Canvaの無料版でも使用できる機能は数多くあります。画像加工を使って、ハイセンスなデザインを作成してみましょう。簡単に使える画像加工の中には、フィルター、影付き、ぼかし、明るさ・明暗・彩度の調整、フォトジェニック、自動補正、オートフォーカスなどがあります。上のメニューバーには、矢印の戻るボタンがありますので、いつでも加工をやり直すことができ、多くの機能を試すことが可能です。
Canvaでは、数多くのフィルターからデザインや画像に適したものをお選びいただけます。EpicやFestiveを使うと明るく鮮やかに、The Bluesを使うとクールな印象に、Nordicで洗練された色合いに、Retroで古風に、Edgeでディテール多めに、Summerで夏らしさを感じさせる印象に。画像加工を使うと、一瞬で違う雰囲気を変えられます。テキストやデザインにも統一感が生まれます。
Rosieというフィルターを使うと、全体的に薄ピンク色になります。ロマンチックな思い出アルバムや懐かしいコラージュ作成にぴったりです。明るさを変えることなく、画像はくっきりしたままなので、ぼんやりした印象も与えません。フィルターを適用した上で、もう一度フィルターのアイコンを押すと、[輝度]の調整ができます。そのため、フィルターと度合いを強くしたり、弱くすることが可能です。ぜひ画像を多く並べて、Rosieでコラージュにしてみてください。
デザインテンプレートに応じて、画像に最適な[影付き]を適用することができます。たとえば、インスタストーリーで友人や家族、パートナーをメンションしたい場合、画像をより強調する目的で影を付け足すことができます。使い方は、[画像を編集]から左のツールバーで[影付き]を選択し、好きな影を選びます。グロー、ドロップ、傾き、カーブ、ページめくり、パックドロップなどがあります。
Canvaのオシャレなフォトジェニックを使うと、画像に独自のスタイルを持たせることできます。Belvedereで鮮やかに、Flintで温かく、Aeroで青緑っぽくなど、数多くのスタイルがあります。お気に入りの加工が見つかったら、YouTubeサムネイルに使用する画像に適用させ、テーマを統一します。サムネイルそれぞれがまとまったデザインとなり、YouTubeチャンネル画面を訪れた人はなんてセンスが良いんだろうと好感を持つことでしょう。YouTubeサムネイルだけでなくWeb広告も簡単に作れます。Web広告の完全ガイド記事(新しいタブまたはウィンドウで開く)もあわせてご覧ください。
高木 和子