ショップの販促ツールであるスタンプカードは、手にした人がスタンプを集めたい、またショップを利用したいと感じられるデザインで作成する必要があります。
Canvaを使ったデザインなら、無料のテンプレートや素材を活用して簡単に作成できます。自分で作成したおしゃれなスタンプカードが集客効果を発揮すれば、事業を展開していくうえでモチベーションにもなりますので、まずは取り入れてみてはいかがでしょうか。
いつでもどこでも自由に編集可能で、気軽にデザインにチャレンジできるCanvaを利用してみましょう。
無料のテンプレートは「名刺」で検索して使用します。ここで注意したいのはサイズです。Canvaの名刺のテンプレートは少し小さめの「85×50mm」となっています。通常の名刺サイズ「91×55mm」でスタンプカードを作成したい場合は、ログイン後のページ右上の「カスタムサイズ」でサイズの入力が必要です。
名刺のテンプレートのテキストパーツは、内容の編集が可能であることはもちろん、位置の移動も削除も可能です。そのため、テンプレートを選ぶときはデザインの詳細を気にせず、背景やパーツの構成などに注目すると選びやすくなります。
実際にスタンプを押す欄のデザインは、自由に使える図形素材の使用が便利。たとえば、テンプレートのうえに図形素材のなかから選んだ丸や四角をひとつドラッグ&ドロップして、お好みのサイズに調整します。
スタンプ欄として必要な数だけコピーしながら配置。並べる際の位置は自動で微調整されるので、マウスの操作が苦手でも心配無用です。1列そろったらグループ化しましょう。
スタンプカードに記載する基本項目は以下の4つとします。
・ショップ名
・連絡先(住所、電話番号、メールアドレス、ホームページURL、QRコードなど)
・スタンプを押す条件(来店1回ごと、一定金額お買い上げごと、有効期限など)
・ゴール達成時の特典(買い物割引、粗品進呈など)
1枚の表と裏に限らず、2つ折りのデザインでスタンプ欄を増やしたタイプにもチャレンジしてみましょう。
スタンプカードを自分で作ることで、定期的にデザインを変えることも可能。背景やカラーを変えたり、取り入れる写真を変えたり、編集が自由にできるのがCanvaの魅力です。
自分で撮った写真もアップロードして使えます。お気に入りの写真を取り入れて、ほかのショップに差をつけるデザインが思いついたら、まずはデザインして保存しておくのがおすすめです。
目指したいのは、財布やカード入れのなかに埋もれて忘れ去られることのないデザイン。ショップを印象づけつつ、リピートしたいと思える安心や信頼感を与えることが必要です。デザインが決まったら、PDF形式で保存します。自分で印刷することも、印刷業者に依頼することも可能です。
Canvaが便利な理由はまだあります。スマホやタブレットに対応する無料アプリがあり、アプリをインストールすれば、いつでもどこでもデザイン編集が可能です。
デザイン全体の雰囲気を変えられるフィルター加工の機能も便利。背景や写真を調和させると、仕上がりがプロのデザインに近づいていきます。
写真や背景を選び、ツールバーの 「フィルター」ボタンをクリックすると約20種類のポップアップが出てくるので適用したいフィルターを選んでみましょう。「調整」をクリックすると、明るさや彩度、色合い、ぼかしなどの項目調整もできます。
スタンプカードの本来の目的を再確認しましょう。スタンプカードをリピーターの集客につなげるために注意点をご紹介します。
実際の買い物1回あたりの金額を考慮して、スタンプ1個あたりの金額を決める必要があります。
マス目の数が多すぎるとゴールが見えず、スタンプ集めを楽しめません。ゴールまでの途中にも、一定数ごとに小さなサービス特典を付けることも可能です。
最後に、ゴール達成時にお得感のある特典が用意されていることが重要です。サービスする割引率や割引額などに魅力があると、ゴール達成までスタンプを集めたくなります。
他店に差をつけるおしゃれなスタンプカードで、集客効果を発揮するものが自分で作成可能になるのがCanvaです。まずはログインして、オリジナルのスタンプカードにトライしてみてください。
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