クリックやタップなど、ユーザーに気づいてもらってアクションしてもらうことが目的のバナー。ユーザーの心を動かして、バナーのリンク先に移動してもらうには、通常のデザインとは違ったコツやポイントが必要です。
そこで今回は、バナーならではのデザインの基本やオシャレに見えるコツやポイントをまとめて紹介します。
バナーの役割はユーザーへの「Attention(注意喚起)」。基本的には対象のサービスや商品を知らない層に向けて、バナーをクリックした先にある情報に気づいてもらうや関心を持ってもらうことで、詳細ページに誘導するためのものです。
そこでクリックされやすいバナーにするためのデザインの基本を見ていきましょう。
ユーザーに気がついてもらわないことには、クリックやタップしてもらえないバナー。そこでバナーデザインを考えるときには、ユーザーに興味を持ってもらうために「バナーを目立つデザインにしよう!」と考える人は多いのではないでしょうか。
たしかにバナーを目立つデザインにすることは正しいのですが、目立たせることだけに注力してしまって、バナーの先にある情報がイメージできないようなデザインはNGです。
ある程度はバナー自体に表示させた情報で、クリック先にどんな情報があるのかをユーザーの想像がつくデザインにしましょう。商品やサービスなどにある程度具体性がなければ、ユーザーは「自分に関係がなさそうだ」と感じ、クリックまで至りません。
バナーデザインである程度の具体性が求められると言っても、あれもこれも要素として入れていてはデザインがゴチャゴチャしてしまいます。バナーデザインでは「直感的に分かりやすいかどうか」を客観的に考えてみましょう。
バナーの基本的な作成順序は次の通りです。
直感的に分かりやすいバナーの作成には、何と言ってもビジュアルが大切です。エステやマッサージであれば施術を受けているような写真、子供向けイベントであれば複数の子供の笑顔など、バナーによって告知したい商品やサービスの本質が伝わる写真をセレクトしましょう。 Canvaなら写真素材が数百万点以上!無料のものも多数あり、有料も1ドルから。きっとあなたが求めているイメージが見つかるでしょう。
ここで、Canvaを日本でご利用いただいている方たちが最も使っているバナーテンプレートのトップ10を紹介します。おしゃれなバナーからかわいいバナーまで、人気のテンプレートから自分オリジナルのバナーを作ることができます。お気に入りのテンプレートがありましたら、クリックすればすぐにCanvaで自分だけのおしゃれなバナーがデザインできます。
母の日のメッセージにも使えるカーネーション背景のラグジュアリーなバナーデザイン。背景写真とテキストを変えれば簡単にオリジナルバナーのデザインに変更できます。
手書き風のピンク背景とかわいい花のイラストでポップな印象のバナーデザインです。
時計とノートパソコンの写真を使ったシンプルなバナーデザインです。
動物の写真を使ったかわいいデザインのバナーデザインテンプレートです。
青基調のヨットの写真と白い円を活用してとても爽やかな印象のバナーデザインです。
カラフルなフルーツの写真を大胆に使ってキャッチー雰囲気のバナーデザインです。
サーモンピンクとベージュの2色で落ち着いたイメージでかわいい印象を残せるバナーデザインです。
夜景写真がかっこいいクールな印象の不動産系バナーデザインです。
ぼやけたカラーの背景が印象的なアートエキシビションに使えるバナーデザインテンプレートです。
オイルペインティング背景を使ってカラフルに表現されたバナーデザインテンプレートです。
バナーデザインの基本をおさえたところで、オシャレに見えるバナーデザインのポイントを見ていきましょう。
バナー全体の仕上がりに大切なメインビジュアルは、印象的なものをセレクトしましょう。
「美しい」「雰囲気がある」「力強い」など、印象的なビジュアルの方向性はそれぞれありますが、インパクトがあるビジュアルのバナーはついクリックしたくなります。
文字にメリハリをつけるとオシャレに見えます。一番ポイントにしたい部分は大きく、それ以外の情報は小さめにレイアウトしてみましょう。
センター揃えや左揃えなど「文字の配置」もオシャレさを左右するポイント。バランスを見ながら一番良いと思える文字の大きさや文字揃えを調整していきましょう。
バナーをパッと見てクリック先にある情報の70%程度は分かるようにと言っても、「情報の70%を要素として入れる」ということではありません。
例えば「ヨガウエア」のサイトバナーであれば、ヨガのビジュアルと「WEAR(ウエア)」という文字だけで、クリック先のページのおおよその内容が想像できます。
あれもこれもと入れすぎて情報過多になってしまわないように気をつけましょう。
フォントは少しスモーキーなカラーリングにすると、大人ぽくオシャレな雰囲気のバナーになります。
また文字の色は極力抑えめに、1色または2色を目安にすると良いでしょう。文字カラーはビジュアルのカラートーンに合わせてみましょう。
バナー画像に使用するフィルターにもこだってみましょう。
白抜き文字が映える写真は、自然とオシャレに見えます。Canvaにはキャッチがいれやすいようにスペースがきちんと空いている背景用の写真や、バナーに最適な長方形の写真がたくさんあります。Canva上でフィルターもかけられるので、ぜひ試してみましょう。
フローティングバナーとは画面スクロールに追従し、動きがあるためよりユーザーの印象に残りやすいバナーです。フローティングバナー作成のポイントについて見ていきましょう。
フローティングバナーは「電話をかける」「問い合わせをする」「購入する」ことを目的に設置されるケースが多く、どんな目的のバナーなのか、ダイレクトに分かりやすいデザインにすることがポイントです。
例えば電話なら電話のマーク、問い合わせならメールのマーク、購入ならカートのマークを入れるなど、ユーザーがひと目で内容が分かるデザインにしましょう。
フローティングバナーは常に画面スクロールに追従するので、あまりしつこいデザインにするとユーザーが離脱してしまいます。
主張しすぎないけれど分かりやすいデザインをこころがけましょう。Canvaにはダイレクトに訴求しやすい吹き出しや飾りなどの素材も多いので、バナーデザインのフォーマットに色々組あせて使うことができます。
Canva Proを使えば、静的なバナーに簡単にアニメーションがつけられます。Canva Proを使ってバナーにアニメーションをつける方法をご紹介しましょう。
目立たせたい部分はアニメーションを使うと、よりユーザーの「Attention(注意喚起)」を集められます。Canva Pro(Canva有料版)を使えば動きのあるアニメーションバナー作成もカンタン。
Canvaを使ったアニメーションバナーの作成ステップは次の通りです。
Canvaトップページの画面中央の検索ボックスに「バナー」と入力します。表示された検索結果から、好きなタイプのバナーデザインを選びます。
画面左には豊富なテンプレートが表示されますので、イメージに合うテンプレートをクリックしてみましょう。画面右の編集領域にテンプレートがコピーされますので、文字のフォントや大きさを必要に応じて変更したり、画像や写真を追加・変更したりできます。
画面左上にある「ダウンロード」ボタン、または「パブリッシュ」ボタンをクリックして、「アニメーション」を選択します。
6つのアニメーションスタイル「フェード」「パン」「ブロック」「ライズ」「ブリーズ」「スライド」の動きを確認して、好みの動きを選択して「ダウンロード」ボタンを押します。
ダウンロードされたバナーが動きを確認できればアニメーションバナーの作成完了です。
この記事で紹介しきれないサービスはこちらで紹介されています!
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