

基本的に、退職願・退職届は三つ折りにして封筒に入れます。星の印が右上になるように置き、下側の3分の1を谷折りにして、上側の3分の1を山折りにします。紙の上部が上になるように重なっていれば正しい折り方です。

退職願・退職届の封筒への入れ方

退職願・退職届の封筒への入れ方

最後に三つ折りした紙を封筒に入れます。紙の上の右端(星の印)が上部にくるように封入します。これは読み手が封を開けたときに書き出しが最初に目に入るようになるからです。紙がシワにならないよう丁寧に入れましょう。

退職願・退職届の渡し方・伝え方

退職願や退職届は、必ず上司に直接手渡しするのが基本的なマナーです。提出する際は、事前に上司に面談の時間をお願いし、落ち着いた環境で渡すことを心がけましょう。

書類を渡すタイミングで、今までの感謝の気持ちを忘れずに伝えましょう。ネガティブな理由での退職であっても、お世話になったことを感謝する言葉を添えるのが良いでしょう。

また、会社のルールによっては、上司だけでなく人事部にも同様の手続きを取る必要があるかもしれません。退職手続きがスムーズに進むよう、提出先を事前に上司に確認しておきましょう。

まとめ

本記事では、退職願・退職届の正しい書き方について、無料で使えるテンプレートを活用しながら解説しました。今すぐ退職願・退職届を準備したい方は、Canvaのテンプレートをぜひご活用ください。スムーズな退職手続きを進めるために、役立つこと間違いありません。

よくある質問

Q. 退職願・退職届は手書きでもパソコンでもよいですか?

A. 退職願・退職届は、手書きでもパソコンで作成しても問題ありません。手書きの場合は、より誠意を伝えやすく、特に伝統的な企業では好まれることがあります。パソコンでの作成は、整った書式で読みやすくなるため、一般的な企業では許容されることが多いです。ただし、会社の文化や上司の好みも考慮して、どちらの方法が適切か判断しましょう。

Q. いきなり退職願・退職届を出してもよいですか?

A. いきなり退職願・退職届を提出するのは避けるべきです。まずは上司に口頭で退職の意思を伝え、相談することが大切です。上司との話し合いを経て、退職が決定した後に、正式に退職願・退職届を提出する流れが望ましいと言えます。

Q. 一度出した退職願・退職届を撤回することはできますか?

A. 退職願は、会社が承諾する前であれば撤回できる可能性があります。しかし、退職届は会社との合意が成立した後に提出するものなので、一度提出すると撤回は難しくなります。いずれの場合も、撤回したい場合は早めに上司や人事に相談することが重要です。

Q. 直属の上司が退職願・退職届を受け取ってくれません。どうすれば受理されますか?

A. もし直属の上司が退職願・退職届を受け取らない場合は、人事部や他の上位の管理職に相談するのが適切です。上司が受け取らない理由を確認し、必要であれば第三者を交えて話し合いを行いましょう。最終的には、書類を郵送などで正式に提出することも可能です。

Q. 会社都合の退職をすることになりました。退職願・退職届を出す必要はありますか?

A. 会社都合の退職の場合、基本的に自発的な退職ではないため、退職願や退職届を出す必要はありません。会社側が解雇通知や退職に関する書類を提供するのが一般的です。ただし、会社の手続きに従い、何らかの書類を提出する必要があるかを確認しましょう。

Q. 退職届を出したら、同僚や取引先に退職すると伝えても構いませんか?

A. 退職届を提出しても、正式な退職が会社から承認されるまでは、同僚や取引先に自分から退職の話をするのは控えましょう。まずは上司や人事部と確認し、社内での正式な通知が行われるのを待ちましょう。特に取引先には、会社側からの公式なアナウンスが必要となるため、個人的に連絡するのは避けるのが無難です。

Q. 退職願・退職届はメールで送ってもよいですか?

A. 退職願や退職届をメールで送るのは、基本的には避けるべきです。正式な書類であるため、メールではなく直接手渡しすることが望まれます。やむを得ない場合は、上司や人事に事前に相談し、許可を得た上でメールで送りましょう。

Q. 退職願・退職届は郵送してもよいですか?

A. 退職願や退職届を郵送することは、どうしても対面で提出できない場合に限り認められることがあります。ただし、郵送する前に上司や人事に一度相談し、許可を得てから郵送するのがマナーです。郵送する際には、内容証明郵便など記録が残る方法を利用すると、提出証明としても安心です。また、郵送の場合は退職届と一緒に添え状(新しいタブまたはウィンドウで開く)も同封するようにしましょう。

Q. 退職理由に「一身上の都合」と書くのはダメですか?

A. 退職理由は「一身上の都合」で問題ありません。自己都合退職の場合は、退職届には「一身上の都合により退職」とだけ書きましょう。

Q. 突然辞める場合、退職届の書き方はどうしたらよいですか?

A. 突然辞める場合でも、退職届は冷静かつ簡潔に書くことが重要です。「一身上の都合により退職いたします」とし、退職理由を詳しく書かず、感謝の言葉を添えるようにしましょう。感情的な表現は避け、できるだけ丁寧な文面にすることが求められます。

Q. パワハラによる退職届の書き方とNG例があれば教えてください。

A. パワハラが原因で退職する場合は、会社都合と自己都合で退職する場合でメリットとデメリットが異なります。ただ会社都合で退職する場合、失業保険の即時受給が可能で経済的な補償が見込めます。会社としても自己都合退職の強要は違法です。退職届では自己都合ではないことを明記し、パワハラの事実を伝えましょう。また証拠としてメモや録音などを準備しておくことで会社都合での退職がしやすくなります。

Q. 退職願を出さずに退職届は出せますか?

A. 退職願を出さずに、直接退職届を提出することも可能です。ただし、退職願は退職の意思を会社に相談するためのものであり、退職届は正式な退職手続きとなるため、まずは退職願を通じて上司に相談するのが一般的な流れです。急ぎの場合やすでに退職が決定している場合は、退職届を先に提出しても問題ありませんが、会社の就業規則に従うことが大切です。

Q. パートやアルバイトの場合、退職届の書き方は異なりますか?

A. パートやアルバイトでも、退職届の書き方は基本的に正社員と同じです。「一身上の都合により退職いたします」と簡潔に書き、感謝の言葉を添えるのが一般的です。ただパートやアルバイトの場合、口頭で退職することを伝えるだけでも、法律的にも問題はないとされています。

Q. 依願退職とは何ですか?

A. 依願退職とは、従業員が自らの意思で会社に退職を申し出て辞めることを指します。会社側が退職を求めるのではなく、本人の希望による自主的な退職です。転職や結婚など自己の都合での退職は、この「依願退職」に当てはまります。

Q. 退職時にもらうべき書類は何ですか?

A. 退職時には、雇用保険被保険者証、源泉徴収票、年金手帳、離職票・退職証明書、(希望する場合は)退職証明書などの書類を会社から受け取るようにしましょう。

Q. 退職届は便箋を使ってもいいですか?

A. 退職届の用紙には、罫線なし便箋・コピー用紙など白紙の用紙を使用してください。

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