残暑見舞いを送る時期やおすすめデザインは?Canva(キャンバ)ならテンプレートでラクラク作成可能!
夏のご挨拶には暑中見舞いと残暑見舞いがあります。
これらの挨拶は、普段なかなか会えない人やお世話になった人に、夏の暑さを気遣って健康を祈る習慣で、江戸時代から始まったと言われています。
暑中見舞いは小暑(しょうしょ)から立秋(りっしゅう)まで、つまり7月7日頃~8月7日頃までの間に行うのですが、立秋を過ぎてしまうと残暑見舞いとしてご挨拶をするのがマナーです。
小暑・残暑が始まる日付は年ごとに変わりますので、正確な日付はその都度確認しましょう。
昔は贈答品を持って訪問したり、遠方へは贈り物や手紙を送っていたのですが、明治になって郵便制度が整ってくると、ご挨拶の手紙だけを送るという形に変わりました。
暦の上では秋となる立秋の8月7日頃は、まだまだ暑い日が続きます。残暑見舞いでは、終わらない夏の暑さの中で相手が元気でいるかを尋ね、こちらの近況報告をするのが一般的です。
なお、残暑見舞いは8月末頃までに届くように送るのがマナーです。
残暑見舞いは、以下のような流れで書きます。
また、残暑見舞いや暑中見舞いに「この人に出さなければいけない」というような決まりはありません。自分が挨拶したいと思う人、お世話になった人に宛てて手紙を書きましょう。
ただし、残暑見舞いや暑中見舞いを受け取った方は必ずお礼状を出さなければなりません。そのため、ほとんど面識がないような人に宛てて送るのは控えたほうが良いでしょう。
「残暑見舞いの基本的な考え方やおすすめのデザインについては分かったけれど、それでもデザインを自分で考えるのが難しい」という方におすすめしたいのがCanvaです。
Canvaはオーストラリア発の無料で使えるデザインツールで、2017年に日本語版が登場ししました。
デザインツールと言えばPhotoshopが有名です。しかしライセンス費用が高額で操作も難しいため、仕事に使う人や本当に絵やデザインが好きという人しか利用できませんでした。
ところがCanvaは基本的に無料なうえ、操作もとても簡単。パソコンが得意でなくても使いこなせるシンプルな作りです。
もちろんCanvaにも有料の写真やテンプレートがありますが、利用したい人・こだわりたい人だけが課金して使う仕組みで、無料でも豊富な写真・テンプレートを選べますし、無料だとは思えないほどのおしゃれなデザインがたくさんあるのが魅力です。
さらに、Canvaはアプリではないのでインストール不要。ブラウザ上でデザインの編集ができます。また、GoogleアカウントやFacebookアカウントでログインできるので、出先や会社から別の端末でアクセスしてデザインを編集することも可能です。
さらにスマホアプリも登場しているので、スマホでもデザイン編集できます。電車の中でふと思いつき、スマホをササっと操作して残暑見舞いを作る……というのも、もちろん可能です。
Canvaにはとても多くのテンプレートが用意されています。残暑見舞いに適したテンプレートもあるため、デザインが苦手な人でもCanvaのテンプレートを使えば簡単におしゃれな残暑見舞いを作ることができます。
テンプレートには文字が入っていますが、文字はもちろん編集可能。文字の位置やイラストの位置も簡単に変更できますし、テンプレートの写真を自分の写真に入れ替えることも可能です。ちょっとした編集で、自分だけのオリジナルデザイン簡単に変更できるのです。
さらにCanvaの優れている点は、はがきの作成以外にも使え、汎用性が高いという点。
Canvaを使って残暑見舞いを作ることもできますし、TwitterやFacebookのアイコン作成にも使えます。プレゼン資料や履歴書作りに利用することもできるので、アイデア次第でさまざまな場所に活用できそうです。
Canvaでは、様々なシーンでお使いいただける写真素材やイラスト素材をご用意。そのほとんどが無料、またはたった1ドルでご利用いただけます。テーマにぴったり合う写真や、もらった相手が喜びそうなイラストを見つけて、デザインに使ってみてください。
例えば、猫好きの友人への残暑見舞いなら、かわいらしい猫をデザインしてみましょう。きっと喜んでもらえるはずです。また、お得意様には、ビジネス向けのシンプルで洗練されたデザインの残暑見舞いを用意することも可能です。
デザインが完成したら、今度は相手に送る方法を考えましょう。オンラインでメッセージを送るのもいいですが、せっかくならプリントして相手に渡してみましょう。手元に残る残暑見舞いは、いい思い出になります。
大切な友達や家族に、美しく仕上がったデザインをオンライン経由で見てもらうこともできます。データをダウンロードしたら、メールに添付することも、FacebookやTwitterといったSNSに投稿することも、LINEで相手に送ることも可能です。