お中元は日頃の感謝を伝えるためのコミュニケーションツールとして古くから親しまれてきましたが、いざもらってみると、お礼はどうしたらいいかなどマナーがわからず悩まれたことが一度はあるのではないでしょうか。この記事では、お中元のお礼状の基本的な書き方から、ビジネスシーンでも活用しやすいお中元のお礼状デザインの作り方まで、お中元のお礼状作成について押さえておきたいポイントを解説します!
お中元を贈り合う習慣の起源は、古代中国で信仰されていた道教の教えで定められている人間贖罪のお祭りにあるとされています。中元(7月15日)に一日中火を焚いて日頃の罪の懺悔をし、許しを得ることで幸せを祈るこのお祭りの中で、罪滅ぼしの一貫として近所の人に贈り物を送るという風習もあったそうです。
この習慣が、日本に仏教が伝わった時期に一緒にお盆の習慣と合わさったことで、今日まで知られる「お中元」という文化として広まっていきました。
お中元はお世話になった方へ、日頃の感謝を伝えるための大切なコミュニケーションツールの一つです。そのように気持ちのこもった贈り物へはしっかりとお礼の気持ちを示すことも大事。そこで、お中元のお礼状というものを作ることも大事なしきたりとなっています。
お中元のお礼状とは、品物を受け取った報告と感謝の気持ちを伝えるお手紙のことを指します。また、夏の暑い季節に送り合うお中元のお礼状は、お礼の気持ちに留まらず「暑い季節に体調を崩しませんように」と季節に紐づけて相手を労わる気持ちも一緒に届ける役割があります。
品物が無事到着したことの報告だけであれば、メールや電話でも良いという考え方もありますが、手作りのお礼状はがきや手紙で送った方が丁寧で礼儀を重んじた対応として喜ばれるでしょう。
お中元を送る時期は地域によって異なり、早くて7月初旬、遅いと8月中旬と開きがあります。そのため、そのお礼として送るお礼状の時期も自ずとばらけます。
ただ、いつお中元を受け取ったとしても、お礼状を送る時期は品物が到着してからすぐ、目安としては3日以内、遅くても1週間以内に発送することを心がけましょう。1週間以内とは意外と短いもので、気がついたら過ぎていた…!なんてこともあるかと思います。その際は、お礼状が遅くなったことに対するお詫びも一文添える方が印象が良くなります。
もし、お礼状を送るまでにどうしても日が空いてしまいそうな場合は、品物を受け取った報告とお礼を兼ねて、まず電話やメールで連絡を入れ、追ってお礼状が到着するような手はずにするというのも良いでしょう。
送る時期以外にも、お中元のお礼状を送る際には押さえておきたいマナーがいくつかあります。せっかくのお礼状なのに失礼に当たっていたらとても残念ですよね。きちんとマナーを守って、親しい人やお世話になった人との良好な関係を築けるようなやりとりにするためにも、これから紹介する7つのポイントを押さえるようにしてみてください。
繰り返しになってしまいますが、お中元のお礼状はすぐに送ることが大切です。できればデザインは作成しておいて、お中元が届いたらすぐにメッセージを添えてお礼状を投函できるようにしておくのが最善です。基本的には受け取って3日以内に、遅くても1週間以内に出すようにしたいですね。
もしお中元のお礼状の投函が遅くなってしまうようでしたら、できればその日のうちに「無事に受け取ったこと」と「お礼の言葉」を伝えるようにしましょう。コミュニケーションの方法は、電話やメール、メッセージアプリなど、すぐにつながる方法で問題ありません。
お中元は、お返しの品を用意せずに、お礼状だけを送ったとしても失礼には当たりません。感謝の気持ちを込めて送る贈り物は、お祝いごとの贈り物のように、お返しの品を送る必要がないので、その分お礼状を送ることで、感謝の気持ちが伝わります。
お中元は、お礼にお返しを贈るのではなくて、ギフトを贈り合うという風に捉えて品物を選ぶと良いでしょう。
また、もしお中元のお礼状以外に品物を選んで送りたい場合は、相手より高価な物は選ばないようにしましょう。相手より高価なものを贈るのはマナー違反となるので、注意が必要です。
お中元のお礼状の書き方のマナーとして、頭語と結語を必ず使うようにしましょう。使う頭語と結語は一般的な手紙で使うものと同じで大丈夫です。
頭語と結語には必ず正しい組み合わせがあり、「対」で使用するのが適切です。どちらか片方だけを書いたり、組み合わせを変えてしまうとせっかくの丁寧なお礼状の印象が台無しになってしまいます。
それでは、お中元のお礼状にはどの頭語と結語を使うようしたら良いのでしょうか?頭語と結語の種類は相手に合わせて使い分けることが基本的なルールです。送る相手ごとに適した頭語と結語のセットを下記に紹介するので、参考にしてみてください。
【ビジネスの相手】
拝啓(はいけい)ー 敬具(けいぐ)
拝呈(はいてい)ー 敬白(けいはく)
啓上(けいじょう)ー 拝具(はいぐ)
【目上の人】
謹啓(きんけい)ー 謹言(きんげん)
謹呈(きんてい)ー 謹白(きんぱく)
恭敬(きょうけい)ー 敬白(けいはく)
【親しい人】
前略(ぜんりゃく)ー 草々(そうそう)
冠省(かんしょう)ー 不一(ふいつ)
お中元のお礼状を作るとき、悩むポイントとして手書きと印刷のどちらが良いかという点ではないでしょうか。一番丁寧な書き方は「手書き」です。伝統的なマナーや風習を重んじる人に当てたお礼状であっても、手書きで作るようにすれば、まず失礼に当たることはありません。
今日では、印刷したお礼状でも問題はないと考えられていますが、できればメッセージは手書きにしたほうが、温かみのあるお礼状になり、より感謝の気持ちが伝わりやすいでしょう。
ただでさえ忙しいお盆の時期ですから、お中元を受け取った時に慌てないように、あらかじめお礼状のデザインを作っておいたうえで、手書きでメッセージを書き添えられるようにしておくのがおすすめです。
お礼状は基本的には便箋と封筒を使用したお手紙の形で送ることが一般的とされています。ただし、親戚や兄弟、ビジネスで関係がある人でも親しい間柄の相手であればはがきで送っても失礼にあたらないとされています。
はがきによるお中元のお礼状であっても、きちんと型式を守って、温かみのあるメッセージを文面に込めるようにすることで、好印象で受け取ってもらえるお礼状を作ることができます。便箋と比べてはがきは書けるスペースが限られているため、簡潔な文章の中でもきちんと感謝の気持ちが伝わるような文を書くように心がけたいですね。
お中元を郵送ではなく、直接会って受け取った場合は、いただいた際に直接お礼を伝えることができるので、お礼状を送る必要はありません。
お中元を贈り合うのは、お付き合いを続けたいという気持ちの表れですが、さまざまな事情により、どうしてもお中元をお断りしないといけない場合もあるでしょう。ビジネスシーンでは会社の規則によりお中元の品を受け取ってはいけないことになっているところもあります。
そのような場合は、お中元をお断りする文を添えたお礼状を書くことが必要となってきます。この際、品物だけを返送したり、理由を伝えずに断ったりすることはとても失礼に当たってしまうため、気をつけましょう。
お中元を返送する場合は、いただいた品物の包装は開けずに上から包装を重ねて返送しするのが正しいマナーです。その上でお礼状を必ず添えるようにしましょう。
お礼状の文面でお断りの言葉を入れる場合、まず相手の厚意に対して感謝の気持ちを述べ、今後のお中元についてはご遠慮申し上げるといった流れでメッセージの書き方を工夫することが大切です。
実際にお断りする文例を紹介しますね。品物に対してお礼の言葉を添えたあと、以下のような文を入れることでお断りできます。
また、品物は断りますが、相手との関係はこれからも良好に続けたいという気持ちが伝わる文を書き添えることも大切です。
職業柄、または立場上、お中元の品を受け取ると辞任しないといけない事態になる人もいるでしょう。きちんとした返送の仕方とお礼状の書き方を守れば失礼にあたらず、相手の理解も得られますので、安心してください。
お中元のお礼状は、年賀状や暑中見舞いのようなはがきで送る手紙と比べて多くの内容を含めることが良しとされています。それではお中元のお礼状の書き方を早速みていきましょう。
「拝啓」「謹啓」「前略」など
*相手に合わせた頭語を結語を選び、組み合わせを崩さずセットで使用しましょう
「盛夏の候」「猛暑の候」など
「お変わりなくお過ごしでしょうか」「皆様には益々ご健勝のことと存じ上げます」など
「結構なお中元の御品をいただきありがとうございました」「お優しい心遣いに御礼申し上げます」など
相手の健康や安全を気遣う文章で本文を締めくくりましょう。
「まだまだ暑い日が続きますので、どうぞご自愛ください」「時節柄、暑さなどに負けられぬようご自愛のほどお祈り申しあげます」など。
冒頭で使用した頭語とセットで使える結語を持ってくることを忘れないようにしましょう。
結語の後にお礼状を書いた日付(元号使用)と自分の名前を記入
お中元のお礼状の基本的な書き方がわかったところで、実際に使える文例やメッセージ例を、送る時期ごとに紹介したいと思います。
<6月に送るお礼状の文例>
拝啓
梅雨寒ながら、吹く風には夏の匂いを感じる今日このごろ、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて、本日は丁寧なお心遣いをいただきまして誠にありがとうございました。さっそく家族みんなで頂戴いたしました。いつも細やかなお心遣いに恐縮するばかりです。
梅雨明けが待ち遠しい今日このごろですが、体調を崩されないようご自愛ください。
敬具
<7月に送るお礼状の文例>
拝啓
盛夏の候、皆々様にはお健やかな日々をお過ごしのこと、お喜び申し上げます。
私共もおかげさまで変わりなく元気で過ごしておりますので、なにとぞご休心ください。さて、このたびは、まことに結構なお中元の品をお送りくださいまして、厚く御礼申し上げます。いつに変わらぬお心くばり、恐縮に存じます。家族ともども大変喜んでおります。
暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
敬具
<8月に送るお礼状の文例>
拝啓
夕立を心待ちにしたくなるような猛暑の毎日が続いております。皆さまお変わりはありませんか。
おかげさまで、家族全員夏バテなどせず毎日元気に過ごしております。このたびは、丁寧なお中元の品をお送りくださいまして、誠にありがとうございます。素麺は子どもたちの好物なので、家族みんなでいただくのが今から楽しみです。
秋風を感じるころはまだ少し先になりそうです。熱中症などには十分気をつけてお過ごしください。
敬具
<企業向けお礼状文例1>
拝啓
盛夏の候、貴社はますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
このたびは結構なお品をお送りいただきまして、ありがとうございます。ありがたく拝受しました。あらためて御礼申し上げます。
今後ともなにとぞよろしくご厚誼のほどお願い申し上げます。略儀ながら書中にて御礼申し上げます。
敬具
令和〇〇年〇月〇日
株式会社〇〇〇〇
代表取締役 山田 太郎
<企業向けお礼状文例2>
拝啓
盛夏の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご厚誼を賜り、深謝申し上げます。
さて、このたびはご丁重なお中元の品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。日ごろ私どもの方こそお世話になっておりますのに、過分なお心遣いをいただき、恐縮に存じ、厚くお礼申しあげます。
これから暑さが本格化しますので、皆様のますますのご健勝と貴社のご繁栄をお祈り申しあげます。
まずは書中をもってお礼申し上げます。
敬具
令和〇〇年〇月〇日
株式会社〇〇〇〇
代表取締役 山田 太郎
お中元のお礼状の宛名には、特別変わった書式はありません。一般的なはがきの宛名の書き方通りに書けば大丈夫です。
お中元のお礼状の宛名を書くときに注意すべき点は、お中元の送り状の依頼主や送り主の欄に書かれている通りの宛名にするということです。この場合、「会社名+役職名+個人名」が書かれていた場合には、その通り「会社名+役職名+個人名 様」とすれば問題ありません。
同じひとつの会社から、社長と担当者にそれぞれお中元が届いた場合は、お礼状を一つにまとめて送り主を連名にするということはせず、お中元を受け取った個人ひとりずつからお礼状を送るようにしましょう。
また、複数の会社で役職を務めている方からお中元が複数届いた場合、たとえその複数の会社が同じ住所・建物に所在している場合でも、それぞれの会社宛にお礼状を一つずつ送るようにしましょう。
100種類以上のデザインタイプに対応し、25万点を超えるテンプレートが無料で使えるCanvaは、オーストラリア発のツールながら、日本の文化へのローカライゼーションに力を入れています。そのため、お中元のお礼状だけでなく、招待状や名刺など、日本で多く必要とされるデザインをオリジナルで作れてしまう優れものです!
なんといっても、初心者にとって直感的で使いやすいドラッグ&ドロップでデザインをカスタマイズできる編集画面が特徴です。非デザイナーでも印刷物のデザインを手作りするハードルをうんと下げています。
シンプルなテンプレートだけでなく、スタイリッシュだったりおしゃれで凝ったデザインだったりと、テンプレートのスタイルが豊富に揃っており初心者でもイメージ通りの仕上がりを実現できます。
また、編集画面には様々な機能があり、テンプレートのデザインを元に細かくカスタマイズできるので「素人だから…。」と妥協しなくて良い点も嬉しいですね。
まずはイメージに近いテンプレートを選んで、自由にカスタマイズしてみましょう!
「お中元のお礼状のデザインを始める」のボタンをクリック。
豊富なテンプレートから、好きなデザインを選択します。
100万点を超えるイラスト素材集から好みのものを選ぶことも、手持ちの写真やイラストをアップロードすることもできます。
お中元のお礼状の書き方をもとにメッセージなどを入力します。
保存して完成!
まずは、豊富なテンプレート集の中からお気に入りのデザインを選びます。下記に表示されているボタンから、はがきやポストカードのサイズに対応しているテンプレート一覧をみてみましょう。
表示された一覧から好きなデザインを選びます。テンプレート通りでもそのまま使えますが、ご自身で自由にカスタマイズすることを踏まえて、文字やイラストなど要素の配置や全体の構成が完成イメージに近いものを選ぶと、より簡単におしゃれなデザインを作成することができますよ。
テンプレートの選択が終わったら、早速デザインをカスタマイズしてみましょう!
メッセージを編集したり、画像を差し替えてみるところから始めると、全体のバランスが崩れにくくおすすめです。フォントのスタイルや色も自由に変えることができるので、全体のイメージを確認しながら夏の雰囲気に合うイラストや色使いをカスタマイズしてみましょう。
また、各写真素材はエフェクトの調整もできるので、「少し暗いかな」「もう少し柔らかい印象にしたいな」などと感じた時は、ご自身で自由にカスタマイズすることができます。
Canvaのイラストは色をカスタマイズできるものも多く揃っていて、全体をスタイリッシュに仕上げる鍵となる機能です。でも、デザイン初心者にとって色を選ぶのは、一見難易度が高い作業に思えるかもしれません。守るべきマナーがたくさんあるお中元のお礼状だと特に心配に思う人も多いかもしれないですね。
そんな時にオススメなのが、イラストをクリックすると左側に表示されるカラーガイドの機能です。
「写真の色」という項目を見てみると、デザインに追加した写真に使用されている色をCanvaが自動的に検出して、このお中元のお礼状の全体のデザインに合う色をパレットとして提案してくれます。
このパレットにある色から他のイラストや文字フォントの色に使うことで、まとまった印象のおしゃれなデザインを作成することができます。デザイン初心者には特に心強いこのCanva機能、ぜひ使ってみてください!
Canvaで作ったお中元のお礼状は、ご自宅のプリンターでそのまま印刷したり、データをダウンロードしてコンビニなどで印刷することも可能です。しかし、家にプリンターがない人もいますし、インクを買い足そうと思ったら意外と値段が高かったり…かといってコンビニのプリンター機を占領して大量に印刷するのは気がひけるし…といった様子で、何かと印刷の作業は大変なことが多いですよね。自分で印刷することに少し尻込みされている方にぜひ試していただきたいのが、Canvaの印刷サービスです!
まず、印刷の品質の心配は無くなります。高品質の紙にプロの印刷所が綺麗に印刷してくれるので安心。さらに、無料でコーティングのオプションを追加したり紙質をアップグレードすることもできます。
オンラインのサービスで地味に気になる送料ですが、印刷枚数に関わらず無料というところもポイントです!こんなに手軽に高品質なお中元のお礼状を自宅で受け取れるのですから、使ってみない手はありません。
Canvaの印刷サービスは、以下の流れで利用できます。
※ テンプレートによっては上記のステップがより簡略化されていて、自動で郵便はがき料金(63円)適用のA6サイズになり、余白ができないように自動的に設定してくれるものもあります。
Canvaでデザインしたお中元のお礼状を印刷する際に、いくつか注意したい点があります。海外発のツールのため、日本の郵便のルールに従って送るには、印刷する際にちょっとしたコツが必要です。でもご安心ください!たった3つのポイントさえ押さえれば、きちんと日本郵便のはがきと同じ基本料金の63円で送ることができます。
旅行先から大切な人にポストカードを送ろうとして、うまく届かなかったり追加料金が発生したりしたことはありませんか?それは、宛名を書くカードの表面に必要な記載がなかったことが原因なのです!
はがきとして63円で送るためには、サイズ・重量が規定内に収まる必要があるほか、宛名面に「郵便はがき」あるいは「POSTCARD」と記載する必要があります。
Canvaでお中元のお礼状を印刷したら、宛名を記入する際に、はがきの上部あるいは左端に横書きで、「郵便はがき」または「POSTCARD」と書くようにしましょう。
Canvaにあるお中元のお礼状に使えるテンプレートには、印刷のステップを進める際に、A6とA5の2サイズから選べるものがあります。
この際、必ずA6のサイズを選ぶようにしてください。A6サイズであれば、普通の郵便はがきと同じ63円で送れるお中元のお礼状を印刷することができます。
一般的なはがきには郵便番号を記入する赤枠がありますが、この枠は無くても問題はありません。他の住所と同じように表面(宛名面)の右上に送り先の郵便番号を記載することで、問題なく届けてもらえます。
もしどうしても郵便番号のための枠を描きたい場合は、必ず赤色で書くようにしましょう。他の青や黒の色だと郵便番号を認識する機械が枠も読み取ってしまい、うまく認識できないため、最悪の場合はうまく届かないケースもあるようです。
また、郵便番号枠を入れる位置や各マスの間隔、線の太さなどがJIS規格により細かく決まっているため、きちんと調べてから規格に沿って描くことをおすすめします。
いかがでしたか?お中元を受け取ったらすぐに投函しないといけないお中元のお礼状の作成作業は忙しい毎日の中で負担になりがちです。そんなときでも、印刷までワンストップで済ませることができるだけでなく、一味違うおしゃれなデザインを無料で簡単に作成できるのがCanva。一度使ってみる価値アリかもしれません!
Pro版もありますが、無料版でも十分な機能と素材数があるため、まずは無料版で色々なデザインを作成してみることをおすすめします。また、印刷するときの送料も無料!手軽に楽しくおしゃれなお中元のお礼状を作れて、重宝すること間違いなしです。
今年は特に、お世話になった人に直接会うことが難しい状況が続いています。お中元も郵送で贈り合うことが多いはず。Canvaでおしゃれにデザインしてお礼の気持ちを伝えてみてはいかがですか?
はい、無料でデザインのカスタマイズまでご利用いただけます。こちらから登録不要でお中元のお礼状のデザイン作成を始めることができ、完成したデータのダウンロードも可能です。Canva上でデザインを保存し、後で編集されたい場合は、メールアドレスの登録またはFacebookかGoogleのログインにて無料登録していただけます。
はい、スマホのアプリでも簡単にデザインの作成ができます。App StoreからiPhoneアプリやiPadアプリを、またはGoogle PlayからAndroidアプリを、それぞれ無料ダウンロードしてご利用ください。また、www.canva.comにアクセスしていただくと、Webブラウザ上でデザインすることもできます。
はい。Canvaでは120種類以上の日本語フォントをお使いいただけます。デザインだけでなく太さの種類も豊富なので、ぜひご自身のイメージに合うお気に入りのフォントを探してみてください。
はい。お中元のお礼状の他にも暑中見舞いや残暑見舞い、そして年賀状など、日本の季節感や自然の風景に合うイラスト素材や、写真素材もCanvaには豊富に揃っています。イラスト検索機能を使い、お中元を送り合う季節に関連した「夏」「そうめん」「風鈴」など、入れたいイラストを具体的に検索することで、より多くの種類の素材から、ご自身のイメージにぴったりの素材を見つけていただけます。
はい。お中元のお礼状に適した縦書きの文のデザインも、Canvaで簡単に作成することができます。デザインの編集画面に、テキストボックスを縦書きに切り替えるボタンがあるため、1クリックで簡単に縦書きの文を作ることができます。
中山 記男