ショップカードを自分でデザインしてみたいという人におすすめしたい無料ツールCanva。デザインソフトを使わずに豊富に用意されたテンプレートでショップカードを作成できます。
ショップカードと名刺の違いは「店舗」か「個人」ということだけではありません。名刺は直接手渡して、こちらの連絡先を知らせるためのもの。
その一方で、ショップカードは、店頭に置く、通販の商品の発送の際に同梱する、集客・宣伝のために店舗以外の場所に置く、などと用途がさまざまです。
不特定多数の人に配布可能なショップカードは、名刺よりもビジネスの認知効果や宣伝効果を発揮します。ショップカードのデザインしだいでショップの印象も左右するため、こだわりたい宣伝ツールなのです。
ショップカードに記載する内容としてぜひ入れておきたいのが、QRコードや検索キーワードです。ショップの基本情報としては、ショップ名・ロゴ、写真やイメージ、ホームページのURL、SNSのアカウントなどを記載します。そこにQRコードや検索キーワードを加えることで、多くの人に知ってもらうことにつながっていくのです。
ショップカードを手にした人が、ショップのウェブサイトにアクセスしてみる、または検索してみる、というきっかけを与えること。そこから得られるビジネス効果は、新規顧客開拓には不可欠です。
フォントは130種類以上も用意されていて、デザインに合うフォントを自由に選べます。そのなかで日本語のフォントも30種類以上あるため、海外発のデザインツールでも心配無用。和風テイストのショップカードを作りたい場合にも、日本語フォントを使って問題なく対応可能です。
文字の大きさや色、太字やイタリック体など、アレンジも楽しめます。ショップの持つ雰囲気やイメージに合ったフォントを自由に選んで編集してみましょう。
Canvaに用意されている写真やイラストなどの素材は、100万点を超えています。高画質な写真や多種多様な素材は、その多くが無料で使用可能。有料のものでも価格は1ドル、という設定も使いやすさの魅力のひとつです。
好きな素材を探すときは、キーワード検索してみましょう。気に入ったものがみつかったらドラッグ&ドロップで追加できます。もちろん、自分で撮った写真をアップロードして使えば完全オリジナルに。とっておきの写真を積極的に活用できます。
いろいろと試しながらショップカードに合うデザインを仕上げましょう。
デザインを見た多くの人が「おしゃれ」と感じるショップカードは、シンプル、あるいは斬新、のいずれかであることが多いもの。デザインにあまり自信がない人なら、目をひく斬新さよりもシンプルさを重視すると、簡単におしゃれなショップカードが作れます。
すでにショップのイメージカラーがある場合は、Canvaのテンプレートのなかにそのカラーがベースになっているデザインがないか探してみましょう。
ぴったり合うカラーのテンプレートが見つからなくても、好きなデザインを探して、カラーはツールバーの「背景色」をクリックして変更可能。デフォルトカラーの18色からベースカラーを選んだら「調整」をクリックして色合いなどの調整も簡単です。
デザインのプロが大切にする「余白」。何も入れないスペースですが、余白はパーツの1つと考えられていて、デザインの良し悪しに関わる重要なパーツです。カードの端までいっぱいにしないように、上下左右の余白を5mm程度は残すことが大切。上品さや落ち着いた雰囲気を出すことでおしゃれな印象になります。
また、ショップのロゴやテキストの配置もゆったりとさせたほうがおしゃれ。強調したい部分は、周りに適度な余白があるほうが際立ちます。小さなモチーフ、イラストなどの素材を詰め込み過ぎないようにレイアウトしてみてください。
Canvaには写真や背景をフィルター加工できる機能があり、カードの雰囲気を統一できます。フィルターで加工することで背景や素材が違和感なく落ち着き、プロがデザインしたような仕上がりに近づくのでひと手間かけたい作業です。
背景や素材を選び、エディターツールバーの 「フィルター」ボタンをクリックするだけ。ポップアップに並ぶ20種類のフィルターを選ぶだけなので簡単です。「調整」をクリックすれば明るさや彩度など7項目の調整もできます。
ショップカードは店舗の営業には不可欠な宣伝ツールであり、集客効果を期待できるものです。見た人が思わず手に取り、お財布やカード入れにキープしておきたいショップカードを自分で作ってみませんか?
誰でも簡単にデザインできる無料ツールCanvaのテンプレートを使えば、おしゃれなショップカードを簡単に作れます。自信がない、と思っている人こそ使ってみる価値のあるツール。
まずは試しにデザインしてみてはいかがでしょうか。
無料アカウントを作成して今日からデザインを開始するには、www.canva.comにアクセスします。 Canvaの無料アプリをダウンロードすれば、iPadからもデザインを作成できます。
はい、できます。QRコードジェネレーターを使用して、PNGかPDF形式の画像ファイルとしてCanvaにアップロードしてください。Canvaでは、無料で自分の画像をアップロードし使用できます。
用意されているテンプレートはすべて無料で、何度でも使用できます。豊富な無料画像からも選択できるほか、ストックライブラリーにある有料写真はすべてわずか1ドルでご利用いただけます。その他に、Canvaの使用にかかる費用はありません。
Canvaで作成するショップカードは名刺サイズのショップカードになります。