パワポデザインのコツ・プレゼン資料の魅力を高めるシンプルでおしゃれな人気の無料テンプレートデザイン60+

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プレゼン資料といえば、欠かせないのがパワポことMicrosoftのPowerPoint(パワーポイント)です。アップルの創業者スティーブ・ジョブズは聴衆の気持ちを引きつけるプレゼンテーターとして有名ですが、たった一度のプレゼンのために数週間前から徹底した準備を重ねたことでも知られます。

このように、聞き手を動かすプレゼンは事前の周到な準備とセオリーを踏まえた設計によって実現できます。魅力的なパワポデザインに求められるものは、天才的なひらめきではなく、丹念なリサーチと聞き手の目線で考える意識です。パワポを使ったプレゼンに苦手意識のある人にこそ、ぜひ読んでいただきたい記事です。

ここでは、以下の3つのテーマについて深く掘り下げながら、同時に無料でダウンロードできるパワポの無料デザインのテンプレートサイトも数多くご紹介します。

  • プレゼンに「勝てる」パワポ作成のコツ
  • 魅力的なパワポデザインとは?テンプレート活用のポイント
  • パワポデザインの際の注意点

最後に、おしゃれで見栄えのいいパワポ資料が無料で簡単に作成できるCanvaの使いこなし方についてもご紹介します。

目次

1. プレゼンに「勝てる」パワポデザインのコツ

1-1. 5W1Hで内容を整理

プレゼン資料を作成する際に、いきなりパワポを立ち上げ、トピックを思いつくまま入力していませんか?

そもそもパワポとは、聞き手に何らかの提案を行い、行動を促すためのツールであり、アイデア出しのためのツールではありません。企画を立案したりブレインストーミングする場合は、アイデアを自由に制限なく広げることが必要です。そのためには、現状を分析し、相手の抱える問題やマーケットの課題などをあらかじめリサーチしておく必要があります。

ブレインストーミングは、一人で行う場合はノートに手書きで書き出してもいいし、ワードやテキストエディタなどにランダムにアイデアをメモするのもいいでしょう。チームで行う場合は、ホワイトボードに書き出したり、個別に考えたアイデアを持ち寄ってもいいでしょう。

その結果を元に、5W1Hのフレームワークなどを使ってプレゼンする内容について整理します。その際、「聞き手にとってのメリットとは何か?」を念頭に置いて考えることで、相手の立場に立ったパワポを作成することができます。

  • Why なぜこのアイデアなのか(プレゼンする目的を認識)
  • What どのようなアイデアか
  • Who 誰がプレゼンするのか
  • When いつアイデアを実施するのか
  • Where どこで実施するか
  • How どのような方法で実施するのか

1-2. 社内プレゼン編:シンプルかつ明快なロジック構成

プレゼンする内容について整理できたら、パワポに落とし込みましょう。基本的なプレゼン資料構成としては、最初に「課題」を述べ、次にその「原因」を指摘、さらに「解決策」を提案し、その結果としてどんな「効果」が得られるのかをシンプルに説明することができれば、相手に納得してもらいやすい提案となります。

  1. 課題
  2. 原因
  3. 解決策
  4. 効果

相手があなたの提案を待っている社内プレゼンの場合は、このように、メリットを端的に伝えられる構成がおすすめです。

ほかにも、プレゼンのフレームワークとしては、SDS(概要・詳細・まとめ)PREP(結論・理由・具体例・まとめ)、TAPS(理想・現状・問題点・提案)などテーマに合わせてさまざまなパターンがありますが、これらのフレームワークに詳しくない場合でも、既存のパワポデザインのテンプレートを使えば、該当する項目や数字などをテンプレートに落とし込んでいくだけで簡単に説得力のあるプレゼン資料を作成することができます。

1-3. 社外プレゼン編:最初の「つかみ」で相手を引き込む

社外で行うプレゼンの場合は、上記のような論理的な構成に加え、よりエモーショナルな仕掛けが必要になります。社外に対するプレゼンとは、いわば「アウェイ」な状況です。あなたの話をぜひ聞きたいという人は、あまりいないかもしれません。

プレゼンの冒頭で聴衆の気持ちをつかむために行われているのが、「アイスブレイク」と呼ばれる手法です。一般的には、初対面の相手に自己紹介を行う場合や、商談相手に初めて会った場合に緊張した雰囲気をほぐすためのテクニックとして知られます。

グローバル企業のプレゼンでは、気の利いたジョークなどのアイスブレイクで聴衆を沸かせますが、日本の文化にはあまりなじまない可能性があります。不自然になることのないよう、天候や季節のイベントなどについて少し触れてから本題に入ったり、大きめのアクションで挨拶をするなどして、緊張した場の雰囲気を和らげることができれば、最初の「つかみ」としてはOKでしょう。

社外の場合は、プレゼン進行中も随所で「相手の気持を掴む」という意識が求められます。そのため、用意した原稿を棒読みするのではなく、聴衆の顔を見ながら話を進めるようにしましょう。とはいえ、話す内容を丸暗記する必要はなく、手元の資料を読みながら、時折顔を上げて聴衆に目線を配ることを心がければいいでしょう。このため、特に社外プレゼンの場合は、事前のリハーサルが不可欠です。現実のプレゼンと同じ時間配分で、聴衆にメッセージが伝わるよう、声に出して原稿を読み上げながら練習すれば、当日、壇上で慌てるようなことはありません。プレゼンの天才であるスティーブ・ジョブズも、何度もリハーサルを重ねたといいます。

2. Canvaでもっとも使われているプレゼン テンプレート トップ10

デザインプラットフォームのCanvaでもプレゼンテーションを作ることができます。 そして、できたプレゼンテーションをパワーポイントファイルでダウンロードできるので、Canvaで作ってパワーポイントでプレゼンすることができます。また、Canvaのままプレゼンテーションをすることもできます。

ここではCanvaを日本でご利用いただいている方たちが最も使っているプレゼンテーションテンプレートのトップ10を紹介します。プレゼンテーションテンプレートは内容まで作られているので、プレゼン作りにも役に立つと思います。

お気に入りのテンプレートがありましたら、クリックすればすぐにCanvaでプレゼン資料が作れます。

1位

マーケティング施策を提案するためのプレゼンのテンプレートです。問題、解決案、マーケティング戦略、成功指標など書かれています

2位

講演、講義、セミナー、研修の内容のテンプレートです。

3位

分かりやすいお知らせなどを作るのに適したテンプレートです

4位

元気で明るい雰囲気いっぱいのテンプレートです

5位

広告戦略を提案しているテンプレートです

6位

フラワーアレンジメントの講習を舞台にしたプレゼンテンプレートです

7位

ブランドガイドライン、マーケティングのプレゼンテンプレートです

8位

旅行会社が一人旅を提案するという舞台のプレゼンテンプレートです

9位

マーケティングキャンペーンのプレゼンテンプレートです

10位

会社紹介を魅力的に行っているプレゼンテンプレートです

3. 無料ダウンロード可能なパワポ用シンプルデザインテンプレ30選

無料ダウンロード可能なサイトからシンプルデザインのものを選んでご紹介します。業界や業種、商品・サービスなどにこだわらずに使うことができる、汎用性の高いデザインを選びました。

また、各サイトの特徴も簡単にまとめておきましたので、ご利用の際はぜひ参考にしてください。

3-1. Microsoft Office

マイクロソフト社製の公式テンプレートがダウンロードできるサイトです。ただし、テンプレートの数は少なく、バリエーションがあまりありません。男性が好む硬質なデザインが多いので、工業製品などのプレゼンなどに適しているでしょう。

3-2. 素材工場

素材工場のテンプレートは非常にシンプルなデザインとなっています。あまり凝ったデザインにしたくない人や簡単にプレゼン資料を仕上げたい人に向いています。

デザインが非常にシンプルなテンプレートばかりなので、パワポで初めてプレゼン資料を作成するといった人には、デザインに惑わされずに資料作成ができるのでおすすめです。

3-3. KINGSOFT

KINGSOFTは無料セキュリティサービスやオフィスアプリケーションを提供しているKINGSOFTのテンプレートサイトです。

約160種類の豊富なフォーマットが揃っており、ビジネス向きの硬質なものから、イラストが入ったやわらかい印象のものまでバリエーションが豊富なことが特徴です。

シンプルなデザインのテンプレートは、アレンジがしやすく使いやすいデザインになっています。

3-4. プリントアウトファクトリー

プリントアウトファクトリーのテンプレートは、デザインテンプレートというよりも、ワンポイントが入ったシンプルなテンプレートです。

セミナー・学会などにも使えますし、社内会議用のプレゼン資料に少しだけ変化をつけたいといった場合におすすめです。優しい印象のデザインが多いので、女性向けの商品や学校で使うプレゼン資料作成にもおすすめです。

3-5. Presentation Magazine

Presentation Magazine海外の無料ダウンロードができるテンプレートサイトです。世界最大級といっても良い7万を超えるテンプレートが揃っておりバリエーションが豊富でシンプルなデザインテンプレートもたくさんあります。

英語でしか検索できませんが、右サイドからカテゴリ別に分類して検索できるようになっているので、業種ごとにおすすめのテンプレートを検索することができます。

3-6. Free Powerpoint Templates

Free Powerpoint Templatesは、海外のテンプレートサイトです。カテゴリーとキーワードで絞り込むことができます。

「Business」「Computers」「Education」「 Medical」等のカテゴリーと「Simple」「Modern」「 Cool」などのキーワードで絞り込み検索ができます。

3-7. 書式の王様

書式の王様のプレゼン用テンプレートは、オリジナルでデザインされた表やグラフ、SmartArtになっているので、ダウンロードしてそのまま使えます。

プレゼン用のテンプレートのバリエーションは470を超えます。グラフや表を多めに使ったプレゼン資料づくりに適したテンプレートもたくさん揃っています(一部有料)

3-8. iNFUSE

iNFUSEのテンプレートは非常にシンプルでスタイリッシュなデザインで、どの業種・業界でも利用できる汎用性の高いデザインとなっています。

組み合わせて利用することもできるので、プレゼンの流れを自分でしっかりと作り込み、シンプルでありながらオリジナル色を出した場合などに適しています。

3-9. powered template

powered templateは海外のテンプレートサイトでトップ画面からキーワード(英語のみ)を入力して検索することができます。

画面の下の方には、カテゴリー別の一覧があるので、そこから見つけたいテンプレートを探すこともできます。

ページごとにデザインを変えたい、画像やグラフをたくさん入れて資料を作成したい場合などにおすすめです。

3-10. SlideHunter

SlideHunterは、海外のテンプレートサイトで、800以上のスライドテンプレートが無料ダウンロードできます。

デザインは全体的にシンプルでもクオリティが高く、ビジネス向けが中心ですが、医療をテーマとしたデザインテンプレートも多く、セミナーや学会等での利用にも向いています。

高品質な商品や、自社製品の中でも一番注力したい商品、ランク上位の商品のプレゼンなど、差別化を図りたい場合などにおすすめです。

4. 魅力的なパワポデザインとは?テンプレート活用のポイント

プレゼンで伝えたい内容が整理できたなら、テンプレートを使って、シンプルでおしゃれなプレゼン資料を簡単に作ることができます。ここでは、魅力的なパワポデザインのための基本的な要素を以下の項目別に詳しく紹介します。

  1. デザインレイアウト(表紙・背景・枠・目次・タイトル・表・色・図形)
  2. 文字(サイズ・行間・改行・色・フォント)
  3. パワポデザインの際の注意点
  4. パワポデザインを変更する方法
  5. パワポデザインのアイディア例(シンプル、おしゃれ、かわいい、かっこいい、ビジネス向け)

4-1. デザインレイアウト

ここでは、テンプレートを選ぶ際に知っておきたい文字以外のデザインレイアウト要素について詳しく解説します。ダウンロード可能なパワポのデザインテンプレートはネット上に膨大にあるので、ある程度絞り込むためのコツが必要になります。ここで紹介している項目について理解を深めてからテンプレートを選んでください。

タイトル

プレゼン資料のポイントとなるのがタイトルです。魅力的なタイトルを目にした聴衆は、プレゼンのクオリティもすばらしいだろうと期待が高まります。

社外向けのプレゼンの場合は聴衆の関心を引きつけることを念頭に置き、キャッチコピーのような魅力的なタイトルを考案する必要があります。暫定的なタイトルで作成して、プレゼン資料ができあがった段階で見直し、最終的なタイトルにブラッシュアップする方法もおすすめです。

社内のプレゼンでは聴衆の「つかみ」を考えなくてもよいため、提案の内容が伝わりやすいよう、しかし冗長になりすぎないよう適度な長さのタイトルを作成しましょう。

社内/社外どちらの場合でも、タイトルを作成する際には、漢字とひらがなをバランスよく配分します。漢字ばかりでは読みづらいですが、かといってひらがなだけだと間延びして見えます。リズミカルで読みやすいタイトルを見つけるまで、いくつも候補を考え、プリントアウトして眺めるなどして磨き上げましょう。

なお、見た瞬間、直感的に理解できる文字数は13文字以内と言われており、できればタイトルは13文字以内の収めるのがおすすめです。13文字では言いたいことが伝えられない場合は、サブタイトルで詳しく説明するという方法もあります。

目次

パワポ資料には、必ずしも目次が必要だというわけではありません。営業用の提案で、相手の気持ちを掴むような流れでプレゼンを進める場合は、あえて目次を見せず、プレゼンに対する期待感を高めるという方法もあります。しかし、社内プレゼンや論理的に説得するプレゼンの場合は、目次があったほうがいいでしょう。

MicrosoftのPowerPointでは、2007以降は目次の自動生成機能がなくなりました。代わりに、パワポの内容をアウトライン表示してデータをコピーし、目次用の新たなスライドに貼り付けるというやり方で目次を作成することができます。

表紙

表紙はなるべくシンプルに、タイトルを大きく表示して読みやすく仕上げるのが基本です。

キーワードの文字色に、コーポレートカラーを使ったり、背景色や背景画像を加えたりしてアレンジするのもよいですが、工夫しすぎて読みにくくならないように気をつけてください。あくまでも、ポイントは「読みやすく」を心がけましょう。

表紙には、以下のような要素が必要ですが、提案者の名前や日付は文字の大きさを押さえて、タイトルを目立たせるといった工夫を凝らすことで、メリハリがあり、躍動感のあるデザインにするのがおすすめです。

  • タイトル
  • サブタイトル(必要に応じて追加する)
  • 提案者の名前(会社名、団体名、氏名など)
  • 日付

パワポ資料のテンプレートは非常に数多くあるので、どのようなテンプレートが適しているのか悩むこともあるはずです。ここでは、失敗しないための色選びのコツについて、以下の3点から詳しく見ていきます。

  1. 使用色は2〜3色程度に抑えたものを選ぶ
  2. 色の効果をよく考えて選ぶ(業種や商品・サービスに適しているか?)
  3. シンプル過ぎても逆効果になることがあるので注意
1. 使用色は2〜3色程度に抑えたものを選ぶ

テンプレートに使用されている色の数は、2〜3色程度に抑えたものを選ぶようにしましょう。なぜなら、色数が多くなるほど、見た目が煩雑になるので、シンプルなデザインとは言えなくなるからです。

白と黒だけのモノクロのデザインはシンプルの極地とも言えますが、プレゼンを行う内容によっては、モノクロのデザインがそぐわない場合もあります。冷たい印象を与えてしまう場合もありますから、ご自身のプレゼンの内容に適しているかどうかよく考えて選びましょう。

一般的な色の組み合わせ(配色)から見る人に与える影響を簡単に紹介します。色は無数にあるので、一概にOK・NGと言えない場合が多いのですが、選ぶ際の参考にしてください。

  • 赤と黒、白と黒など、反対色を組み合わせると強くハッキリとした印象となる
  • 赤とオレンジ、青と緑など色相の近い配色は、色のなじみがよくスッキリした印象になる
  • 黄色と黒などの組み合わせは、危険を知らせるマークなどに使われる配色なので使用する際は注意が必要ですが、キャッチーな色の組み合わせでもあるので新サービスのプレゼンテーションなどには使用できます。
  • パステルトーンの組み合わせはやわらかさはあるが、ぼやけて眠い印象になりやすいので注意

プロのデザイナーレベルの色に関する専門知識を得る必要はありませんが、まずは、テンプレートのページ全体を見渡してみて、不快感を感じる配色を避けるようにしていけば、少しずつ自分に合ったテンプレートを選ぶことができるようになるはずです。

2. 色の効果をよく考えて選ぶ(業種や商品・サービスに適しているか?)

色が与える効果についてもよく考えて選びましょう。プレゼンの内容とかけ離れた印象の色を選んでしまうと、チグハグした印象を見た人に与えてしまうからです。

ここで簡単に色が与える主なイメージをご紹介します。

セミナーや学会等でプレゼンを行うのであれば、「学び」をイメージさせるような青系をメインにグレー系の落ち着いた配色がいいでしょう。要点の部分にのみ目立つように、赤を使うのもいいかもしれません。

商品やサービスを顧客にプレゼンするような場合であれば、自社の業種や商品・サービスの性質に適した色を使うようにしましょう。商品自体に固有の色があるのであれば、その色をメインにしたデザインにするのもひとつのアイデアです。たとえば、青汁のような商品であれば、フレッシュな印象を与えるビタミンカラーを使用してみるのもいいでしょう。

コーポレートカラーが決まっているのであれば、それをベース使用したデザインにすることで、ライバル会社と差別化することができ強い印象を与えることができます。自社のロゴの配色をベースとしたデザインをお勧めします。

テンプレート選びに入る前に、プレゼン資料を見た人にどんな印象を与えたいか、イメージをしっかりと決めておくことが大切です。

3. シンプル過ぎても逆効果になることがあるので注意

あまりにもシンプル過ぎるデザインは逆効果になることがあるので気をつけてください。シンプルとは余計なものをそぎ落としてムダがない状態ですが、実はデメリットもあり、「単調で飽きやすいデザイン」でもあるからです。

単調で飽きやすい状態とは、刺激がない状態とも言えます。プレゼンを行う場合は、ある程度メリハリをつけないと見ている人が飽きてしまい、場合によっては眠気を催してしまいます。

  • シンプルすぎるパワポデザイン

シンプルな中にも、ハッと目を引き付けるような工夫を入れるようにしましょう。文字だけで説明が続いた後は、グラフや画像を入れて説明したり、目立たせたい数値などは大袈裟なくらい大きく表現するなどします。

  • シンプルな中に目を惹きつける工夫を入れたパワポデザイン

テンプレートを選ぶ際には、全体的に単調なものではなく、メリハリがハッキリと出せるようなデザインのテンプレートを選ぶようにしましょう。

背景

魅力的なパワポ資料を作成するために、背景を使いたい場合もあるはずです。パワポに背景を追加するポイントは、「文字が見やすく、読みやすいかどうか」に尽きます。よほどの必然性がない限り、写真画像を使った背景は文字の可読性を損なうため必要ではありません。プロジェクターに投影するプレゼン資料の場合は、画面がまぶしくならないよう、薄いグレーの背景を使用するのはおすすめできます。

飾り枠

プライベートな用途などで、パワポ資料に飾り枠を付けたい場合は、無料でダウンロードできるさまざまなテンプレートから選ぶのが一番簡単です。また、シンプルな枠線であれば、図形ツールを使って四角形を資料全体のサイズに合わせて追加し、枠線の太さを調整することで、好みの色や太さの飾り枠を自分で作成することもできます。

パワポ資料に表を追加するというシーンは非常に多いと思います。表のデザインについては、それぞれテンプレートに用意されているものを活用すれば、デザインが崩れることなく美しく仕上がります。MicrosoftのPowerPointで表を追加する場合は、通常、リボンメニューの [挿入] から [表] を選んで追加しますが、その際、リボンメニューの [デザイン] を使えば、簡単に好みの見た目の表にカスタマイズすることができます。

やり方は、デザインを変更したい表を選択したまま [デザイン] をクリックして、リボンメニューの左側にある [表スタイルのオプション] のチェックマークを入れたり外したりするだけです。集計行に色付けしたり、縦や横の縞になるようデザインしたりと簡単に表の見た目を変更できます。

図形

パワポ資料に使う図形は、いくつかのポイントを押さえるだけでぐっとプロフェッショナルな見た目になります。以下は、基本的なデザインのルールです。

  • 整列で見た目すっきり

レイアウトの基本原則が「整列」です。整列とは、オブジェクトを一定のラインに沿って並べることで、ぐっと見やすくおしゃれなデザインになります。縦も横も、できるだけきれいに揃えておきましょう。複数のオブジェクトを選択したまま、[書式] リボンにある([ホーム] リボンにある場合もあります)[配置] メニューをクリックすれば、中央揃え、下揃え、上揃えなど、好みの整列スタイルを適用することができます。

  • 近接で情報を整理

類似の情報をまとめる近接は、ひと目でわかりやすい直感的なプレゼン資料のために不可欠です。たとえば、写真にキャプションを近接して配置することで、写真の説明であることが一目瞭然でわかります。

  • 枠線と塗りつぶしの両方を適用しない

すっきりした見た目のパワポ資料を作るコツは、図形に枠線と塗りつぶしの両方を適用しないことです。枠線だけ、または塗りだけにすればおしゃれな印象になります。

  • 同じ種類の図形を使うようにする

図形を使って説明するような場合、丸と四角、角丸など複数の図形が混在すると、散らかった印象を与え、統一感が損なわれます。できるだけ同じ種類の図形で統一するようにしましょう。また、角丸を使う場合は角のアール(曲線)も統一するようにすればきれいです。

4-2. 文字

プレゼンテーションの成否を左右するのが「文字」です。ここでは、読みやすく、提案力のあるパワポ資料を作成するために知っておきたいポイントについて、文字という角度から詳しく説明します。

サイズ

パワポのテンプレートを選ぶにあたり、気をつける必要があるのは、会場の大きさです。大規模な会場で、スクリーンにプレゼン資料を投影する場合と、会議室で参加者の手持ち資料として配布する資料とでは、求められる視認性が異なります。

大会場の場合、10メートル離れた場所からでも読めるように、文字サイズはタイトル部分が最小30ポイント、本文が最小18ポイントが目安です。会場の大きさによって見えやすさが異なるので、理想的にはプレゼンを行う会場でリハーサルを行なって、問題なく見えるかどうか確認しておきたいものです。

手持ち資料として配布する場合は、16ポイントがおすすめです。これは、スライドの横幅全体に文字を配置しても、1行につき40文字程度で収まる大きさだからです。これ以上の文字数は、読み手にとって内容を把握しづらくなるためです。

フォント

プレゼン用のフォントを選ぶ際に最も重要なことは、「読みやすさ」です。そのため、基本的におすすめするのは明朝体ではなくゴシック体です。遠目でも可読性が高く、文字を目にした瞬間、すぐに意味が把握できるためです。

ゴシック体のフォントもさまざまな種類がありますが、クセがなく誰にも好感を持ってもらえるフォントとしておすすめできるのは、Windowsであれば「メイリオ」か「游ゴシック」、Macなら「ヒラギノ角ゴシック」です。そのため、明朝体ではなくゴシック体を選びましょう。見出しなど目立たせたい箇所は、別のフォントを使うのではなく、太字で表示するようにすれば、統一された印象になります。

欧文の場合は、ウロコと呼ばれる飾りのない「サンセリフ」体がおすすめです。具体的には「Arial」や「Segoe UI」、「Verdana」を選べば、日本語のゴシック体フォントと並んでもきれいに馴染みます。

なお、パワポ資料には、行書体やポップ体、勘亭流などの個性的なフォントは読みやすさを損なうため、基本的には使用しません。

PowerPointで使える便利な機能として知っておきたいのが、スライド全体のフォントの一括変換です。[デザイン] タブ(1)の [バリエーション] コーナーの右側にある下向きの矢印(2)をクリックして表示される [フォント] (3)から、使用したいフォントを選べば、すべてのフォントを変更できます。

行間

PowerPointでは、文字の行間の初期設定は1行です。こののままだと、かなり詰まって読みづらいため、読みやすいよう行間を設定する必要があります。

[ホーム] リボンの [段落] にある行間設定の矢印(1)から [行間のオプション] を選択します(2)。

デフォルトで「1行」になっている [行間] を「倍数」に変更し、[設定値] を「1.2」や「1.4」などの数字に変更します(3)。適切な行間はフォントによって違うため、詳細な設定は画面を確認しながら行ってください。段落の終わりに空白を空けて情報をまとめるには、上記の [行間のオプション] で、[段落後] を「10」などの数字に設定します(4)。こちらも、全体のレイアウトを見ながら適切な数字を設定してください。

改行

直感的にわかりやすい資料を作成するためには、できれば文章の途中で改行しないことをおすすめしますが、どうしても改行する必要がある場合は、文章の切れ目で区切るようにしましょう。

たとえば、「おすすめキャンペーン、今なら50%オフ!お急ぎください。」という文章を区切る場合、

おすすめキャンペーン、今な

ら50%オフ!お急ぎください。

ではなく、

おすすめキャンペーン、

今なら50%オフ!お急ぎください。

のように意味に従って区切るということです。

また、1行に収める最大文字数の目安は、大勢の聴衆でプレゼンテーションする資料であれば、直感的に内容を把握できる25文字程度がおすすめです。社内の報告書など、じっくり読み込む資料の場合は、最大35文字程度が目安ですが、40文字を超えると内容が把握しづらくなるため注意が必要です。

文字色についても、デザインの配色を選ぶ場合と同様に、多くの色を使いすぎないというのが基本です。白色の背景で読みやすいのは、濃いグレーまたは黒です。地色がある場合はコントラストを考えて、可読性の高い配色にします。たとえば、淡い色に白抜き文字を使うと読みにくくなるので使わない、濃い色の上に濃度の濃い文字色は読みにくいので使わないなど、読み手の立場に立って配慮しましょう。

4-3. パワポデザインの注意点

プレゼン資料を作成する経験が浅い場合にやってしまいがちなデザインの注意点について、今一度確認しておきましょう。

情報を詰め込みすぎない

ワードやテキストエディタなどで要点をまとめずに、いきなりパワポに入力した場合にありがちな失敗です。考えをまとめていくうちに文章が長くなってしまいがちですが、パワポ資料に入力するのは考えをまとめた「結果」だということを肝に銘じましょう。

1つのスライドには1つのテーマ

これも上記と関連しますが、パワポ資料を作成する前に全体の構成を決めておき、要点をわかりやすく紹介するようにします。

アニメーションなど装飾を使いすぎない

初心者にありがちな典型的な失敗です。プロのデザイナーは、余白を計算に入れたシンプルでわかりやすいデザインを好みます。大切なことは、いかに聴衆にわかりやすく伝えるかです。アニメーションや凝ったフォント、影文字など不必要なワードアート、意味のない立体的な図形などは、聴衆の意識が散漫になり、提案を伝えるために邪魔になることもしばしばです。

PowerPointにデフォルトで入っている装飾は一般的に過剰なものが多いため、そのまま使用するとにぎやかになりすぎる傾向があります。デザイナーが作成したおしゃれなテンプレートを使えば、そのような心配はありません。

余白も大切な要素

余白があると、さまざまな情報を詰め込みたくなったりしていませんか? パワポでは、余白も大切な要素です。聴衆に提案を理解してもらうためには、適度な余白が必要です。

4-4. パワポデザインを変更する方法

テンプレート用ファイルとして保存

テンプレート配布サイトから新しいテンプレートをダウンロードしてきたり、会社名などをカスタマイズしたパワポ資料をひな形として今後も使いたい場合などには、テンプレートファイルとして保存します。テンプレートファイルを保存するファイルパスは以下になります(1)。

C:\Users\\AppData\Roaming\Microsoft\Templates

テンプレートファイルとして使用できるのは、.potxファイルです。ダウンロードしてファイルの拡張子が.potxになっていればテンプレートファイルです。.potxではないファイルの場合は、いったんファイルを開き、以下の手順でテンプレート用の.potxファイルに変更します。

自分で作成したり、ダウンロードしたパワポのファイルをテンプレートとして使用するには、まず[名前を付けて保存] で [ファイルの種類] を [PowerPointテンプレート(*.potx)] に選択して、あとで認識できるファイル名を付けます(2)。

テンプレートファイルを適用する

ファイルタブから新規をクリックし、表示されるテンプレート一覧からOfficeではなく個人用をクリックします(デフォルトではOfficeになっているので変更します。(1)参照)。個人用をクリックすると、上記で保存したテンプレートが表示されるので、使いたいテンプレートをクリックすると、そのテンプレートを適用した新しいパワポ資料の作成を開始することができます。

4-5. パワポデザインのアイディア例

あらかじめデザインされたテンプレートを使えば、デザインルールに頭を悩ませることなく、提案の中身に集中してプレゼンテーションを作成することができます。オンラインのデザインツールであるCanvaには、プロのデザイナーがデザインしたパワポのテンプレートが数多くあります。ここでは、その一部をご紹介します。気に入ったテンプレートがあれば、[このテンプレートを使用する] ボタンをクリックして、すぐにパワポ資料の制作をスタートできます。

シンプルなパワポデザイン3選

白を基調にしたやさしいイメージのテンプレートです。

補色を使った、シンプルながらも印象的なデザイン。

数字を明確に示すのに適したビジネス向けのシンプルなテンプレートです。

おしゃれなパワポデザイン3選

雰囲気あふれるおしゃれなデザインは、趣味のプレゼンテーションにぴったり。

スタイリッシュでミニマルなテンプレートです。

個性的でおしゃれなテンプレート。スクールやサロンなどにおすすめです。

かわいいパワポデザイン3選

クリスマスのアニメーションが楽しいテンプレート。

ステーショナリーのイラストを散りばめた、学校におすすめのテンプレートです。

ロマンチックなシーンで活躍するフローラルデザイン。

かっこいいパワポデザイン3選

タイトルとマッチしたフューチャリスティックなデザインが印象的なテンプレート。

大胆なオレンジの色使いが意思の強さを感じさせるテンプレート。

シンプルながらもアートな雰囲気を感じさせるテンプレート。

ビジネスで使えるパワポデザイン3選

幾何学模様と、コントラストの効いた青と白のカラーリングがビジネスに最適。

社内プレゼンなどにおすすめの、読みやすくメリハリのあるテンプレート。

写真を活用したビジネス向けのテンプレート。

5. Canva を使えばかっこいいパワポ資料が簡単に作成できる

シンプルでクオリティの高いパワポのプレゼン資料を作成したいなら、デザインツールのCanvaがおすすめです。無料で使えるので、気になったデザインがあれば今すぐアカウント登録をしましょう。

スマートフォンやタブレットでも利用できます。こちらからアプリをダウンロードしてください。

ここでは、

  • Canva のプレゼンテーション用/おすすめシンプルテンプレート10選
  • Canva のテンプレートは簡単にアレンジができる
  • ファイルをダウンロードした後パワポ側で微調整も可能

をご紹介します。

テンプレートの使いやすさ、アレンジの簡単さについて、ぜひ実際に利用して確かめてみてください。

5-1. Canva のプレゼンテーション用/おすすめのシンプルなテンプレート10選

実際にCanvaで利用できるプレゼンテーション用のテンプレートからおすすめをご紹介します。

ここでご紹介するのは、あくまでもほんの一部です。Canvaには8,000を超えるテンプレートが揃っています。テンプレートの文字はすべて日本語のフォントに変更することができますし、画像などもすでに揃っているのであれば、アップロードしてテンプレートの画像と入れ替えるだけで、すぐにプレゼン資料ができあがります。

5-2. Canva のテンプレートは簡単にアレンジができる

Canvaのテンプレートは簡単にアレンジができます。

  1. たとえば、デザイン全体は気に入っているが、背景の色を変えたい場合。変えたい部分をクリックして、左側の色のパレットから好きな色を選べば簡単に入れ替えることができます。
  1. 画像をはめ込んでみたが、もう少し画像の色味を変えたいといった場合も、加工したい画像を選んで、好みのフィルターをかければ画像加工ができます。
  1. それ以外にも、フォントを替えたり、フォントの色や太さを変えるのも簡単にできます。

5-3. ファイルをダウンロードした後パワポ側で微調整も可能

Canvaで作成したパワポのファイルはダウンロードした後で、マイクロソフトのパワーポイント側で普通にファイルを開くだけで編集したり微調整することが可能です。

ソフト間を移動した際にフォントが変わっていたり、オブジェクトの位置が少しズレることがありますが、簡単に微調整できます。基本的には、Canva上でデザインを完結させることが可能ですが、項目位置やフォント確認などの最終的な見え方のチェックはパワーポイント側で行うことをおすすめします。

くわしくはこちらの記事でくわしく解説していますので、あわせてお読みください。

6. まとめ

最後に、おしゃれで提案力のあるデザインのテンプレートを選ぶコツを振り返っておきましょう。

  • 使用色は2〜3色程度に抑えたものを選ぶ
  • 色の効果をよく考えて選ぶ(業種や商品・サービスに適しているか?)
  • シンプル過ぎても逆効果になることがあるので注意

無料で使えるスタイリッシュなプレゼン用テンプレートが豊富に揃っているCanvaもおすすめです。一度使ってみれば、その手軽さに驚くかもしれません。ぜひ、Canvaを使って、「勝てる」プレゼン資料作りに役立ててください。

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