SNSといえばツイッターやインスタグラムなどが有名ですが、その中でも若者を中心に爆発的な人気を誇るサービスがあります。それが、短尺動画投稿サービス、TikTok(ティックトック)です。
TikTokは、15秒の短い動画を編集して投稿できるプラットフォームです。2017年に日本上陸したサービスで、10〜20代を中心に支持を得ています。自分の好きな曲や人気曲を使って動画を撮影できることや、動画投稿のハードルが低いことなどが、爆発的な人気の理由です。
最近では、TikTokの動画がきっかけで流行した楽曲もあり、かなりの拡散力が期待できます。
本記事では、TikTokをこれから始めたい方向けに、「TikTokの使い方」や「動画の編集・投稿方法」について詳しく解説します。TikTok動画をさらにバズる動画に編集できる、テンプレートをつかった動画の編集方法についても紹介していますので、気になる方はぜひ最後までお読みください。
TikTok(ティックトック)は、15秒から3分までのショートムービーを投稿・視聴できるSNSプラットフォームです。以前までは、アップロードできる動画の長さの上限は1分でしたが、2021年7月から3分に延長。現在、上限を5分に伸ばすテストも行っているとの情報もあり、投稿できる動画の長さは今後も変わることが予想されます。
2016年に、中国のByteDance(バイトダンス)が、TikTok(抖音)のサービスを開始。150ヵ国でサービスを提供しており、世界の月間アクティブユーザー数は10億人を突破する(新しいタブまたはウィンドウで開く)と言われています。国別でみると、中国が一番ユーザー数が多く、次に米国が続きます。日本での月間アクティブユーザー数は、約950万人(2018年時点)(新しいタブまたはウィンドウで開く)です。
FacebookやInstagram、X (Twitter)と比べると、TikTokは10代〜20代のユーザーがメインで、若者を中心に人気を集めています。TikTokが若者の間で流行している理由の一つが、ちょっとしたスキマ時間に動画を楽しめることです。最短15秒の短尺動画が流れるので、好きな時間に飽きることなく視聴できます。気軽に楽しめるプラットフォームだからこそ、誰でも気軽に動画を投稿できることも流行している理由の一つです。
さらに、TikTokで投稿した動画は、他のSNSやLINEで友だちにシェアしたり、Instagramのストーリーズやリールにそのまま投稿したりすることも可能です。
TikTokは、動画の視聴だけであればアカウント登録は必要ありません。アプリをダウンロードするだけで、すぐに動画を楽しめます。しかし、動画へのいいねやコメント、フォローはアカウントが必要なため、長期的にTikTokを利用したい場合は、アカウントの登録をおすすめします。
では、ここからはアカウント登録の手順について紹介します。
「App Store(新しいタブまたはウィンドウで開く)」または「Google Play(新しいタブまたはウィンドウで開く)」から、TikTokアプリをダウンロードしてください。
アプリを開くと、利用規約・プライバシーポリシーへの同意が求められます。同意する場合は、「同意して続ける」をタップします。次に、好きなカテゴリーを選択します。ここでは、あなたが興味のあるカテゴリーを選びましょう。回答したくない場合は「スキップ」をタップします。
次に進むと、TikTokのトップページが開きます。ここから、アカウント登録をすることなく動画を視聴できます。画面を上にスワイプすると、次の動画が再生される仕組みになっています。
アカウントを登録する場合は、画面左下の「プロフィール」を開きます。そして、プロフィール画面にある、赤色の「登録」ボタンをタップします。アカウント登録には、電話番号やメールアドレス、LINE、Apple、X (Twitter)、Googleアカウントなどが使えます。
次に、生年月日とユーザー名を入力します。使えるユーザー名であれば、名前の右横にチェックマークが表示されます。ユーザー名は、あとから変更することも可能です。最後に「登録」をタップすると、アカウント登録の完了です。プロフィールの写真は、アカウント登録に使用したアカウントのプロフィール写真がそのまま引き継がれます。もちろん変更も可能です。
ここでは、TikTokのホーム画面の見方について紹介します。まず、ホーム画面を開くと以下のように動画が表示されます。画面にはそれぞれの機能があります。
画面上では「フォロー中」または「おすすめ」の動画を選べます。デフォルトでは、「おすすめ」の動画が流れますが、上部の「フォロー中」をタップすることで、フォローしているユーザーの動画だけを視聴できます。
画面左下にある家アイコン「レコメンド」では、動画を視聴できます。①を切り替えて、フォロー中のアカウントの動画、またはおすすめの動画を視聴するかどうか決められます。動画を上にスワイプすると次の動画へ、下にスワイプすると前の動画に戻ることができます。
フォローマークです。マークをタップすると、動画を投稿した人のページに移動します。気に入ったときは投稿者をフォローできます。または、マーク下の「+」ボタンをタップすると、投稿者ページに移動することなくフォローが可能です。
ハートマークをタップすると、動画に「いいね」ができます。
吹き出しをタップすると、動画に寄せられたコメントを閲覧したり、動画にコメントを残すことができます。
矢印のシェアマークをタップすると、動画をシェアする方法を選べます。TikTok内のフォロワーにシェアすることもできれば、LINEやInstagram、X (Twitter)、Facebook、SMS、Messanger、WhatsAppを使った共有、またはリンク共有もできます。
動画に使われている楽曲です。アイコンをタップすると、楽曲をセーブ(保存)することも、同じ楽曲を使って作られた他の投稿を見ることもできます。
TikTokで動画を楽しみたいときに、最低限知っておきたいTikTokの機能と使い方について紹介します。
TikTokで動画を検索するときは、画面下の「トレンド」をタップします。ここでは、人気急上昇のハッシュタグが表示されており、ハッシュタグに関連した動画を一覧で視聴できます。また、検索窓でユーザー名やハッシュタグを検索することができます。
お気に入りのアカウントをフォローする方法はいくつかあります。動画を視聴しているときにアカウントをフォローしたいときは、画面右のアイコンをタップします。投稿者のプロフィールを確認して、「フォロー」ボタンを押すとフォローできます。また、フォローしたいユーザー名がわかるときは、画面下の「トレンド」をタップして、検索窓からユーザーを検索しましょう。あとは同じ方法でアカウントをフォローできます。
さらに、知り合いのアカウントをフォローしたいときは、プロフィール画面を開きます。画面下の「プロフィール」をタップして、画面左上の友達追加ボタンをタップします。ここでは、友達をTikTokに招待したり、連絡先やSNSと同期して知り合いのアカウントを探したりできます。
TikTokには、気に入った動画をセーブ(保存)する機能、そしてダウンロードできる機能があります。保存・ダウンロードするときは、画面右の横3点をタップします。ダウンロードは、1番目の「ダウンロードする」、そして保存は2番目の「セーブする」をタップしてください。ダウンロードした動画は、自動でデバイスに保存されます。
保存した動画は、プロフィール画面からいつでも見返すことができます。プロフィール画面のブックマークをタップすると、過去に保存した動画を一覧で見ることが可能です。
気に入った動画があれば、画面右のハートマークをタップして「いいね」ができます。過去にいいねした動画は、プロフィール画面からいつでも確認できます。
さらに、動画にコメントすることもできます。画面右の吹き出しマークをタップすると、動画に寄せられたコメントを見ることができます。ここでコメントを残すことができます。吹き出しマークを押さずに、画面下から直接コメントを残すことも可能です。
お気に入りの動画があれば、他のTikTokユーザーにシェアしてみましょう。画面右の矢印マークをタップすると、すでにフォローしているユーザーに動画をそのまま共有できます。
さらに、LINEやInstagramなど、他のSNSに動画をシェアすることもできます。例えば、TikTokでみた動画をInstagramのストーリーズで共有したいときは「Stories」をタップします。インスタグラムのアプリが開き、自動でTikTok動画がストーリーズにシェアされます。
では、実際にTikTokで動画を投稿してみましょう。ここでは、TikTokで動画を撮影して投稿したい方向けに、動画撮影で使える基本的な機能について紹介します。
画面下の真ん中にある「+」マークをタップすると、撮影を開始できます。TikTokで初めて動画を撮影するときは、カメラとマイクへのアクセスを許可します。カメラが起動すると、画面下に赤いボタンが表示されます。このボタンで撮影を開始・停止できます。
次に、赤いボタンの上にある撮影モードから、お好みの動画の長さを選びます。現在(2021年9月時点)、「15秒モード」「60秒モード」「3分モード」から選べます。また、撮影モードを「フォトモーション」に切り替えると、複数の写真を並べて動画を作ることもできます。
動画を撮影する前に、動画で使いたい楽曲を選びます。画面上の「楽曲を選ぶ」をタップすると、動画で使える楽曲が一覧で表示されます。人気急上昇の曲やプレイリストなど、流行りのトレンド楽曲が使えます。知らない曲があれば、楽曲のカバー画像の再生ボタンをタップすると試し聴きできます。
動画を視聴しているときに「この楽曲をつかってみたい」と思うこともあるでしょう。そんなときは楽曲を保存しておけば、動画を撮影するときに忘れずに使うことができます。例えば、動画を見ていて楽曲が気に入ったら、画面右下の楽曲アイコンをタップします。その楽曲が使われた投稿が一覧で表示され、保存しておきたいと思ったら「セーブする」をタップします。これで、撮影時に楽曲を選ぶときでも、「セーブ済み」に切り替えれば、過去に保存しておいたお気に入りの楽曲をそのままBGMとして使うことができます。
TikTokでは、動画の速度を設定することができます。動画の速度は、画面右の上から2番目にあります。この変速モード機能を使うと、動画を倍速にすることもスロー撮影することもできます。速度を変えて、面白い動画に仕上げたいときにぜひお試しください。
TikTokには、多彩なフィルターが揃っています。被写体に合わせて、ポートレート(人物)、風景、グルメ、Vibe背景などからフィルターを選んで、画面全体の色を統一できます。
人の顔を出すときは、メイク機能を使うこともできます。画面右の上から4番目の「メイク」をタップすると、肌の色のトーンや顔のパーツ単位で加工ができます。メイク加工の度合いは、画面のバーを左右に動かして調整することも可能です。
TikTokには、フィルター機能やメイク機能の他にも、顔を加工できる「エフェクト機能」があります。エフェクト機能は、赤いボタンの左にあります。エフェクトの中には、一瞬で顔が3Dアニメキャラクター風になるものもあります。
自撮りをするときに便利なのが「カウントダウン機能」です。カウントダウン機能を使うと、ハンズフリーで撮影ができます。画面右の下から2番目にあるのが、カウントダウン機能です。ここでは、撮影の開始と終了タイミングを設定できます。撮影開始までのカウントダウンは、3s(3秒)または10s(10秒)から選べます。そして下にあるバーで、撮影を終了するタイミングを調整できます。
真ん中の赤いボタンは、撮影の開始だけでなく、一時停止したいときにも使えます。撮影中に、赤いボタンを再度タップすると一時停止します。もう一度タップすると、撮影が再開されます。この一時停止機能をすることで、一度では撮れないような動画も作れます。一時停止を数回繰り返すことで、短いクリップがつながる仕組みになっています。1つ前のクリップが気に入らなければ、赤いボタンの右にある「×」をタップすると、最後に撮影したクリップを削除できます。
TikTokで撮影が完了したら、動画にテキストやステッカー、音声効果などを加えて仕上げましょう。ここでは、動画の編集に使える基本的な機能について紹介します。
撮影した動画は、後から動画の前後をカットすることができます。動画をカットして調整したいときは、画面右の上から3番目「クリップ調整」をタップします。これで、動画の前後をカットして、動画の長さを調整できます。また、複数のクリップにわけて動画を撮影した場合は、クリップ単位で長さを調整できるだけでなく、長押しをすることでクリップの順番を入れ替えることも可能です。
動画の音声を加工したり、後から音声を追加することができます。動画に入っている音声を加工する場合は、画面右の「音声効果」をタップします。リスのような高い声や、男性の声、ロボットの声など、様々な声に加工できます。また、後から音声を追加するときは、画面右の「アフレコ」をタップします。アフレコ機能で撮った音声も、後から音声効果で加工することが可能です。
TikTokには、自動で字幕を追加できる機能もあります。画面右の「字幕」をタップすると、自動で音声をアップロードして字幕を生成してくれます。音声なしでも動画を視聴できるように、字幕を追加したいときに重宝する機能です。
動画にステッカーを追加したいときは、画面下の「スタンプ」から追加できます。静止画だけでなくアニメーションのスタンプも豊富にあります。追加したスタンプは、アニメーションの動きを調整(ピン)したり、ステッカーの表示時間を設定したりできます。
動画にタイトルや説明文を追加できます。文字のフォントや色も自由に選べます。追加したテキストは、テキスト読み上げ機能を使って、機会音で読み上げた音声を追加することもできます。さらに、スタンプと同様に、テキストの表示時間を設定できます。
画面下にあるエフェクトをタップすると、選択した箇所にエフェクトを追加できます。エフェクト一覧の中から使いたいエフェクトを長押しすると、長押しした秒数にだけエフェクトが適用されます。または、動画を再生してから途中でエフェクトを長押しすることで、動画の途中からエフェクトを適用することも可能です。
動画の編集が完了したら、いよいよ動画を投稿します。キャプションやカバー画像を設定して、投稿作業を完了させましょう。
まず、動画のカバー画像を設定します。カバー画像は、動画のサムネイルとして表示される画像です。カバー画像は、動画の中から選ぶことができ、テキストも追加して仕上げることができます。
次に、動画のキャプションを追加します。動画の説明文をここで入力しましょう。キャプションでは、ハッシュタグや他のユーザーのタグ付けもできます。「#ハッシュタグ」をタップすると、そのときの人気ハッシュタグが表示されるので、再生回数を伸ばしたいときは積極的にハッシュタグを取り入れてみてください。
動画の公開範囲を設定しましょう。デフォルトでは、すべての人に公開されるようになっていますが、公開範囲を以下のオプションから選択できます。
コメントはデフォルトでオンになっています。他のユーザーからコメントを受けたくない場合は、タップしてオフにしておきましょう。コメントがオフになっている動画は、吹き出しをタップしてもこのようにコメントができないようになっています。
TikTokには、画面を二分割にして、TikTok内にある好きな動画とコラボができる「デュエット機能」があります。この機能をつかって、有名TikTokerたちの動画の隣で踊ることも、友達がまるで隣にいるかのように掛け合いをする動画も撮影できます。もし、自分の動画をデュエットに使われたくないときは、デュエットをオフにしましょう。ちなみに、デュエットがオンになっている動画であれば、シェアボタンをタップしたときに「デュエット動画を作成」が表示されます。
自分の動画をリミックスされたくない場合は、リミックスをオフにすることをおすすめします。リミックスとは、他のユーザーの動画を切り取ってオリジナルの動画を撮影できる機能です。リミックスできる動画は、シェアボタンの下にある横3点をタップすると、リミックスが表示されます。リミックスをタップすると、動画のクリップを調整して、オリジナルの動画を追加できます。
TikTokで作成した動画を、インスタグラムでも投稿できます。インスタグラムの投稿またはストーリーズとしてシェアできます。インスタグラムにシェアする場合は、事前にインスタグラムのアカウントを連携させる必要があります。
TikTokで動画を投稿するときは、TikTokのプライバシー設定も知っておくと便利です。TikTokには、アカウントの公開・非公開、ダウンロード許可、アカウントのブロックなど、各種プライバシー設定が揃っています。プライバシー設定は、プロフィール画面の右上にある横3本線のメニューをタップして設定しましょう。
他のSNSと同じように、TikTokでもアカウントを非公開にすることができます。アカウントが非公開になっていると、知らない人にフォローされることはなく、自分が承認した人だけが自分の動画を視聴できます。途中でアカウントを非公開にしても、既存のフォロワーには影響はありません。なお、アカウントが公開の場合でも、他のユーザーにおすすめされたくない場合は、その下の「あなたのアカウントのおすすめ表示」をオフにしておくことをおすすめします。
TikTok動画は、ダウンロード機能がついています。自分の顔出し動画を他のユーザーにダウンロードされたくない場合は、ダウンロード機能をオフにしましょう。ダウンロードは、プライバシー設定のページを下にスクロールすると見つけることができます。デフォルトでオフになっていますが、ダウンロードされたくない場合は、再度チェックすることをおすすめします。
不快なコメントやスパムコメントを非表示にしたときは、コメントをオフにすることができます。ダウンロードの下にある「コメント」をタップすると、動画にコメントできる人を「誰でも(すべての人がコメント可能)」「友達のみ(フォロワーだけコメント可能)」「オフ(コメントできない)」から選択できます。または、コメントフィルター機能で、非表示にするコメントを細かく設定できます。例えば、フィルターキーワードをオンにすると、自分でフィルターをかける言葉を自由に入力できます。
TikTokで誰かをブロックしたいときは、その人のプロフィール画面からブロックができます。プロフィール画面の右上にある横3点をタップして、「ブロック」を選択します。一度ブロックすると、相手にあなたの動画を視聴されたり、いいねやコメントをされることはありません。過去にブロックしたアカウントは、プライバシー設定の一番下の「ブロック済みのアカウント」でいつでも確認できます。
TikTokには、楽しい動画を撮影・編集できる機能が豊富にそろっていますが、他のTikTokクリエイターと差をつけるには「テンプレート」が欠かせません。
Canvaには、シンプル、スタイリッシュ、おしゃれ、かわいいなど、あらゆるテイストのTikTok動画テンプレートが数百種類あります。
Canvaのテンプレートの使い方は簡単です。TikTok動画テンプレート一覧の中から、お好みのデザインを選んで、写真や文言を入れ替えて自分なりにアレンジするだけ。TikTokにはないような、日本語や英語フォント、写真やイラスト素材、アニメーション、楽曲を追加できます。Canvaのテンプレートがあれば、動画の編集の幅が大きく広がります。
ここでは、Canvaのテンプレートの探し方、そして動画の編集方法について紹介します。
まず、Canvaのアプリ(iPhone(新しいタブまたはウィンドウで開く)・Android(新しいタブまたはウィンドウで開く))をダウンロードして開きます。※ブラウザでも動画を作成できます(新しいタブまたはウィンドウで開く)
ホームページ上部にある検索窓で「TikTok」と入力して、予測候補に表示される「TikTok用動画」をタップしてください。TikTok動画に使えるテンプレートの一覧が表示されます。この中から、お気に入りのテンプレートを選んでタップしてください。
テンプレートをタップすると、Canvaの編集画面が開きます。ここでテンプレートを自由にカスタマイズできます。まず、テンプレートにある既存テキストを編集してみましょう。テキストを編集したいときは、テキストをタップします。画面下にあるメニューから、文字のフォント、大きさ、色、配置、装飾をカスタマイズできます。
動画にイラストやアニメーションなどのグラフィック素材を追加したいときは、画面左下の「+」をタップします。開いたメニューから [素材] タブを選択してください。ここから、使いたい素材を選びましょう。
素材を探すときは、検索窓も活用できます。例えば、ハートのイラストを探しているなら、検索窓で「ハート」と入力します。検索窓の下の項目から「グラフィック」を選択すると、ハートのイラストを一覧で見ることができます。素材の中には、有料のプレミアム素材も混ざっているので、無料で動画を作りたいときは、「無料」とかかれた素材を選ぶようにしてください。イラストをタップすると、自動でテンプレートに追加されます。
お手持ちの動画をアップロードして、テンプレートの動画と入れ替えます。まず、既存の動画をタップして、画面下のメニューから「削除」を選択します。動画を削除したあとは、画面左下の「+」をタップして、メニューから [アップロード] タブを選択します。ここで、お手持ちの動画をアップロードできます。
アップロードされた動画をタップすると、テンプレートに自動で追加されます。動画を追加しただけでは、テキストやグラフィック要素が隠れたままなので、動画を一番下のレイヤーに移動させたいと思います。レイヤーの移動は、画面下のメニューの「配置」から行えます。動画を選択した状態で、配置を「背面へ」をタップします。何度かタップすると、動画が一番下のレイヤーに移動します。これで動画の完成です!
デザインが完成したら、画面右上のダウンロードアイコンをタップします。一覧から「名前を付けて保存する」をタップします。ファイルの種類は「MP4形式の動画」がおすすめです。あとは、ダウンロードした動画をTikTokで投稿するだけ。ぜひ、お試しください!
CanvaがおすすめするTikTok動画テンプレートを紹介します。テンプレートは、動画とテキストをカスタマイズするだけで、すぐにTikTokで投稿できます。気になるテンプレートがあれば、動画をタップをして今すぐデザインを開始してください。
今回は、TikTok(ティックトック)の使い方についてご紹介しました。他の人と差をつけたTikTok動画を自分で作りたいときは、無料デザインツール「Canva」がおすすめです。
Canvaには、おしゃれなTikTok専用動画テンプレートが数多く揃っています。1億万点以上のグラフィック素材(写真・イラスト・アイコンなど)をつかって、テンプレートを自由にカスタマイズしてみませんか?