モーションパスを作ることにより、内容を視覚的に印象付けることができます。また、動きのあるアニメーションにすることで表現の幅が広がります。教材として使用したり、何かのシュミレーションのために活用することも可能です。分かりやすくストーリーを伝えられるメリットを生かして、効果的なモーションパスを作ってみましょう。
モーションパスを作るときに必要な素材はCanvaから探し出すことも可能です。別サイトから引っ張り出す必要もありません。Canvaの1億点を超えるフリー素材の中から好きな素材を選びましょう。色の指定、無料素材の指定などで、検索結果を絞り込むことも可能。素材サイトとの連携でさらに多くの素材が使えます。[アプリ]から「Pixton」「絵文字」など、追加する素材サイトのアプリを選ぶだけで楽ちん!
モーションパスを作るときの基本的な操作としては、素材を選択し、上部の[アニメート]をクリックします。左の「アニメーションを作成」をクリックするとモーションパスの機能が使えるようになります。素材をクリックしながら好きなところに動かします。円を描くように、あるいは波線のように、自由自在に動かしましょう。ムーブメントスタイルを「スムーズ」または「一定方向」に変更することもできます。
Canvaのモーションパスなら、速度も自由に変えられます。素材の動きを遅くしたいとき、速くしたいときに役立ちます。速度は素材ごとに調整できるので、同時に素材の遅い動きと速い動きを実現できます。ムーブメントスタイルとモーションエフェクトも素材ごとに変えられます。それぞれ必要に応じて調整しましょう。
モーションパスには、動きをさらに強調できるモーションエフェクトを付けることもできます。「回転」「ゆらめき」「パルス」「ウィグル」などのモーションエフェクトで好きな動きをプラスします。こちらもそれぞれの素材に対し、違うモーションエフェクトを追加できます。加えて、Canva Proならモーションエフェクトの速度を変えられます。
高木 和子