お誕生日カードやお礼状、年賀状やクリスマスカードなどの季節の挨拶状、結婚式や入学式などで送る祝電など、メッセージカードを贈るシーンはたくさんあります。
市販のおしゃれなメッセージカードを贈ることもできますが、せっかくなら思い出に残る手作りのメッセージカードを渡したいですよね。
このページでは、メッセージカードを手作りしたい方に向けて、メッセージカードの作り方からメッセージを書くコツ、アレンジ方法までをすべてまとめました。
さらに、オンラインで簡単にデザイン作成ができるCanvaを使ったメッセージカードの作成方法も紹介しています。8,000以上の無料テンプレートが揃ったCanvaなら、ゼロからデザインするのは苦手という方でも安心してオリジナルのメッセージカードが作れます。
ぜひ受け取った人の記憶に残る手作りのメッセージカードで、あなたの気持ちを伝えてみてくださいね。
メッセージカードと一口に言っても、様々な種類のメッセージカードがあります。
プレゼントと一緒に添えて渡すちょっとしたメッセージカードから、お誕生日カードやお礼状、結婚式や入学式などのイベントで贈る祝電、そして年賀状やクリスマスカードなどの季節の挨拶状(グリーティングカード)まであります。
最近では、はがきで送っていたようなお礼状などを、メッセージカードに置き換えて送ることもあります。メッセージカードを郵便で送るときには、封筒に入れて送るとより丁寧です。
様々なシーンで大活躍するメッセージカードですが、何をどうやって書けばいいのか悩む方も多いのではないでしょうか。ここでは、メッセージカードを書くときに知っておきたい書き方のコツを紹介します。
メッセージカードは、普段は恥ずかしくてなかなか言えない気持ちを伝える絶好のチャンスです。まずは「いつもありがとう」「おめでとう」という気持ちを伝えましょう。
感謝の気持ちをつづるときは具体的な内容を書くとより気持ちが伝わります。「いつも気遣ってくれてありがとう」など、自分なりの感謝の気持ちを伝えてみてください。
またお祝いの気持ちを伝えるときには、相手との大切な思い出を振り返る「思い出話」を添えると、より相手の印象にも残りやすくなります。
シーンに合わせて、祝福や感謝の気持ちを正直に伝えてみましょう。
メッセージカードはスペースも限られているので、簡潔に書くことがポイントです。手紙のように長い文章を書くことはできないので、一番伝えたいことをストレートに書いてみましょう。
たとえシンプルな一言であっても、贈る相手にはその気持ちが十分に伝わります。下手に文章を飾り立てようとせず、素直な気持ちを伝えることにフォーカスしてみてください。
友達や家族に送るちょっとしたメッセージカードであれば、そこまでマナーを気にしなくても問題はありませんが、結婚祝いなどフォーマルな場でのメッセージカードでは、マナーを知っておかないと相手に不快感を与えてしまうことがあります。
結婚祝いのメッセージであれば、「、」や「。」の句読点を使用しない、黒または濃いブルーの万年筆やボールペンを使って書く、祝福にふさわしくない「忌み言葉」や「重ね言葉」は避けるなど、基本的なマナーがいくつかあります。
せっかくのお祝いが失礼にならないよう、マナーをしっかりおさえた上でお祝いの気持ちを伝えてみてください。
メッセージカードはおしゃれな市販品もたくさんありますが、手作りのメッセージカードだとよりお祝いや感謝の気持ちが伝わります。
一番シンプルなメッセージカードの作り方は、厚紙に手書きのメッセージを添える方法です。もし絵が得意だという方であれば、イラストをメッセージと一緒に添えて贈るのも素敵ですね。
もっと手作り感をプラスしたい方は、装飾を使ってアレンジする方法もオススメです。アレンジ方法には誰でも簡単にできる方法から、手の込んだ作り方まで様々あるので、自分にあったアレンジ方法を見つけて、ぜひ挑戦してみてください。
ここからは、メッセージカードを手作りするときに使えるアレンジ方法を紹介します。
開くとメッセージやイラストが飛び出す「ポップアップカード」を使った方法です。バースデーカードやクリスマスカードにぴったりで、カッターナイフと定規、ハサミがあれば初心者の方でも比較的簡単に作れます。
無地の厚紙にマスキングテープを貼るだけで、一気に華やかさがアップします。マスキングテープの魅力は、貼り間違えても何度でも剥がせるところ。マスキングテープは、紙の縁に沿って貼ったり、リボン風に斜めに貼って使えるだけでなく、ろうそくやプレゼントなどの形を表現することもできます。
ハンコやスタンプを使ってメッセージカードを飾ることもできます。市販の可愛いハンコやスタンプを使う方法もありますが、「消しゴムはんこ」でより手作り感を出すこともできます。
色紙をいろんな形に型抜きができる「クラフトパンチ」を使った方法です。はさみを使わずに花やハート、動物などの形にパンチした素材をカードに散りばめるだけで、簡単に手の込んだメッセージカードが作れます。
色画用紙や折り紙などを、工作気分で手でちぎって、メッセージカードに貼り付けるだけの簡単なアレンジ方法です。マスキングテープなどと一緒に使うことで、さらに手作り感が増します。
折り紙を使うだけで立体感のあるメッセージカードを作れます。バースデーカードであればバースデーケーキを、クリスマスカードであればクリスマスツリーなどを折り紙で作って飾ることができます。
おしゃれな切手を貼ってメッセージカードを作ることもできます。特に外国の切手はおしゃれなデザインが多く、最近ではオンラインで簡単に購入できます。招待状のメッセージカードなどの装飾にぴったりです。
本物のお花やドライフラワーを添えるだけで、特別感のある立体メッセージカードが作れます。バースデーカードなど大切な人へプレゼントで渡すメッセージカードにぴったりです。
カードに手書き文字を添えるだけで温もりのあるメッセージカードに仕上がります。文字は囲みや影を加えるだけで、雰囲気がガラリと変わります。また使うペンによっても文字の表情が変わるので、ぜひ色々な手書き文字を試してみてくださいね。
文字だけのメッセージカードだと少しさみしいので、手書きのイラストもあるといいですね。絵が苦手という方でも、プレゼントボックス、リボン、風船、キャンディーなど簡単に描けるものもあるので、テーマに合ったイラストにぜひ挑戦してみてください。
様々な場面で贈ることができるメッセージカードですが、実際にどのような場面でメッセージカードが贈られているのでしょうか?ここでは、シーン別に贈りたいメッセージカードを紹介します。
メッセージカードといえば「バースデーカード」ですよね。飛び出すしかけのポップアップカードはバースデーカードの定番です。またマスキングテープを重ねて使うことで、カラフルな誕生日ケーキやローソクを表現することもできます。
結婚式のメッセージカードには、新郎新婦に贈るカードと、新郎新婦からゲストに贈る招待状カードの2種類があります。どちらの場合もデザインが分からなければテンプレート素材がたくさん存在しているので、テンプレートを活用しながらクラフトパンチなどを使ってアレンジするとあっという間にオリジナルのメッセージカードが作れますよ。
友人や親戚が新築を建てたり引っ越したときには「新築祝い」や「引越し祝い」のメッセージカードを贈ることができます。ギフトを贈ることもありますがメッセージカードも一緒に添えると特別感が増します。
友人や親族に子供が生まれた時に贈るのが出産祝いのメッセージカードです。デザインは赤ちゃんを連想させるパステル調のデザインがオススメです。メッセージやイラストなどを手書きで添えることもできます。
身近な人が病気やケガなどで入院してしまったときは、明るい言葉を添えて相手を励ましたいですよね。そんな時に使えるのがメッセージカードです。メッセージやイラストを手書きで描くとより温かい気持ちが伝わります。
入院中にお見舞いに来てくれた人に感謝の気持ちを込めて贈るのが「快気祝い」です。快気祝いのギフトを贈るという方も一緒にメッセージカードを添えることができます。
卒業祝いに贈るメッセージカードは、仲良い友人間だけでなく、お世話になった先輩に贈ったり、お子さんやお孫さんに贈ることもあります。おめでとうの気持ちを伝えるメッセージを手書きで書いて、マスキングテープやクラフトパンチ、ハンコなどでカードを華やかに飾ることができます。
母の日に日頃の感謝の気持ちを込めて、手作りのメッセージカードを贈ってみるのもいいですね。折り紙やフラワーペーパーでカーネーションの花束を作って、メッセージカードを飾ってみてください。
父の日に心のこもった手作りメッセージカードを贈りましょう。折り紙でネクタイやワイシャツを作ってメッセージカードに貼ると一気に手作り感が出ます。もらったお父さんも嬉し泣きしてしまうかも?
いつもお世話になっている、おじいちゃんとおばあちゃんに感謝の気持ちを込めて、敬老の日に手作りのメッセージカードを送ってみませんか?顔写真やイラストをメッセージカードにのせたり、家族全員で寄せ書きするのも素敵です。
クリスマスシーズンになると贈りたいのがクリスマスカード。新年の挨拶を兼ねて送ることもできます。クリスマスツリーやサンタクロース、雪だるまなどのイラストをのせたり、立体的に飛び出すポップアップカードにして贈ると楽しいですね。
手作りのメッセージカードを、ハロウィンパーティーで配るお菓子に添えたり、身近の人に送ったりするだけでハロウィン気分が上がります。かぼちゃや魔女、オバケなどをモチーフにしたミニカードから、本格的なポップアップカードまで様々な形で作ることができます。
暑中見舞いを手作りはがきで送るだけでとても印象に残ります。上手にイラストが描けない人も、スイカやひまわりなどの形をした消しゴムはんこを作るだけで、手作り感あふれるメッセージカードの出来上がりです。
新年のごあいさつに心のこもった手作り年賀状を送ると、相手にも特別感が伝わります。その年の干支やお正月をモチーフにした絵を、スタンプやマスキングテープを活用するだけで簡単に手作りの年賀状が作れます。
取引先の方に送るお礼状や、お中元やお歳暮に添えるちょっとしたメッセージなど、ビジネスシーンでもメッセージカードを送ることがあります。市販のカードを使うこともできますが、会社のロゴがのったカードを作ったり、メッセージを手書きで書いて送るとより丁寧さが伝わります。
メッセージカードは、普段は面と向かって言えない言葉を伝えるために使うこともできます。マスキングテープや手作りハンコ、クラフトパンチなどを活用しながら、贈る相手のイメージに合ったメッセージカードを作ってみてください。
様々なシーンで贈ることができるメッセージカードですが、「デザインのセンスがないから手作りするのは少し不安」と思われた方もご安心ください。
オンラインで簡単にデザイン作成ができる『Canva』なら、無料テンプレートから好きなデザインを選ぶだけで、あっという間に素敵なメッセージカードが作れます。
テンプレートは、バースデーカード、お礼状、クリスマスカードなど、上記で紹介したシーンごとにカテゴリー分けされており、カテゴリー数はなんと40種類以上。さらに、バースデーカードであれば、日本語と英語のテンプレートを合わせると数百種類のテンプレートを用意しています。
また、130種類もの多彩なフォント、数百万点にもおよぶ豊富な写真ギャラリーやスタンプなどの素材を使えば、簡単に自分らしいデザインにカスタマイズすることも簡単です。テンプレートをあなたなりに自由自在にアレンジするだけで、オリジナルのメッセージカードの完成です。
作ったメッセージカードは、そのまま画像としてメールやLINEで相手に贈ったり、印刷して贈ることもできます。
Canvaでは、PCまたはスマホアプリから簡単にメッセージカード用のテンプレートを探すことができます。
まずはPCまたはスマホアプリからCanvaを開きます。そしてホーム画面の検索窓から、探したいカテゴリーを入力します。例えばクリスマスカードを作りたい時には、「クリスマスカード」と検索すると、クリスマスカードのテンプレート一覧が表示されます。
あとはそこから好きなデザインを選んでクリックするだけ。すぐに編集画面から自分好みに編集できるようになります。カテゴリー関係なくメッセージカードのテンプレートをすべて見たい場合は、メッセージカードテンプレート一覧からご確認ください。
Canvaにアクセス(https://www.canva.com/)して、検索窓で「カード」と検索して表示されるテンプレート一覧から、好みのデザインを選択します。また、テンプレートを使わず、ゼロからデザインすることも可能です。
メッセージカードテンプレートの画像を差し替えましょう。独自の画像をアップロードして使用することもできれば、画像やバナー、アイコン、フレームなど、1億点を超えるデザイン素材ライブラリーから使用することもできます。
メッセージをカスタマイズするためにテキストを編集しましょう。フォントは数百種類から選ぶことができます。
背景エフェクトや色を調整したり、アイコンを加えたりして、オリジナルのメッセージカードをデザインします。
完成したメッセージカードのデータは、PNGやJPG形式でダウンロードして印刷したり、メールやSNS、LINEで共有することができます。Canvaプリントではメッセージカードを印刷し、ご自宅に高品質のプリントをお届けできます!
Canvaにアクセス(https://www.canva.com/)して、検索窓で「カード」と検索して表示されるテンプレート一覧から、好みのデザインを選択します。また、テンプレートを使わず、ゼロからデザインすることも可能です。
メッセージカードテンプレートの画像を差し替えましょう。独自の画像をアップロードして使用することもできれば、画像やバナー、アイコン、フレームなど、1億点を超えるデザイン素材ライブラリーから使用することもできます。
メッセージをカスタマイズするためにテキストを編集しましょう。フォントは数百種類から選ぶことができます。
背景エフェクトや色を調整したり、アイコンを加えたりして、オリジナルのメッセージカードをデザインします。
完成したメッセージカードのデータは、PNGやJPG形式でダウンロードして印刷したり、メールやSNS、LINEで共有することができます。Canvaプリントではメッセージカードを印刷し、ご自宅に高品質のプリントをお届けできます!
Canvaで作ったメッセージカードは、Canvaでダウンロードしてそのまま印刷することも可能ですが、Canvaのメッセージカード印刷サービスを使うことで、高品質のメッセージカードを自宅ですぐに受け取ることもできます。
Canvaの印刷サービスは、以下の簡単7つのステップで発注ができるようになっています。ぜひお試しください。
はい、無料でご利用いただけます。メールアドレスとパスワードでアカウントを設定するか、FacebookまたはGoogleのアカウントを使ってログインしてください。ログイン後は、すぐにメッセージカードのデザインを開始できます。
はい、使えます。App StoreからiPhoneアプリやiPadアプリを、またはGoogle PlayからAndroidアプリを、それぞれ無料でダウンロードできます。また、www.canva.comにアクセスすれば、ウェブ上でデザインすることもできます。
テンプレートは、ホーム画面の検索窓から、探したいカテゴリーの名前を入力するだけで検索できます。例えばクリスマスカードのテンプレートを探している時は、「クリスマスカード」と検索すると、クリスマスカードのテンプレートを見ることができます。カテゴリーが分からない場合は、メッセージカードのテンプレート一覧をご覧ください。
高木 和子